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1兆ドルコーチ の商品レビュー

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193件のお客様レビュー

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2020/01/23

シリコンバレーのコーチであったビル・キャンベル氏への追悼と礼賛の書。「コーチ」に係る帰納的法則や汎用的手法が描かれるわけではなく、ビル氏個人の人柄やスキルに多分に依拠した内容なのでやや注意が必要。(この御時世、彼のように「口汚く」罵ったとしたら!) スタートアップCEOやそれに...

シリコンバレーのコーチであったビル・キャンベル氏への追悼と礼賛の書。「コーチ」に係る帰納的法則や汎用的手法が描かれるわけではなく、ビル氏個人の人柄やスキルに多分に依拠した内容なのでやや注意が必要。(この御時世、彼のように「口汚く」罵ったとしたら!) スタートアップCEOやそれに準じるグロース中の経営者は孤独な商売であり、指導し鼓舞し寄り添う者の大切さを痛感させられる。従来は西洋だとコンサル、東洋だと占い師が常だったが、なるほど、「コーチ」はよい。ビルはプレイヤーファーストでありながらチーム全体のパフォーマンス最大化に主眼を置く。印象的なエピソードが、エリック・シュミッツがIPO直前に会長職を解された際、ビルはラリーペイジやセルゲーブリンと直接交渉し影響を行使する実力も立場もあったけれども、そうではなくエリック自身と向き合い自身の決断としてモチベーションを回復させた。問題解決ではなくその結果を見据えたプロセスを重んじる。 本書から大量のインスパイアが得られるが、ビルのスタイルを真似して組織に「コーチ」を導入してもうまくいかないだろう。(日本にはOBの「顧問」という悪しき制度があるが)もう少し「コーチ」というシステムの詳述と真髄に迫ってほしかった。 あと私もビルのハグと悪態を味わいたかった。

Posted byブクログ

2020/01/20

ビル・キャンベルというフットボールのコーチがビジネスの世界のコーチになった。 しかもコーチするのは、スティーブ・ジョブズ、ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリンや著書の1人であるエリック・シュミットなどシリコンバレーの著名人たち。 たくさんの伝説的なエピソードが紹介されながら、ビルとい...

ビル・キャンベルというフットボールのコーチがビジネスの世界のコーチになった。 しかもコーチするのは、スティーブ・ジョブズ、ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリンや著書の1人であるエリック・シュミットなどシリコンバレーの著名人たち。 たくさんの伝説的なエピソードが紹介されながら、ビルという男のコーチングの原則を見出していく。人柄もすごくよく分かる。 こんな男になりたい、こんなリーダーになりたい。そして、こんな死に方がいいなと思わせてくれた。 凄い一冊だ。

Posted byブクログ

2020/01/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ビル•キャンベルがどれだけ凄いかは良くわかったが、何をやってきたかをつらつらまとめているのみで、それをどうやって実現すれば良いのかのHowの部分が分からなかった。 何をやってきたかも、人を大事に、とかチームを大事にということでありきたりな内容が多く、でもそれを実現するのが難しいので、どうやって実現すれば良いかのHowの部分はもう少し充実して欲しかった。 そんな中でも印象に残ったのは、問題に着目するのではなくチームに着目するということ。問題を解決するのは優秀なチーム。問題にあれこれ口を挟むのではなく、最良のチームを整えるのが重要であるということ!

Posted byブクログ

2020/01/18

組織や結果に人を合わせるばかりがいいわけではなく、状態がいい人がいい組織や結果を生み出すということを確認できた

Posted byブクログ

2020/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリコンバレー中の成功者に絶大な影響を与えた伝説のリーダーの「成功の方程式」! とのコメントがある通り、そこを学びたくて購入した2019年11月の新刊。 すごい方なんだと思う。(正直すごすぎてよくわからんレベル、あと僕が登場人物をそんなに全員知っていないのですが相当すごすぎるはず) 『愛』がすごく伝わってきた。 僕もラグビースクールでコーチをやっていて、それは選手のことを考えすぎてというのはあるが、ビジネスの世界ではまだそのレベルではできていない。けれど「チームファーストで考える」とか「正しく勝利する」とか、自分でも大事にしている価値観はたくさん出てきた。 「率直さ+思いやりの方程式」なんて、ものすごく僕が目指したいものだし、「心理的安全性」の話はこれまでも何度も出てきますし。 ヒントになることは多数あるし自分でも意識しているところはたくさんあるけれど、たぶん丁寧さとかそうしたエモーショナルな部分の精度がすごく高いんだなと思った。 フットボールのコーチからビジネス界への転身ということで、僕もラグビーフットボールのコーチから学んだことは多いので、特に参考にしながら、また読み返したいと思う。

Posted byブクログ

2020/01/13

自分のチームを思い浮かべながら読み進めた。コミュニティとして機能しているか、チームコーチングの考え方はどうか。1on1の実施といった個人へのアプローチに寄りすぎていたなと痛感した。個の集合であるチーム。リーダーとしての自分が今何をすべきか。そのきっかけを与えてくれた1冊だった。

Posted byブクログ

2020/01/13

GoogleやAppleをはじめ、多くのシリコンバレー企業の成功の裏にはビルキャンベル氏の存在があった。 元アメフト選手である彼特有のコーチングスタイルで多くの人の成功を支援してきた。 ビジネスの成功に大前提として必要なマインドセットについて学べる。 マネジメントで行き詰ま...

GoogleやAppleをはじめ、多くのシリコンバレー企業の成功の裏にはビルキャンベル氏の存在があった。 元アメフト選手である彼特有のコーチングスタイルで多くの人の成功を支援してきた。 ビジネスの成功に大前提として必要なマインドセットについて学べる。 マネジメントで行き詰まりを感じた時に読み返したい。

Posted byブクログ

2020/01/13

シリコンバレーの有名人達にコーチングを行ったビルキャンベルという人物の本。 著者は3人で、グーグル創業者のエリックシュミット、ジョナサンローゼンバーグ、アランイーグル。 現代のリーダーには、優れたコーチングができる必要があることを説いている。 内容は主に、ビルにコーチをされた...

シリコンバレーの有名人達にコーチングを行ったビルキャンベルという人物の本。 著者は3人で、グーグル創業者のエリックシュミット、ジョナサンローゼンバーグ、アランイーグル。 現代のリーダーには、優れたコーチングができる必要があることを説いている。 内容は主に、ビルにコーチをされた人たちのインタビューや体験談から、その時どの様な問題があって、その問題にどうやってコーチングを行い解決できたかが書いてある。 マネージャーは管理、監督、評価、賞罰を中心とした伝統的なマネジメントの概念を超えて、コミュニケーション、敬意、フィードバック、信頼をもとにした文化を醸成しなくてはならない。 考察 リーダーとして、チームパフォーマンスを向上させるにはコーチングの能力が必要である。 チームファーストで物事を考える部下を育てることが重要で、そのためには、どのようにコーチングを行い信頼関係を構築するかが書かれている。 コーチには率直で献身性が必要だと書かれているが、特に特殊なスキルや能力は必要ないことから、すぐに実践ができる内容となっている。 下記は気になった部分をピックアップした内容 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・リーダーは部下が作る 君がすぐれたマネージャーなら、部下が君をリーダーにしてくれる。リーダーをつくるのは君じゃない、部下なのだ ・独裁的な管理スタイルのマネージャーはうまくいかない。 ・リーダーは率直であること。 ・マネジメント手法の評価が平均から1標準偏差上がるごとに、従業員一人当たり時価総額が18,000ドル増加。 グーグル内の最高マネージャーのチームは離職率が低く満足度も高く、業績も良い。 →共通してるのがそのマネージャー達はすぐれたコーチであること。 ・天才とうまく付き合う。 こういう人材は最高のパフォーマンスを発揮できる様にサポートするが、チームにとって弊害があるのであれば去ってもらう必要がある。 ・コーチングを受け入れる人材とは 正直さと謙虚さ、あきらめず努力を厭わない姿勢、常に学ぼうとする意欲がある人 ・リーダーは先陣に立て 物事がうまくいかないとき、いつにも増して誠意、献身、決断力がリーダーに求められる。

Posted byブクログ

2020/01/12

決してテクニック論として読んではいけない。 人間的度量の大きな人が、愛を持って、率直にコーチングすれば素晴らしいコーチになれるということだと思う。 自分の度量が十分かは分からないが、率直に接することが良いことであると思えた一冊。

Posted byブクログ

2020/01/06

年始の読書の息抜きのため購読。 テックジャイアントの成長に寄与したビジネスコーチとその手法に関する話。 ビジネスにおけるコーチングの与えうるインパクトの大きさに気付かせてくれるし興味換気もされるが、手法に関しては理論と言えるものではなく当人のやってたものの紹介にすぎず、余り一...

年始の読書の息抜きのため購読。 テックジャイアントの成長に寄与したビジネスコーチとその手法に関する話。 ビジネスにおけるコーチングの与えうるインパクトの大きさに気付かせてくれるし興味換気もされるが、手法に関しては理論と言えるものではなく当人のやってたものの紹介にすぎず、余り一般的に有用なコンセプトとはいえなさそうなので、コーチングに関しては別途参照したほうが良さそうな気がする。

Posted byブクログ