他者と働く 「わかりあえなさ」から始める組織論 の商品レビュー
技術課題と適応課題、 適応課題の解決にはほ相手のナラティブの理解が重要。 つまり、何事も上手くいかないときは、自分の都合や固定観念を一旦排除し、相手の立場に立ってどのような背景があるかを理解しお互いがwinwinの関係になる解決方法を模索することが重要と理解。 優秀な人を観察する...
技術課題と適応課題、 適応課題の解決にはほ相手のナラティブの理解が重要。 つまり、何事も上手くいかないときは、自分の都合や固定観念を一旦排除し、相手の立場に立ってどのような背景があるかを理解しお互いがwinwinの関係になる解決方法を模索することが重要と理解。 優秀な人を観察すると確かにそのような行動をしていることが多いように思えるし、自分にとっても社会人を長く続けるほどにその結論に行き着く納得感があり、これをうまく言語化してくれている。
Posted by
第44回ビブリオバトル〜明石の陣〜テーマ「おはなし」で紹介された本です。オンライン開催。 2022.5.12
Posted by
対話は迎合することではない。優しい文章で救いを得たかのように理解することができた。対話することが関係性を変える手段だと上っ面だけのあるべき論を振りかざされるのが怖かったから、これまでこの本を読むのを避けていたのだが、わかり合えないことがあることに気がついているのならば、何かきっか...
対話は迎合することではない。優しい文章で救いを得たかのように理解することができた。対話することが関係性を変える手段だと上っ面だけのあるべき論を振りかざされるのが怖かったから、これまでこの本を読むのを避けていたのだが、わかり合えないことがあることに気がついているのならば、何かきっかけを掴んでいるのではないか?と思い立って読んでみることにした。いくつかの視座が得られた。人が成長すること、迎合との違い。半年後にもう一度読み返したい。
Posted by
みな、私と私の環境の中で生きている。問題解決には、他者と協働することが重要であるが、そもそも私と他者は様々な背景を持っており価値観が異なる生き物。分かり合えないのは、当たり前である。その分かりあわなさを解決できるのは、対話である。 他人との関係を維持しながら、自分も相手も尊重した...
みな、私と私の環境の中で生きている。問題解決には、他者と協働することが重要であるが、そもそも私と他者は様々な背景を持っており価値観が異なる生き物。分かり合えないのは、当たり前である。その分かりあわなさを解決できるのは、対話である。 他人との関係を維持しながら、自分も相手も尊重した対話を行うには、ナラティブアプローチが重要である。 さらっと読了したため、ナラティブについて、まだ理解が不十分。もう一度しっかり読んで、他者との対話に活用できるようにしたい。
Posted by
立場の違う人、組織とも、橋をかけて相手の領域に入り相手の立場で考えることで分かり合える方法が見つかるということ。多様性の進むこれから日本社会にとって必須な方法論がわかりやすく書かれている。学術的な裏付けも平易に記載されており、頭に染み込みやすい。サラッと読めるので、長距離移動の際...
立場の違う人、組織とも、橋をかけて相手の領域に入り相手の立場で考えることで分かり合える方法が見つかるということ。多様性の進むこれから日本社会にとって必須な方法論がわかりやすく書かれている。学術的な裏付けも平易に記載されており、頭に染み込みやすい。サラッと読めるので、長距離移動の際におすすめ。
Posted by
表紙に「Dialogue and Narrative」と書かれていることからも分かりますが、対話とナラティヴがテーマになっています。 既存の技法や個人の技量だけで解決できない問題=適応課題を解決するための方法が対話であり、対話とは新しい関係性を築くことです。適応課題が発生する要...
表紙に「Dialogue and Narrative」と書かれていることからも分かりますが、対話とナラティヴがテーマになっています。 既存の技法や個人の技量だけで解決できない問題=適応課題を解決するための方法が対話であり、対話とは新しい関係性を築くことです。適応課題が発生する要因はナラティヴの違いです。ナラティヴとは「解釈の枠組み」や「その人たちが置かれている環境における一般常識」のことです。自分のナラティヴと相手のナラティヴが違うことで、自分の立場だと正しく見えても相手の立場だと間違って見える状況、つまりナラティヴに溝があるという状況になり、適応課題が発生します。この互いのナラティヴの溝に向き合うこと、ナラティヴの溝(=適応課題)に橋(=新しい関係性)を築くことが対話です。では実際にどのようにして対話を進めるのか?については本書を読んでくださいということになりますが、ざっくり以上のような内容だと自分は理解しました。 全体として主張は非常に納得できますし、本書に書かれていることを全社会人に意識してほしいなと思いました。 ーーーーー 自分のブログから引用 https://kwn1125.hatenablog.com/entry/2024/06/10/220000
Posted by
部下に対して、主人公としての側面を構築できてないと気付かされた。 ・いつも頑張っているのに認めてもらえない(他者視点での自分の評価に依拠している) ・仕事の意味を感じられない(生活のためにつまらない仕事を我慢している) ・自分が生かされていない(自分のために組織があるという過度な...
部下に対して、主人公としての側面を構築できてないと気付かされた。 ・いつも頑張っているのに認めてもらえない(他者視点での自分の評価に依拠している) ・仕事の意味を感じられない(生活のためにつまらない仕事を我慢している) ・自分が生かされていない(自分のために組織があるという過度な自己意識) わかり合えないことは当たり前。 妥協せず対話し続ける事も、当たり前にできるようになりたい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今の自分の状況で読めて良かった本。 対話で分かり合えなさを埋める。 溝に気づく、溝の向こうを眺める、溝を渡り橋を設計する、溝に橋をかける。 大切にしたいこと、 着実に歩みを続ける、逆境の中でもへこたれずに対話に挑み続ける、苦しみの中にある人に手を差し伸べる。
Posted by
プライベート・仕事に関わらず社会と関わる中で壁にぶつかったり不満を抱いた際に他者を変える事は難しいが自らが変わる事で解決する事があるとよく耳にするが、この考え方のより深い部分が知れる書籍。
Posted by
以前職場の先輩から勧めていただいて、お借りした本。あまりに納得感があって、ついに自分用に購入しました。そして再読。うん、買ってよかった! 日常でも、仕事でも、人との「分かり合えなさ」って誰でも感じると思う。相手が言ってることは正しいんだろうけど「なんか違うんだよな〜〜」って感覚...
以前職場の先輩から勧めていただいて、お借りした本。あまりに納得感があって、ついに自分用に購入しました。そして再読。うん、買ってよかった! 日常でも、仕事でも、人との「分かり合えなさ」って誰でも感じると思う。相手が言ってることは正しいんだろうけど「なんか違うんだよな〜〜」って感覚とか、違和感とか。 わたしは極力、何事も平和に円滑に進めたい。だから何か違和感感じても「それわかんないです」とかって波風立てるのも嫌で、面倒になるのは避けちゃいたい。 別にそれも悪いことじゃないし、自分のペースを守るためには必要なこと。だけれど殻を破らないと進歩はないし、組織もコミュニティも強くならないんだな、と再認識できました。 大事なのは自分と相手のナラティブに橋をかけるための対話。表では語られている言葉の背景には、語られていない別のことがある、と知ること。観察して、踏み込むこと。 これをいざ行動に起こすには、まだまだ難しくて勇気がいることだと思うけど、せめて一歩は踏み出したい。 1冊分丸ごと、ページめくるごとに私のために書かれた本なのでは?と刺さまくってました。まだまだ学ぶべきことがたくさん!ひゃー!
Posted by