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1兆ドルコーチ の商品レビュー

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196件のお客様レビュー

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2020/03/07

シリコンバレーの名だたる企業経営者を裏で支えたビル・キャンベルのコーチングスキルを書いた本。 人を輝かせることに喜びを感じ、自身は黒子に徹する。人は高みに上がれば上がるほど自分が成功するために他人を成功させる必要がある。あらゆるマネージャーの最優先事項は部下の成功と幸せ。胸に刺さ...

シリコンバレーの名だたる企業経営者を裏で支えたビル・キャンベルのコーチングスキルを書いた本。 人を輝かせることに喜びを感じ、自身は黒子に徹する。人は高みに上がれば上がるほど自分が成功するために他人を成功させる必要がある。あらゆるマネージャーの最優先事項は部下の成功と幸せ。胸に刺さる言葉が多いです。 仕事において自分ファーストの感覚を反省させられると同時に、いかにチームとしてのパフォーマンスへの意識が低かったかを改めて見直す契機となりました。 社員を成功させ、幸せにする。決して自分本位の視点には立たない。難しいところもありますが、自分ができるところから小さく始めていこうと思います。七つの習慣にも通じる世界観を感じました。ビルのように自身の死後に再び活きる生き方はやっぱりかっこいいです。

Posted byブクログ

2020/03/05

食い入るように読んだ。スティーブジョブズが、毎週会い、コーチングを求めた人物。その理由が伝わる内容だった。人間的な価値がビジネスの成果をもたらす。言葉としてはわかるが、そのために何をするかは、難しい。チームファーストであれ、周囲に誠実に、リーダーは、勝ち取り、困難には先頭に立つ。...

食い入るように読んだ。スティーブジョブズが、毎週会い、コーチングを求めた人物。その理由が伝わる内容だった。人間的な価値がビジネスの成果をもたらす。言葉としてはわかるが、そのために何をするかは、難しい。チームファーストであれ、周囲に誠実に、リーダーは、勝ち取り、困難には先頭に立つ。言葉が心に多く残った本でした

Posted byブクログ

2020/03/05

こりゃスゴイ! 真似はなかなかできないが、絶対に経営に必要なスキルだ。 こういう類の本が今までなかったのか? 「企業は人が大事だ」という。 「人材ではなく人財」という。 本当か?本気で思っているか? 具体的に、このセリフを新年会などの挨拶で言っていた経営者を思い浮かべる。 だった...

こりゃスゴイ! 真似はなかなかできないが、絶対に経営に必要なスキルだ。 こういう類の本が今までなかったのか? 「企業は人が大事だ」という。 「人材ではなく人財」という。 本当か?本気で思っているか? 具体的に、このセリフを新年会などの挨拶で言っていた経営者を思い浮かべる。 だったらこの本のビルのように、行動したはずだ。 この本でもきちんと書いてある。 「なかなかビルのように行動することはできない」と。 じゃあビルだけが特別なのは分かったが、それでいいのだろうか? こんな素敵な行動を一代限りで継承しないでいいのだろうか? そういう思いが本書を執筆させることに向かわせたのだろう。 そのままの行動は出来ないが、真似はできるはずだ。 この本でも、「最初は苦手だったが、無理矢理真似をして、少しずつ出来るようになった」と書いてある。 だから誰でもほんの少しの勇気で出来るはずなのだ。 「チーム・ファースト」これに尽きる。 「愛」で、社員と接する。 そして社員だけじゃない。 あらゆる人とも愛で接する。 時にはレストランのウエイトレスだったり、時には掃除のおじさんだったり。 そして「心と魂」で経営する。 結局、今我々がいる会社にはこれがないのだ。 ビルは「心と魂」を経営陣に注入するプロだったのだ。 ただの押し付けでは上手くいかない。 そこに「愛」が必要なのだ。 でも、なんのために? 「チームで勝つため」だ。 シンプルにこれだけなのだ。 勝ちたければ、君の能力を高くすることじゃない。 このチームで勝つんだ。 これは真似していきたい考え方だと思った。 (2020/3/4)

Posted byブクログ

2020/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本自体は現在マネージャー職にある人向けだが、今後マネージャーになっていくであろうICにも価値のある本。マネージャーになる段階からこの本で伝えられている内容を練習(実践には程遠いだろうが)することには大きな価値があると思う。以下に要点を箇条書きするが、これらはビジネス書的なもので、本の本質はビル・キャンベルの人柄を理解し想像するのに役立つ。ビルの人柄や話し方を想像しながら読むとすっと入ってくる、器のでかいオジサンが fuck と shit を多用しながらチームをフランクに導く姿が。本を読む前に YouTube で Bill Campbell を検索して彼のスピーチを観てから本書を読むとより想像しやすくなるのでおすすめしたい。 1. マネージャーは誠実、素直であること 2. コーチングを受け入れること 3. 嘘をつかないこと 4. プロダクトファースト 5. プロダクトに結論を持っていかないこと 6. チームの信頼関係構築は最優先 7. ネガティブフィードバックはストレートにかつタイムリーに 8. 利益やマーケットよりもスピード(execution)が命 9. オペレーショナルエクセレンスの追求 10. チームが何よりも大事で一人の天才の為にチームを壊したりしない 11. マネージャーの仕事は答えを与えることではなく、正しい道を進ませること 12. 職場に愛を持ち込むのはOK

Posted byブクログ

2020/02/23

ビル・キャンベルという方を自分は知らなかったのだけど、グーグルCEO絶賛! アップルCEO絶賛! ユーチューブCEO絶賛! という宣伝文句に引かれて久々に新品で購入して読んでみた。 のだけど、どうにもいまいち頭に入ってこないしすごさも伝わらなかった。いろんな人がすごいすごいと言っ...

ビル・キャンベルという方を自分は知らなかったのだけど、グーグルCEO絶賛! アップルCEO絶賛! ユーチューブCEO絶賛! という宣伝文句に引かれて久々に新品で購入して読んでみた。 のだけど、どうにもいまいち頭に入ってこないしすごさも伝わらなかった。いろんな人がすごいすごいと言ってるからすごい人だったのだろうなとは思うのだけど、どうすごかったかの実例が、そんなこと? という印象が強い。 翻訳が悪いのかなと思ったのだけど、多分、書いてる内容がいろんな人のジムとのやりとりを書かれてあるのが原因かもしれないと思った。まず、いろんな人の視点で話が書かれてるのだけど、それが誰なのかいまいち分からない。名前はでてくるのだけど、いったいどういう状況の話なんだと思うことも(さすがに、エリックシュミットは知ってるけど)。しかも時系列じゃないので、一つの物語としても読めない。しかも、本人が書いたわけじゃないからか、どうにも聞きかじった話をいろいろ書いてるだけな感じがした。 でも、多分、かなりコミュニケーション能力が高い人なのだろうなと思った。一応、このビルがやってきたことを伝えて参考にしてもらいたいと思って書いてはいるようだけど、自分には無理だろうなと思った。まあ、この本にもビルじゃないと無理なのではないかもしれないという記述があったけど。 いろんな人に信頼されてる人だったそうだけど、それ以上にビル自身がいろんな人を信頼して深く関わってきていたのだとか。ただ、いろいろプライベートな話まで効いてくるとか強くハグするとか書かれてあって、鬱陶しいと感じる人もいるだろうと思った。しかも、普段は口汚い言葉だそうだし。 もともとはフットボール部の選手だったらしく、178cmの75キロだったそうなのだけど、それは小柄な体格のよう。さすがアメリカだなと思った。イチローもメジャーの活躍みてるとそんなに身長高くないように見えるから、身長180cmと知ったときは結構ビックリした。やっぱり遺伝が大きいのかな。日本人が生まれた時からアメリカ人みたいな生活したら背が高くなったりするのだろうか。 それにしても、ビルの葬式の参列者がすごい。自分でも名前を知っているGAFAのトップの人間が何人も。この本にも書いてあるように、これほどの業界の著名人が終結するのは異例だろうなと思う。 後、アップルからスティーブジョブズが追放された時に、数少ないそれに対抗した一人というのはそりゃ先見の明があったのだろうかと思ったけど、読み進めてみるとただたんに創業者を大切にしようという考えをもった人らしい。まあ、そのおかげかスティーブジョブズとは仲良くなったそうだし、ジョブズの師と呼ばれるようになったそうだけど。 日本人としてちょっと気になったのは、日帰りで日本に行ってきたということが書いてあったこと。ただし、それが印象に残ったという記述だけで、具体的になぜ日帰りで日本に行こうと思ったのかや何をしたのかは書かれておらず、気になった(本人亡くなってるから、もう分からないだろうけど)。 それと、全く持って本題と関係ないのだけど、「この先生き延びる」という記述があって、「この先生きのこる」という言葉を思い出した(https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%81%93%E3%81%AE%E5%85%88%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%81%93%E3%82%8B%E3%81%AB%E3%81%AF)。 後、自分が見落としたか忘れてるだけかもしれないけど、この本でずっと気になったのが、ビル自身は部下の家族の話を聞いたり、実際にあってコミュニケーションをとることもあったそうなのだけど、ビル自身の家族の話が全く出てこないというのはちょっと気になった。もちろん、仕事のコーチングについての本なのでプライベートの話はまた別なのかもしれないけど、まるで、ビルは部下のプライベートの話を聞くけど、ビルはプライベートの話をしないようなそんなふうにも思えた。もしかして生涯独身だったのか妻や子どもに許諾を得ずに書かれた本なのだろうかと思ったら、最後の謝辞でビルの妻と子どこもに感謝という記述があって、家族はいたることが分かった。部下の家族と会うことはあっても、家族ぐるみの仲になることはなかったということなんだろうか。 それにしても、どうにも最近、新品で購入した本はハズレだと思うことが多い。もちろん、細かいところではよかったと思う部分もあるのだけど、途中どうにも頭に入ってこない記述もあったりする。もうちょっと目利きがよくなるようになりたい。

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2020/02/22

・まず信頼を築くことからはじめ、時間をかけて深めていく ・コーチャブルな資質とは、「正直さ」「謙虚さ」「諦めず努力を厭わない姿勢」「つねに学ぼうとする意欲」。コーチャブルな人だけをコーチする。 ・アクティブリスニング。自分から多くの質問をして相手の状況を多面的に理解する。 ・何を...

・まず信頼を築くことからはじめ、時間をかけて深めていく ・コーチャブルな資質とは、「正直さ」「謙虚さ」「諦めず努力を厭わない姿勢」「つねに学ぼうとする意欲」。コーチャブルな人だけをコーチする。 ・アクティブリスニング。自分から多くの質問をして相手の状況を多面的に理解する。 ・何をすべきかは指図せず、物語を語って聞かせ、自分で結論を引き出させる。 ・完璧に率直になり、相手にも同じことを求める ・相手にとてつもない信頼を寄せる ・チームを何よりも重要とみなす ・人を大切にするには人に関心を持たなくてはならない。

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2020/02/17

コーチングのハウツー本かと思いきや、批判的な意味ではなくビルに関するエピソード集的な本。 後半になるにつれて、彼の生き様、人に対する接し方、情熱、暖かみ、しっかり伝わってきます。 少しでもビルに倣ってまわりを幸せにできるような生き方をしたい、そんなふうに思わせる一冊でした。 なの...

コーチングのハウツー本かと思いきや、批判的な意味ではなくビルに関するエピソード集的な本。 後半になるにつれて、彼の生き様、人に対する接し方、情熱、暖かみ、しっかり伝わってきます。 少しでもビルに倣ってまわりを幸せにできるような生き方をしたい、そんなふうに思わせる一冊でした。 なので、成功するためには、今日からこうしなさい!みたいなのを求めて読むと肩透かしに合うかもしれませんね。

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2020/08/24

リーダーは人が作る その人の成長を喜ぶ 決断し失敗することは、決断が下されないことに比べたら、圧倒的に良い状況である リーダーは「第1原理」に従え  忘れがちだけど、優先順位もふくめて、第一原理を思い返すようにすることはとても大事 

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2020/02/16

★4.7(4.02)2019年11月発行。ビル・キャンベル:なんと素晴らしい人材なんだろう。こういうコーチが日本のビジネス界にいたら。シリコンバレーで今のアップル、グーグルがあるのも彼のお蔭だろう。ビルが求めた4つの資質。知性(様々な話を取り入れ繋げる能力)、勤勉、誠実、グリット...

★4.7(4.02)2019年11月発行。ビル・キャンベル:なんと素晴らしい人材なんだろう。こういうコーチが日本のビジネス界にいたら。シリコンバレーで今のアップル、グーグルがあるのも彼のお蔭だろう。ビルが求めた4つの資質。知性(様々な話を取り入れ繋げる能力)、勤勉、誠実、グリット(打ちのめされても立ち上がる能力)をコーチャブルでチームファーストを考える人に愛情を持ってコーチを行い、数多くのCEOを育て上げた人物。マネジャーは肩書が作るがリーダーはチームが作る。信頼の非凡な影響力。最高のビジネス書だ。

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2020/02/16

ファミリーマートのリストラ報道時期に読んだこともあってか、「去る者に敬意を払う」の章が、特に印象に残っている。 様々な価値観を持つ人で構成されるのが組織であり、その組織が利益を追求していくには、ロジックや規律などにて各人の認識やプロセスを統制し、効率的に運営していく必要がある。 ...

ファミリーマートのリストラ報道時期に読んだこともあってか、「去る者に敬意を払う」の章が、特に印象に残っている。 様々な価値観を持つ人で構成されるのが組織であり、その組織が利益を追求していくには、ロジックや規律などにて各人の認識やプロセスを統制し、効率的に運営していく必要がある。 そのため、利益追求の度合いが強まれば強まるほど、ロジックや規律による統制度合いは高まり、情緒的な、いわゆる各人の人間性は排除されていく。 本書は、組織を構成する各人を、そして構成されるチームを愛することは、利益追求と相反するものではない。むしろ一番大切だと訴えたかったのではないかと考える。

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