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わたしの美しい庭 の商品レビュー

4.3

473件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2022/03/01

登場人物が挫折して、悩みながらも前へ進む展開は余韻が残るような話ではないが読後感がスッキリとして満足感のある話で面白かった。

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2022/02/27

大好きな「流浪の月」の凪良ゆうさんの作品ということで手に取って読んだ一冊。 百音、統理、路有、桃子、基。それぞれの人物が、それぞれの悩みや過去を抱えながら、それぞれの幸せを持ってる。何にも縛られない幸せの形に、なんだか読んだ私まで幸せな気持ちになりました。 百音たちの未来に幸...

大好きな「流浪の月」の凪良ゆうさんの作品ということで手に取って読んだ一冊。 百音、統理、路有、桃子、基。それぞれの人物が、それぞれの悩みや過去を抱えながら、それぞれの幸せを持ってる。何にも縛られない幸せの形に、なんだか読んだ私まで幸せな気持ちになりました。 百音たちの未来に幸あれ。

Posted byブクログ

2022/02/27

読後爽やか、サクサク読めた。 夜寝る前に読むのが楽しみだった。 ココに出てくる人たち、ある意味振り切れているって言うか、吹っ切れてる、達観している。 だから爽やかに感じるのかな。 自分もそうありたい。 人間関係でウジウジ悩んでる自分を吹っ切りたい。

Posted byブクログ

2022/02/27

マリコ書房(林真理子さんのYouTubeチャンネル)で紹介されていた本。この著者の本は3冊目。一番、普通の話でした(笑) 「流浪の月」の時も思ったけど、今は世間の考え方が合わなくて辛いと思う人は多くて、何かしら生きづらい。それを掬い上げて書くのがすごく上手い人なんだろうなと思う。...

マリコ書房(林真理子さんのYouTubeチャンネル)で紹介されていた本。この著者の本は3冊目。一番、普通の話でした(笑) 「流浪の月」の時も思ったけど、今は世間の考え方が合わなくて辛いと思う人は多くて、何かしら生きづらい。それを掬い上げて書くのがすごく上手い人なんだろうなと思う。女流作家って、なぜだか筆致からその人なりの温度と湿度と明るさみたいなものがあるんだけど、凪良さんの本は、すごく好きだと感じている(←何様w)。どれも面白かったけど、路有くんの話が良かった。私も情けは人のためならず、と唱えて生きていきたい。トウリくんの話も読みたかったなー。

Posted byブクログ

2022/02/26

20220225 物語に引き込まれてスラスラ読めちゃうそんな小説だった。 みんなそれぞれ抱えている生きづらさとか葛藤を抱えて生きているということが繊細に描かれている。 まだ幼い百音ちゃんの視点での素直な気持ちが所々散りばめられていて、子どもだけど大人だな、と感心。 特に、最...

20220225 物語に引き込まれてスラスラ読めちゃうそんな小説だった。 みんなそれぞれ抱えている生きづらさとか葛藤を抱えて生きているということが繊細に描かれている。 まだ幼い百音ちゃんの視点での素直な気持ちが所々散りばめられていて、子どもだけど大人だな、と感心。 特に、最終章の思いやりについての登場人物間のやりとりが印象に残った。 失うことや持っていないことで得るものってたくさんある、という統理の言葉がとても好き。その自分が歩んできた人生、経験そのものが、自分しかないエンパシー、想像力、つまりおもいやりの土台になるんだと思うんだよね。

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2022/02/24

美味しいお酒を飲む場面がいくつかあって、 その描写がよい。 「他愛ない話をして笑っているうちに、少しずつ酔いが回ってくる。意識が勝手きままに流れていって、話題がころころ変わる。  あちこちつながって、3分後には忘れている。無責任で愉しい時間。これがお酒の魅力だ。」 ホンマそのとお...

美味しいお酒を飲む場面がいくつかあって、 その描写がよい。 「他愛ない話をして笑っているうちに、少しずつ酔いが回ってくる。意識が勝手きままに流れていって、話題がころころ変わる。  あちこちつながって、3分後には忘れている。無責任で愉しい時間。これがお酒の魅力だ。」 ホンマそのとおり。

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2022/02/23

凪良さんの作品って少し疲れた人とか、悲しいことがあった人の駆け込み寺的存在になってそうだなぁと読むたび思う。少なくとも私にとってはそう。 嫌なことがあったら逃げていいと思うし、 他人がどう言おうと大切なのは自分の心と精神なので、 自分の生きたいように生きて良いのに それがダメな...

凪良さんの作品って少し疲れた人とか、悲しいことがあった人の駆け込み寺的存在になってそうだなぁと読むたび思う。少なくとも私にとってはそう。 嫌なことがあったら逃げていいと思うし、 他人がどう言おうと大切なのは自分の心と精神なので、 自分の生きたいように生きて良いのに それがダメなことだという雰囲気はなんなんだろうね。 社会人になってからそれをより強く感じる。 それが責任感ってことなのかしら、 改めてそんなことを考えさせられた。 私も心の休息となる縁切神社のような場所、近所に欲しいなぁ、探してみよう。

Posted byブクログ

2022/02/12

あるマンションの屋上に縁切り神社と屋上庭園がある。この神社の宮司さんである統理は、小学生の百音と暮らしている。二人は、血のつながりのない親子だ。同じマンションに住むゲイの路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。 みんなが持っているものを持っていないから、不幸せという事はない。失うこ...

あるマンションの屋上に縁切り神社と屋上庭園がある。この神社の宮司さんである統理は、小学生の百音と暮らしている。二人は、血のつながりのない親子だ。同じマンションに住むゲイの路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。 みんなが持っているものを持っていないから、不幸せという事はない。失うことや、持ってない事で得られるものもある。 異質なものへの反発、嫌悪。どうなんだろうか? 僕達は同じだから仲良くしようから、僕達は違うけど認め合おうとはならないのか。

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2022/02/07

流浪の月で大ファンになった凪良ゆうさんの作品 手に取った時は、長い…って思ったけど内容は面白いし、 短編になってるので読みやすかったです 凪良さんの作品は登場人物の名前から好きです。 文と更紗、芥、百音と統理と路有 どれも印象的で素敵 セクシャリティ、精神疾患など現代的な悩みと...

流浪の月で大ファンになった凪良ゆうさんの作品 手に取った時は、長い…って思ったけど内容は面白いし、 短編になってるので読みやすかったです 凪良さんの作品は登場人物の名前から好きです。 文と更紗、芥、百音と統理と路有 どれも印象的で素敵 セクシャリティ、精神疾患など現代的な悩みと恋人の死 どれも心が締め付けられるほど苦しいのに必ず最後には温かい気持ちになれる巻末に読者の私も助けられてしまうような作品でした とってもよかった、凪良ゆうさんの作品は綺麗

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2022/02/06

優しい物語。 凪良ゆうさんの小説に登場する人たちは、 繊細だけど優しくて強い。 大人になっても燻ってる「よくわからない灰色のモヤモヤしたもの」、ワタシも縁切りたい。

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