大きな鳥にさらわれないよう の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
変なSF。人類が滅亡の間際になり、AIによって管理され独自の変化を遂げるも、結局は多分滅亡するという話。世界観が変すぎてすごい速さで流し読みしてしまった。一つ一つの話がどうまとまるのか全然わからなかったけど、一応繋がりはしたのでよかった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ジャンルとしてはユートピア&ディストピアなSF小説…? 最後まで読んで解説読んでまんまと冒頭読み直しましたわぁ。 移行化石の発見を読んだ後なので、一神教系の国では翻訳厳しそうってふんわり思ったり。
Posted by
読み返したら評価や感想が変わりそう 簡単には読めない本 使われている言葉は難しくないのに、理解するのが難しい 同じ言葉なのに外国の言葉みたいで楽しかった 変わることのできない人間のなれはて 話のつながりが分かった上で読み直したいな
Posted by
ん?ムーン・ショット計画の未来? これは人間への警告? 滅びてしまった人間たちのために・・・。 遠い将来なのか近い将来なのか妙な現実味あり。 淡々としているようでくどくどした文章、 想像すればするほど気持ち悪いと感じるシーン度々、 不快であったが読了してしまった。 会議での議論...
ん?ムーン・ショット計画の未来? これは人間への警告? 滅びてしまった人間たちのために・・・。 遠い将来なのか近い将来なのか妙な現実味あり。 淡々としているようでくどくどした文章、 想像すればするほど気持ち悪いと感じるシーン度々、 不快であったが読了してしまった。 会議での議論は原則論にしがみついて自分の意見という物を開陳することはほとんどない・・・ 人類は地味をさんざんいためつけてきた・・・ あんなに暢気に大戦やらテロやら汚染物質拡散やらを続けてきたり・・・ 戦いの中で人工知能を利用することを計画しはじめた・・・ 多様であることによって、偶発的に新しいものが出現する、あるいは破壊する・・・ 指導的立場にたったとたんに合理的な視点を失ってしまうことの方が多い・・・ などなど人間を揶揄する表現に納得。
Posted by
もう本当にすき 幻想的で不思議で居心地がいい世界観 この壮大で不思議で、でもちゃんとそれぞれが齟齬なく繋がっている世界がどうして作り上げられるんだろう、、 岸本佐知子さんのあとがきにも本当に頷いた。 •SF(という言葉は、本当はあまり似合わない。現実界と異世界の境目が溶ける話、...
もう本当にすき 幻想的で不思議で居心地がいい世界観 この壮大で不思議で、でもちゃんとそれぞれが齟齬なく繋がっている世界がどうして作り上げられるんだろう、、 岸本佐知子さんのあとがきにも本当に頷いた。 •SF(という言葉は、本当はあまり似合わない。現実界と異世界の境目が溶ける話、とでもいえばいいか) •「今日は湯浴みにゆきましょう、と行子さんが言ったので、みんなでしたくをした。」 書き出しはとても静か、柔らかく重なる「ゆ」の音、雪のように淡くはかなげな語り。
Posted by
現代の神話。様々な社会問題を掬いとって、様々な視点で笑い飛ばすような。人類の未来さえも笑い飛ばすような愛と絶望に満ちた視点。
Posted by
ユートピアのようなディストピアのような世界が描かれ、不思議と心地よい世界観に引き込まれていく。短編集のようでありながら、以前出てきた名前が再度登場し世界が繋がっていたことを知る。つながっているはずなのにやはり違う世界のように感じる。章が進むにつれて次第にこの世界の全貌が明らかとな...
ユートピアのようなディストピアのような世界が描かれ、不思議と心地よい世界観に引き込まれていく。短編集のようでありながら、以前出てきた名前が再度登場し世界が繋がっていたことを知る。つながっているはずなのにやはり違う世界のように感じる。章が進むにつれて次第にこの世界の全貌が明らかとなり、そして最後に世界の最初が描かれまた最初から読み返したくなる。滅亡の危機に瀕した人類を描くまさしく「新しい神話」であった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初は純粋SFかと思い、台詞や文章の節々に居る現代とのズレをおもしろがりながら進めていたが、読むにつれて背景と時の流れが進み、最後には最初と繋がっていく。これは紹介通り神話だな、となった。 「わたし」や「母」の存在感が良い味を出している。それぞれの話が細く繋がっており、知っている名前が時を経て何度も出てくると自分もまた彼らをそんなやつだったなと思ったりしてしまうものだった。管理社会であったり人類滅亡したりもあるが、基本は愛のある話だ。かなり好きな部類である。
Posted by
著者にしてはめずらしく、 人類滅亡を扱った壮大な物語です。 なのにやっぱり、 やわらかさと優しさを感じました。 命には必ず終わりが訪れます。 それは個々の命の終焉というだけでなく、 この地球にだって寿命はあるのです。 だれもがそのことを知っているにもかかわらず、 現実のこととし...
著者にしてはめずらしく、 人類滅亡を扱った壮大な物語です。 なのにやっぱり、 やわらかさと優しさを感じました。 命には必ず終わりが訪れます。 それは個々の命の終焉というだけでなく、 この地球にだって寿命はあるのです。 だれもがそのことを知っているにもかかわらず、 現実のこととして受け止めていません。 終わりがあるとわかっているのに、 人間はどうして 無駄なことばかりするのでしょう? 過去にさいなまれず、 未来におびやかされることなく、 いまだけを生きることが、 なぜこんなにも難しいのでしょう? 生きもののほとんどは、 過去にも未来にもとらわれることなく、 いまこの瞬間を生きているように思われます。 人類の存在しない地球を想像してみると、 自然の法則に従った 秩序正しい世界が思い浮かびます。 人間だけがありもしない真理を求め、 この世界に生まれたことの意味を求めて、 本来単純であるはずのものを 複雑で醜悪なものに してしまっているような気がします。 べそかきアルルカンの詩的日常 http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/ べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え” http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
Posted by
なんであと少しなのに読み終わらないんだーー! あと少しなのに!!なんか独特すぎて進まないんよなあ嫌いな感じじゃないんだけど
Posted by