デトロイト美術館の奇跡 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アートに疎いわたしですが、 本屋さんでなんとなく惹かれて手に取ってみました。 "こんなに薄いのに濃い"と言った謳い文句だったと思います。 確かに、本は150ページにも満たない薄さですが、内容はよかった! 1番は、"アートは友だち"という1つの明確な答えを受け取ったこと。 これまで、アートはもっと高貴で気高い人たちのものだと思っていました。 でも、登場人物のフレッドやジェシカは、そうではない…どちらかといえばもっともっと慎ましやかに静かに生活をしていた夫婦。 そんな夫婦の友達は、オルタンスをはじめとしたDIAに住む作品たち。 アートを友だちと思っていたんだ、それが優しく小さな衝撃でした。 その友だちのおかげで、DIAの作品たちが守られていくストーリーにも感動しました。 素直に、オルタンスに会いに、その他の家族に会いにデトロイト美術館に行ってみたくなる。 じんわりと心が温まる作品でした。
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原田マハさん1冊目。 うん。。短いからというのもあるのだろうけど、内容が薄いように感じてしまった。 また原田マハさんを読んでみたいとは思う!
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アートには作成した人やその時代だけでなく、その作品の持ち主や出会った人の歴史も刻まれていくんだなあ。 人や動物を愛するように、アートを愛する気持ちがデトロイト美術感を救っていく感動作でした。 原田さんの小説には「アートは友だち」という親しみやすい感覚が根底にあって、アートを近い存...
アートには作成した人やその時代だけでなく、その作品の持ち主や出会った人の歴史も刻まれていくんだなあ。 人や動物を愛するように、アートを愛する気持ちがデトロイト美術感を救っていく感動作でした。 原田さんの小説には「アートは友だち」という親しみやすい感覚が根底にあって、アートを近い存在に感じさせてくれる。量的にはとても読みやすかったけど、裁判(会議?)の逆転の流れをもっとしっかり読みたかったかな。
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美術館に行ってみたくなる本。 絵は「友達」,美術館は「友達の家」…というキーワードが好き。 結構あっさりと読めてしまうので,美術が苦手な人にもおすすめかも。 もっと重厚を求めている人には物足りないかも。
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アートは、身分、性別、出自、年齢を越えて友人になれる。彼ら彼女らを目の前にすると、人間を縛り付けているどんな肩書き、情報も全て丸裸になり、ただ自然体の自分でその絵画に対して感情を抱く。 私はまだアートに追いつけていない。だから、マハさんの描く登場人物の感動はまだ掴みきれていない...
アートは、身分、性別、出自、年齢を越えて友人になれる。彼ら彼女らを目の前にすると、人間を縛り付けているどんな肩書き、情報も全て丸裸になり、ただ自然体の自分でその絵画に対して感情を抱く。 私はまだアートに追いつけていない。だから、マハさんの描く登場人物の感動はまだ掴みきれていないし、物語も何だか大袈裟な気もする。いつか、味わいたいものだ。
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デトロイト市の財政破綻の際、実際におきたデトロイト美術館の美術品売却騒動。史実をもとにしたフィクション。ちょっと読むのにちょうどいい量で、ちょうどいい内容。最近環境保護団体による美術品破損が起きているので、タイムリー。
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芸術とは何たるや。を知らなかったけど、知らないからこそ遠ざけていたけど、この作品を読んでそんなに気張らなくていいんじゃないかと思えた。 デトロイト美術館にある作品。それらは全て友達で、その作品達が飾られている美術館は友達の家。 この考え方がまずもってとても好きだったし、美術館...
芸術とは何たるや。を知らなかったけど、知らないからこそ遠ざけていたけど、この作品を読んでそんなに気張らなくていいんじゃないかと思えた。 デトロイト美術館にある作品。それらは全て友達で、その作品達が飾られている美術館は友達の家。 この考え方がまずもってとても好きだったし、美術館に行くことを友達に会いに行くというのが、美術を愛する人のしてんだなと思いました。 自分も何かをそう思えたらとても嬉しいなと思うし、そう思わせてくれた作品に感謝です。 物語自体も、スラスラと読みやすく、確かな知識に裏打ちされた内容でとても面白かったです。 暖かい、美術愛溢れる作品でした
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セザンヌな描いた「マダム・セザンヌ」。この絵画がある意味で別の主役。 この本の表紙にもなっているセザンヌ夫人のなんともいえない表情がいい。セザンヌに座っていていてと言われてモデルになっている夫人の画が目に浮かんでくるよう。 短いのでサクッと読めます。
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何かを成し遂げようと思ったら、それに向かってまずは行動してみなさい 物語の登場人物のご両親からの言葉。 分かってはいるけど、中々出来ない事だけどこの物語のこの雰囲気で言われると勇気が湧いて出来そうな気がする。 周りの人達が皆暖かく勇気が湧く、そして優しくなれる物語だった。 デ...
何かを成し遂げようと思ったら、それに向かってまずは行動してみなさい 物語の登場人物のご両親からの言葉。 分かってはいるけど、中々出来ない事だけどこの物語のこの雰囲気で言われると勇気が湧いて出来そうな気がする。 周りの人達が皆暖かく勇気が湧く、そして優しくなれる物語だった。 デトロイト美術館の経緯は実際のお話で登場人物は著者が取材された方々のイメージを組み合わせたらしい。 地元愛に溢れた美術館物語だ。
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このところすっかりはまっている原田マハさん。デトロイトといえば、KISSのデトロイトロックシティが脳内再生されてしまうような私なのでDIAなんて全く知らなかった。今回もどこまでがリアルでどこからがフィクションなのかわかりませんが泣きながらあっという間に読了。いつか行ってみたいなあ...
このところすっかりはまっている原田マハさん。デトロイトといえば、KISSのデトロイトロックシティが脳内再生されてしまうような私なのでDIAなんて全く知らなかった。今回もどこまでがリアルでどこからがフィクションなのかわかりませんが泣きながらあっという間に読了。いつか行ってみたいなあ… と言う場所がまた増えた。表紙になってるマダムセザンヌを何度も何度も見返しながら読みました。よかった!
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