人面瘡探偵 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
サクサクと読み進められる作品でした。展開が早く次へ次へと事が起こり、毎章どんな展開になるのかとワクワクしながら読めました。ただ深みという観点では、あまり感じなかった為、☆3
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因習漂う信州の山奥にて起きる殺人事件、それに挑むはなんと人面瘡。 端から人がバタバタとテンポよく死んでいく。完全に横溝正史のそれである。 とは言いつつも怖さよりも笑いが引き立つ。これもひとえに人面瘡の「ジンさん」のキャラクターと六兵のやりとりによるところが大きい。 油断させておい...
因習漂う信州の山奥にて起きる殺人事件、それに挑むはなんと人面瘡。 端から人がバタバタとテンポよく死んでいく。完全に横溝正史のそれである。 とは言いつつも怖さよりも笑いが引き立つ。これもひとえに人面瘡の「ジンさん」のキャラクターと六兵のやりとりによるところが大きい。 油断させておいてミステリとして締めるところはさすがの中山七里、やられました。気楽に楽しんでいたら寝首を掻かれた気分である。
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相続鑑定士が、長野の片田舎でグループ企業を営む家に出向く。 家長が死に、財産分与のため、相続内容を鑑定するが、二束三文に思われた山は、モリブデン含有率が高く、金の鉱脈になる可能性が。 そしてはじまる殺人。長男は火災で、次男は水車小屋で縊死、三男は滝壺に落ち、末娘は毒を盛られる。 ...
相続鑑定士が、長野の片田舎でグループ企業を営む家に出向く。 家長が死に、財産分与のため、相続内容を鑑定するが、二束三文に思われた山は、モリブデン含有率が高く、金の鉱脈になる可能性が。 そしてはじまる殺人。長男は火災で、次男は水車小屋で縊死、三男は滝壺に落ち、末娘は毒を盛られる。 これは、相続人となる孫が、絵本に見立ててやった事かと思いきや… 様々な人間関係と復讐心が交錯する。 人面瘡のジンさんはなかなか毒舌だけど、他人には見えない⁈
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そこそこ面白かった 遺産分割、昔の因習、人間の汚い部分丸見えで、でもそんな中 クルミだけ、心の拠り所として読んでました笑 最後…いいぞお…
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相続鑑定士の三津木は、右肩に人面瘡がある。遺産鑑定のため信州に赴いた三津木は連続殺人に遭遇する。昔からの風習や閉塞感、見立て殺人、横溝正史さんを彷彿させるような作品。それでも重さや陰鬱さはない。何となく想像通り進んでいったのだけれど…最後の終わりが意表を突いてびっくり!最後の最後...
相続鑑定士の三津木は、右肩に人面瘡がある。遺産鑑定のため信州に赴いた三津木は連続殺人に遭遇する。昔からの風習や閉塞感、見立て殺人、横溝正史さんを彷彿させるような作品。それでも重さや陰鬱さはない。何となく想像通り進んでいったのだけれど…最後の終わりが意表を突いてびっくり!最後の最後に一番ぞっとした。そういう解釈になるのかな…
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推理とは関係ないが、最後のオチには噴き出してしまった。マジか、ええーっ! まったくこの著者は楽しませてくれる。
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相続鑑定士三津木が出張した先の田舎のお屋敷で殺人事件がが連続、相続人が一人また一人と減っていく…。ボンクラ鑑定士が人の体に寄生したさぶたであある切れ者人面瘡とともに犯人探しを進める。現実味には少々欠けるが楽しめる軽めのミステリー。
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最初なんとかなく読みにくかったけど、途中からどんどん引き込まれていった。 薄気味悪かったジンさんにも、なんとなく愛着わいてきちゃいました。
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読み終わってだいぶ経つけど未だにラストシーンを覚えている。 図書館で借りた本はたいてい内容も忘れてしまうのに、それだけ衝撃的だった。 まぁ勘の鋭い人は気づくかも。 正直、それまでの流れはあんまり好みじゃなかった気がするので(よく覚えてないけど)ラストで一気に評価跳ね上がった感じか...
読み終わってだいぶ経つけど未だにラストシーンを覚えている。 図書館で借りた本はたいてい内容も忘れてしまうのに、それだけ衝撃的だった。 まぁ勘の鋭い人は気づくかも。 正直、それまでの流れはあんまり好みじゃなかった気がするので(よく覚えてないけど)ラストで一気に評価跳ね上がった感じかな。また読んでみよう。 どんでん返しで有名な中山七里さん、いつかはパターン化していくのかと思いきや、読むたびにどんでん返しからどんどんでんでん返し、どんどんでんでんどんでん返し…みたいになっていくので飽きないですね。
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主人公は相続鑑定士。信州山林王本城家(依頼人)で遺産相続を巡る殺人事件が起こる。 主人公の相棒は人面瘡のジンさん。気味が悪いのも忘れてしまうほど頼りになる。 犯行は絵本の内容(焼死/首吊/水死)と逸早く察知。 林業不況で価値がない山林の地層に目を付け,地下資源モリブデンの鉱脈発見...
主人公は相続鑑定士。信州山林王本城家(依頼人)で遺産相続を巡る殺人事件が起こる。 主人公の相棒は人面瘡のジンさん。気味が悪いのも忘れてしまうほど頼りになる。 犯行は絵本の内容(焼死/首吊/水死)と逸早く察知。 林業不況で価値がない山林の地層に目を付け,地下資源モリブデンの鉱脈発見に至るジンさんの功績は大
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