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山の上のランチタイム の商品レビュー

3.3

54件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2022/12/04

美味しい料理が出てくるほっこりする話だと思っていたが、ちょっと違った。 美玖の強さは異次元だった。(ちょっと足腰が強いどころではない) 美玖は、どこまで気づいていて、どこから気づいていないふりをしていたのかな、と思った。

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2022/07/25
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美味しいメニューがたくさん出てきて、美味しそうだった。 第三話「塩むすびのてっぺんマリアージュ」が切ないというか、複雑な気持ちとなった。 アレルギー体質ではないが、玉子が苦手なので、具材、ソース、生地にも使わないでとの申し出に、いくら忙しいからといって、アレルギーじゃなきゃ死なないから、玉子入りのを出せという上司もひどいが、やむえず指示に従ってそのまま出してしまい、お客さんを裏切ったこと(しかもそれが彼女だった)、指示に従った自分が情けないと、会社もやめ、彼女にも詳しい説明もせず、いなくなってしまった登磨も、それはないだろうと思った。が、そもそもとても忙しい時間に彼の店にきて、そういう面倒なリクエストをするのも、彼女として思いやりに欠けるのではないかと思った。若気の至り…?!結婚式の食事を登磨にお願いするのも、それもやり過ぎだし、どのみちこの二人は上手くいかなかっただろうなと思う展開であった。

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2022/06/05

海のそばで育った人間には、山の景色はあこがれ。この店長、あまりにも揃いすぎてて、もうひと息のめり込めなかった。

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2022/06/03
  • ネタバレ

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思っていたよりは苦味のあるお話でした。主人公にはなかなか感情移入しにくかったけど、最後まで読んで、腑に落ちることもあった。店長さん素敵だな。

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2022/05/07

髙森美由紀さんの小説は初めてでしたが、素晴らしい作品でした。 食べ物小説かな?もしくはお仕事小説とか?と思ってたら、再生の物語でした。 主人公のキャラクターや登場人物たちの掛け合いには思わず声を出して笑ってしまう場面もあり、けれど、それぞれみんな心に傷を負っていてその傷とどう向き...

髙森美由紀さんの小説は初めてでしたが、素晴らしい作品でした。 食べ物小説かな?もしくはお仕事小説とか?と思ってたら、再生の物語でした。 主人公のキャラクターや登場人物たちの掛け合いには思わず声を出して笑ってしまう場面もあり、けれど、それぞれみんな心に傷を負っていてその傷とどう向き合い乗り越えて行こうとしているのかが丁寧に描かれ、涙なしには読めませんでした。

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2022/03/01

タイトルに惹かれて初読みの作家さん。軽い読み口ながらいろいろ詰まってます。 シンプル、いや"単純"に生きたいなぁ。

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2022/02/14

図書館でオムライスの表紙に目を奪われた。画のタッチが原田ひ香さんの本とよく似ていると思ったら、装画、装丁が同じ人だった。 青森の葵岳の麓のレストラン。おっちょこちょいの美玖と見目麗しい店長、その甥っ子の瑛太が働く。美玖の過去に何かありそうなことを含ませながら、地元の人、葵岳を上る...

図書館でオムライスの表紙に目を奪われた。画のタッチが原田ひ香さんの本とよく似ていると思ったら、装画、装丁が同じ人だった。 青森の葵岳の麓のレストラン。おっちょこちょいの美玖と見目麗しい店長、その甥っ子の瑛太が働く。美玖の過去に何かありそうなことを含ませながら、地元の人、葵岳を上る人たちとの交流を描いた作品。どれもおいしそうだったけど、おにぎりを食べてみたい。

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2022/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

登山大好きでレストランで働く元気な女の子!のラブコメ?小説かと軽い気持ちで読み始めた。そう、表向きはそんな女の子。 イケメンますたー、美味しそうな!想像するしかないメニューのレストラン、そんな中でも深く深く人間ストーリーは語られてゆくのです。伏線を張りながら、そしてそれを回収しながらのドラマチック指向。 つい、涙ぐんでしまう展開。 美味しい話し、ごちそうさまでした。

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2022/01/07

食べることは生命を繋ぐこと。そんな事を感じさせられる。 空腹を満たす以外の事をきちんとやっていると言われる美玖、さすが。私は心の専門家として働いているけど、心理の現場に限らずどこでも人の心を助ける仕事ってできるよなぁ。 母親の死を無理して乗り越えるのではなく温かいお料理と温かい優...

食べることは生命を繋ぐこと。そんな事を感じさせられる。 空腹を満たす以外の事をきちんとやっていると言われる美玖、さすが。私は心の専門家として働いているけど、心理の現場に限らずどこでも人の心を助ける仕事ってできるよなぁ。 母親の死を無理して乗り越えるのではなく温かいお料理と温かい優しさに癒されながら進んで行ってほしいと美玖には感じた。 どれもメニューは美味しそう。新鮮な山の幸を堪能してみたい。

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2021/12/10
  • ネタバレ

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青森のレストランで働く若い女性が主人公。無理をすることもしないことも、笑うことも笑わないことも、両方が誰にでも必要なんじゃないかと思った。

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