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騒がしい楽園 の商品レビュー

3.1

58件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    9

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2021/03/12

幼稚園教諭がマスコミの被害者になったり探偵紛いのことをしたりしまいには囮まで。後半で目まぐるしく事態が展開していくがどこか冷めた目で見ている自分に愕然。どうしても肩入れできない登場人物の面々のせいなのか棚上げになっている待機児童、騒音問題が置きっぱなしで終わってしまったせいなのか...

幼稚園教諭がマスコミの被害者になったり探偵紛いのことをしたりしまいには囮まで。後半で目まぐるしく事態が展開していくがどこか冷めた目で見ている自分に愕然。どうしても肩入れできない登場人物の面々のせいなのか棚上げになっている待機児童、騒音問題が置きっぱなしで終わってしまったせいなのか。中山七里さんはとても好きな作家さんなのだけど当たり外れが結構あって読みながらこれはハズレなのかと訝しく思ってしまった。微妙な作品かな。

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2021/02/12

デビュー10周年を記念して、毎月刊行した2020年の1作目。 単独作品なので、スルーしていたが、また読む本が無くなって来たので、1年経って読んでみることに。 舞台は世田谷区にある幼稚園。 埼玉県の片田舎にある同じ経営母体の幼稚園から、転勤してきた26歳の舞子。正義感が強く、仕事も...

デビュー10周年を記念して、毎月刊行した2020年の1作目。 単独作品なので、スルーしていたが、また読む本が無くなって来たので、1年経って読んでみることに。 舞台は世田谷区にある幼稚園。 埼玉県の片田舎にある同じ経営母体の幼稚園から、転勤してきた26歳の舞子。正義感が強く、仕事も出来るとの評価から都心の大きな幼稚園に転勤になったかと思いきや、転勤先の幼稚園で待っていたのは、近所の騒音問題やモンスターペアレントたち… 序盤は待機児童の問題など、社会問題を題材にした作品かと思って読んでいたが、幼稚園の池に薬品が入れられたり、蛇の死骸を置かれたり、悪質な嫌がらせが舞子たちを襲うようになる。 舞子のクラスの中でもマウンティングがあり、その頂点にいると思われる結愛が殺されると言う事態にまで発展する… 他の方のレビューを読んでいたので、思った通り、微妙な内容。 社会問題を描いていたかと思っていたら、いきなり殺人事件が起きてしまうし、何故か容疑をかけられている舞子自身が所轄の刑事と組んで、犯人探しをしてしまうし、展開が強引過ぎる。 都心にある幼稚園の騒音問題や、待機児童に関する内容については、特に解決もせず、途中で全く別の話に変わってしまったよう。 舞子の性格もイマイチで、第1弾として、楽しみに読んでいたら、もっとショックだったかも。

Posted byブクログ

2021/01/28

ラストは意外というか、これで終わりという感じがしました。 もったいないですね。 もっとじっくり読みたかったです。

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2020/11/16

幼稚園教諭のお仕事本。現代に則した問題提起から、様々な展開に戸惑いながらも無事難題を解決していく。七里さんの明快な文章にのってスッキリとくるのですが、アレアレどんでん返しは、エッもう終わりちょと物足りなさが残る作品でした。舞子先生と同僚の池波先生の掛け合いは、なかなか良かった。

Posted byブクログ

2020/11/08

 埼玉県から都内にある若葉幼稚園に赴任することになった神尾舞子。前の学校でも同僚で、話しやすかった池波智樹とまた一緒に働けることにほっとしていた舞子だったが、初日から園児の声がうるさいと町内会長が抗議に来たり、翌日には待機児童問題に困った母親に詰め寄られるなど心は休まらない。そん...

 埼玉県から都内にある若葉幼稚園に赴任することになった神尾舞子。前の学校でも同僚で、話しやすかった池波智樹とまた一緒に働けることにほっとしていた舞子だったが、初日から園児の声がうるさいと町内会長が抗議に来たり、翌日には待機児童問題に困った母親に詰め寄られるなど心は休まらない。そんな中、幼稚園の池の魚がほとんど死んでしまったり、頭が潰された蛇の死骸が見つかったりと次々と事件が起こる。  今回も私が嫌いなタイプが主人公ということで、感想は『闘う君の唄を』に似たりよったりだけれど…結末はちょっと肩透かしという感じかなぁ。結局、事件は解決しても、幼稚園としての問題は何ひとつ解決してないもんなぁ。ところでこの主人公、『おやすみラフマニノフ』ではオーボエを吹く音大生として登場していた人物。警察に関しては、都内というものの、最初は器物破損扱いなので、出てくるのは世田谷署生活安全課の古尾井雅人と菅田(すがた)という刑事。誰か知っている人が出てくるかと期待したけど、それは無かった。

Posted byブクログ

2020/10/30

 中山七里ミステリー作品 「ドクターデスの遺産」に続いて今回「騒がしい楽園」読完しました!! 自分の中では(ミステリー作品=中山七里)くらい大好きなのでとても読んでいて楽しめました。  今回も、最大のどんでん返し、小さな伏線を最後に回収する感じとても良かったです 物語の舞台は幼稚...

 中山七里ミステリー作品 「ドクターデスの遺産」に続いて今回「騒がしい楽園」読完しました!! 自分の中では(ミステリー作品=中山七里)くらい大好きなのでとても読んでいて楽しめました。  今回も、最大のどんでん返し、小さな伏線を最後に回収する感じとても良かったです 物語の舞台は幼稚園。都会ならではの問題に赴任して間もない舞子がその問題に対峙していく。 しっかり自分を持ち、周りに流されない舞子を襲うある出来事が起こってしまう……。そこにはいつも舞子を支える同僚の池波。 大人の事情に罪の無い子供達を大きく巻き込んでしまう。  次回も中山七里作品読んで感想をお伝え出来ればと思います

Posted byブクログ

2020/10/20

図書館で借りた本。 幼稚園教諭の舞子先生が配属された先の幼稚園で、小さな事件が起こった。観察池に毒物を投入され、中のメダカたちが全滅してしまていた。最初は子供の悪戯と思っていた関係者も次はヘビ、アヒル、ネコと続いていき、悪戯ではすまない感じになってきたある日、殺人事件が起こった。

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2020/09/11

中山七里といえども出来不出来はある。まあ好みの問題かもしれないが。この作品は、バリバリ仕事のできる幼稚園の教師が、ちょっとした失態から回りからののバッシングに会い窮地に立たされるという展開なのだが、ちょっと冗長なような。幼稚園と教師の置かれている実態という社会問題に対する切り込み...

中山七里といえども出来不出来はある。まあ好みの問題かもしれないが。この作品は、バリバリ仕事のできる幼稚園の教師が、ちょっとした失態から回りからののバッシングに会い窮地に立たされるという展開なのだが、ちょっと冗長なような。幼稚園と教師の置かれている実態という社会問題に対する切り込みも弱いような。全体として物足りなさを感じる。最後の犯人をあぶり出す過程はスピード感もあり、中山作品だなと思う。

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2020/09/10

そっか『闘う君の唄を』の第2作なんだな、と読み終わってから気づく。そのくらい前作を覚えていなかったし、ヒロインのキャラもさっぱり記憶にない。「幼稚園を舞台にした作品もあったよなぁ」程度しか覚えてない。今作もそうなるかも。プロットや人物配置もちょっと作為に走り過ぎかな。「ミスリード...

そっか『闘う君の唄を』の第2作なんだな、と読み終わってから気づく。そのくらい前作を覚えていなかったし、ヒロインのキャラもさっぱり記憶にない。「幼稚園を舞台にした作品もあったよなぁ」程度しか覚えてない。今作もそうなるかも。プロットや人物配置もちょっと作為に走り過ぎかな。「ミスリードしてやろう」感も分かりやすすぎるよね。

Posted byブクログ

2020/08/26

もともと中山七里の医療系ミステリーが好きで手に取ってみたのだが、イチ保育士のドタバタ成長物語と思いきや幼女殺人時間にまでなり…。 親同士の派閥やいわゆるモンペア問題、殺人事件がミックスされても何故か中途半端感があり、事件解決してもまぁそうだろうなという犯人。ジャンルがあるとしたら...

もともと中山七里の医療系ミステリーが好きで手に取ってみたのだが、イチ保育士のドタバタ成長物語と思いきや幼女殺人時間にまでなり…。 親同士の派閥やいわゆるモンペア問題、殺人事件がミックスされても何故か中途半端感があり、事件解決してもまぁそうだろうなという犯人。ジャンルがあるとしたら消化不良系。

Posted byブクログ