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月の落とし子 の商品レビュー

3.3

44件のお客様レビュー

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    6

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  3. 3つ

    13

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    4

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2025/08/09
  • ネタバレ

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月面で船外活動中の宇宙飛行士が突然吐血し、わずか1時間ほどで死に至った。残された3人のクルーは2人の遺体を回収し、その原因を未知のウィルスによる感染症と推測し、地球への帰還を試みるが、程なく3人のうち2人は同じ症状に倒れる。 最後まで生き残った日本人宇宙飛行士・工藤晃は… 穂波了さん、初読。 宇宙飛行士である工藤晃、晃の妹でJAXA職員の工藤茉由、感染症の研究者・深田直径の3人の視点から描かれる。 「アガサ・クリスティー賞」にしてはミステリ要素は少ない気もしたが、SFも守備範囲なので問題なし。 晃パートはすごい。面白かった。 が、あとの2パートで、ヒロインの茉由がどこか物足りなく、なのに深田が彼女に即惚れてしまうとか、薬剤散布に抵抗する国民の合唱とか、後半に向けて甘くゆるくなってしまった感じ。 9.11からテロ要素を抜いて、コロナ禍に、映画「アウトブレイク」を足して割ったような印象。 それでも、☆3個はない、というくらいには面白かった。

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2025/07/06
  • ネタバレ

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月から日本に来てしまった未知のウィルスが日本を襲う。日本人宇宙飛行士工藤晃、その妹でJAXAに勤める工藤茉由、国立感染症研究所の深田直径の視点から描かれる。 それぞれに緊迫感があり、面白く読めた。一部のずば抜けた行動力の人に依存している感があるが、スピード感があってよい。 恋愛部分は少しあっていない気がする。エンディングはこれまでのウィルス対策に汗を流していた人たちからしたら、そちらももう少し丁寧に書いてもらった方がよかったのかもと思う。

Posted byブクログ

2024/09/22

2019年のアガサ・クリスティー賞を受賞した作品。SFの分類にしたが、後半はパニック小説かな。前半に比べて後半は、主人公の女性がヘタレすぎて引いてしまった。この作者の作品、前に読んだ「月面にアームストロング・・・」も後半が弱かったし、それは残念。しかし、前半は本当に面白かった

Posted byブクログ

2024/07/11
  • ネタバレ

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月に行った宇宙飛行士が月面で突然死し、その遺体を引取に月へ。 無事に遺体回収したが、宇宙船内でウィルス感染が起き宇宙船は船橋にあるマンションに追突する。 パニック小説ですが、半分位はロマンスで昨日今日出会った2人が突然恋に落ち、まぁ、吊り橋効果なんて言うしと思いながらもなんか釈然としなく、でも、ハリウッドのパニック映画もロマンスあるしなぁーとなんとなく納得させながら読了です。が、最後、歌?みんなで歌う?“翼をください”歌う?ん??

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2024/04/01
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船橋に住んだことがあるのと、アガサクリスティー賞を受賞したとのことで気になって購入。 うーーーん、宇宙への知識とかウイルスへの知識は細かくて凄そうに感じたけど、これだけシリアスな状況なのに深田と工藤妹の距離が縮まって名前呼びになったりタメ口になったりする感じがきしょいな...と思って最後の方はほぼ流し読みしてしまった...恋に落ちる要素あった? 妹ちゃんの辛い気持ちも理解したいけど、上司に無理を言って信念を買われて現場に行ってるのに、かなり感情的で普通に自分勝手すぎて引いちゃったな... あと()で状況を追記する感じも初心者感あってなんか興醒めしちゃった。 工藤兄の話はスリリングで面白かったのに超残念

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2023/11/02
  • ネタバレ

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2019年アガサ・クリスティー賞受賞作品。 近未来の話ですね。ロシアとアメリカと日本の宇宙飛行士が協力して宇宙活動を行っている設定ですが、2023年現在、このようなロシアを交えた国際活動は、夢のまた夢ですよねぇ。 本の表表紙が、あたかも9.11の様に高層ビルから火災と煙が出ている絵なのですが、その場所が“あそこ”だとは。いやぁ、具体的に記すんだと思いましたよ。 この作品で描かれたようなウイルスは居ない事を願うしかないわけですが、宇宙は広いですからね、何があるかわからないですよね。

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2023/09/03
  • ネタバレ

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宇宙飛行士が持ち帰ったウイルスによって、日本が感染パニックに。感染を止めるべく、宇宙飛行士の妹と、研究員が立ち向かう。 宇宙でのパニっクが面白すぎて、地球に戻ってからのパニックがさえなかった。こんな順調に解決しちゃうの?でも、スムーズな展開のおかげでスラスラ読めた。題材としては好きだ。

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2023/04/06

読み始めてすぐに「スゴい本に出会ってしまった」と興奮した。前半の宇宙の描写がとても上手く分かりやすい。ただ後半はイマイチ。

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2022/10/29

一気読み必至の一冊。 実際にこんなことが起きたら、、、と思うと心底怖い。けれど、登場する人物たちが魅力的で希望を持たせてもらえる。 時系列でつながる三章の物語だが、どの章も想いが込み上げる場面があった。 それぞれが信念を持って行動する姿は涙を誘う。感想を書いている今もフレーズを思...

一気読み必至の一冊。 実際にこんなことが起きたら、、、と思うと心底怖い。けれど、登場する人物たちが魅力的で希望を持たせてもらえる。 時系列でつながる三章の物語だが、どの章も想いが込み上げる場面があった。 それぞれが信念を持って行動する姿は涙を誘う。感想を書いている今もフレーズを思い出すと目頭が熱くなる。 元船橋住民であり、現場は徒歩圏内のため、舞台が手に取るようにわかり、臨場感もあった。 船橋の地図を見ながら物語を読むのもリアリティがあり、面白いかもしれない。 地図の参考に プライムタワー→プラウドタワー デパート→船橋東武(ロータリーに直結) 天沼公園→そのまま(駅北口の公園) 総合医療センター→市立医療センター(但し駅までは徒歩では困難。バス利用必須。丘の上ではなくやや低地。)

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2022/04/10

アガサ・クリスティー賞受賞作とのことだが、内容からするとSFに分類される作品ではないかと。ハードコアで理詰めの第一章に対し、二章目三章目はやや夢見がちな展開になってしまったことと最終盤で日本人すごい的な不自然な持ち上げがあったことが残念。

Posted byブクログ