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他者と働く 「わかりあえなさ」から始める組織論 の商品レビュー

3.9

175件のお客様レビュー

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2024/05/06

部下に対して、主人公としての側面を構築できてないと気付かされた。 ・いつも頑張っているのに認めてもらえない(他者視点での自分の評価に依拠している) ・仕事の意味を感じられない(生活のためにつまらない仕事を我慢している) ・自分が生かされていない(自分のために組織があるという過度な...

部下に対して、主人公としての側面を構築できてないと気付かされた。 ・いつも頑張っているのに認めてもらえない(他者視点での自分の評価に依拠している) ・仕事の意味を感じられない(生活のためにつまらない仕事を我慢している) ・自分が生かされていない(自分のために組織があるという過度な自己意識) わかり合えないことは当たり前。 妥協せず対話し続ける事も、当たり前にできるようになりたい。

Posted byブクログ

2024/04/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今の自分の状況で読めて良かった本。 対話で分かり合えなさを埋める。 溝に気づく、溝の向こうを眺める、溝を渡り橋を設計する、溝に橋をかける。 大切にしたいこと、 着実に歩みを続ける、逆境の中でもへこたれずに対話に挑み続ける、苦しみの中にある人に手を差し伸べる。

Posted byブクログ

2024/03/22

プライベート・仕事に関わらず社会と関わる中で壁にぶつかったり不満を抱いた際に他者を変える事は難しいが自らが変わる事で解決する事があるとよく耳にするが、この考え方のより深い部分が知れる書籍。

Posted byブクログ

2024/03/20

以前職場の先輩から勧めていただいて、お借りした本。あまりに納得感があって、ついに自分用に購入しました。そして再読。うん、買ってよかった! 日常でも、仕事でも、人との「分かり合えなさ」って誰でも感じると思う。相手が言ってることは正しいんだろうけど「なんか違うんだよな〜〜」って感覚...

以前職場の先輩から勧めていただいて、お借りした本。あまりに納得感があって、ついに自分用に購入しました。そして再読。うん、買ってよかった! 日常でも、仕事でも、人との「分かり合えなさ」って誰でも感じると思う。相手が言ってることは正しいんだろうけど「なんか違うんだよな〜〜」って感覚とか、違和感とか。 わたしは極力、何事も平和に円滑に進めたい。だから何か違和感感じても「それわかんないです」とかって波風立てるのも嫌で、面倒になるのは避けちゃいたい。 別にそれも悪いことじゃないし、自分のペースを守るためには必要なこと。だけれど殻を破らないと進歩はないし、組織もコミュニティも強くならないんだな、と再認識できました。 大事なのは自分と相手のナラティブに橋をかけるための対話。表では語られている言葉の背景には、語られていない別のことがある、と知ること。観察して、踏み込むこと。 これをいざ行動に起こすには、まだまだ難しくて勇気がいることだと思うけど、せめて一歩は踏み出したい。 1冊分丸ごと、ページめくるごとに私のために書かれた本なのでは?と刺さまくってました。まだまだ学ぶべきことがたくさん!ひゃー!

Posted byブクログ

2024/03/02

対話、dialogue ナラティブ、物語、その語りを生み出す「解釈の枠組み」 対話のプロセス 1.準備│溝に気づく 自分から見える景色を疑い、自分のナラティブを一度脇に置いてみることでそこに溝があることに気づく 2.観察│溝の向こうを眺める 相手との溝に向き合い、相手の言動...

対話、dialogue ナラティブ、物語、その語りを生み出す「解釈の枠組み」 対話のプロセス 1.準備│溝に気づく 自分から見える景色を疑い、自分のナラティブを一度脇に置いてみることでそこに溝があることに気づく 2.観察│溝の向こうを眺める 相手との溝に向き合い、相手の言動を観察し、相手のナラティブを観察する 3.解釈│溝を渡り橋を設計する 相手のナラティブをシミュレーションし、自分がどう見えるかを眺め、新しい関係性を作る方法を構想する 4.介入│溝に橋をかける 実際に行動を起こし、新しい関係性を通してさらに観察する この流れを繰り返し、新しい関係性を更新していく

Posted byブクログ

2024/02/24

ナラティブを中心に所々良いことを言っている。文章は、口語調で後半は特にふわふわと抽象的な概念が述べられるため行ったり来たりしながら、哲学的。頭の体操をするには疲れる文章である。結局のところ、他者と働く、わかりあえるまでには時間がかかる。時間をかけて、じっくり観察しましょうというこ...

ナラティブを中心に所々良いことを言っている。文章は、口語調で後半は特にふわふわと抽象的な概念が述べられるため行ったり来たりしながら、哲学的。頭の体操をするには疲れる文章である。結局のところ、他者と働く、わかりあえるまでには時間がかかる。時間をかけて、じっくり観察しましょうということか。よく言えば、丁寧に書いていると言うことなのだが、もう少し話を要約してほしい。

Posted byブクログ

2024/01/06

自分と相手に違いがあることを認識し、橋をかけていくナラティブアプローチの実践を説いた本。 ナラティブとは一人一人ことなる物語、つまり思考回路を持っていて、それぞれの個性や知識、立場により適用課題が異なる。故にその違いを認知し、相手の立場で観察して、解釈することで、両者の分かり合え...

自分と相手に違いがあることを認識し、橋をかけていくナラティブアプローチの実践を説いた本。 ナラティブとは一人一人ことなる物語、つまり思考回路を持っていて、それぞれの個性や知識、立場により適用課題が異なる。故にその違いを認知し、相手の立場で観察して、解釈することで、両者の分かり合えるポイントに橋をかけ、介入するというもの。 実行にあたっては、相手の理解を得るために迎合するな、孤高を恐れず誇りを持って行け、と後段の著者の経験に基づくアドバイスは心打つないようである。決してノウハウ本に止まらない良本。

Posted byブクログ

2023/12/15

ナラティブとは物語、語りを生み出す解釈の枠組み。 相手のナラティブ、立場や環境、現状など、取り巻くものを観察して寄り添える、近寄れる道を探すことで、「私とあなた」という固有の関係になれる。 人は自分の鏡、というけれど、その状態に持ち込むことで、人と関わりやすくなる、と言ったこ...

ナラティブとは物語、語りを生み出す解釈の枠組み。 相手のナラティブ、立場や環境、現状など、取り巻くものを観察して寄り添える、近寄れる道を探すことで、「私とあなた」という固有の関係になれる。 人は自分の鏡、というけれど、その状態に持ち込むことで、人と関わりやすくなる、と言ったことが説明されていて、気の持ち方を変える参考になった。 嫌になるとすぐに頑固に「私とそれ」になってしまうので、ナラティブというものがあることを思い出して気をつける。できる限り。

Posted byブクログ

2023/11/23

面白い人が読んでいる本は面白いの法則で購読。「わかり合えないことから」の平田オリザさんがオビのメッセージを書いてて、副題にある「わかりあえなさから始める組織論」にも興味を持った。対話のつもりが「人対物」になっているから摩擦が生まれる。不合理な意見対立はお互いに合理的だから。相手の...

面白い人が読んでいる本は面白いの法則で購読。「わかり合えないことから」の平田オリザさんがオビのメッセージを書いてて、副題にある「わかりあえなさから始める組織論」にも興味を持った。対話のつもりが「人対物」になっているから摩擦が生まれる。不合理な意見対立はお互いに合理的だから。相手のナラティブを想像すること、など。前半はとてもわかりやすく、思い当たることも多くて納得できる。後半の事例はややできすぎの感があったりするので、前半だけ読んでも十分。スタンフォード式対話術(なんでもスタンフォードなのはなぜだろう、、)にも紹介されていたテニスコート理論にも当てはまるもので、あちらでもこちらで言われているのなら、やっぱい正しいのだろう。参考になりました。

Posted byブクログ

2023/10/01

タイトルからかなり前から気になっていた本で、思い切って購入して読んだら期待以上の本だった。 内容はとてもわかりやすい表現で書かれていて読みやすいし、内容も理解しやすい。「対話」の重要性を日々感じているが、そこでの新しい考え方や大事なポイントが心に響いた。なるほどと思えたり、反省す...

タイトルからかなり前から気になっていた本で、思い切って購入して読んだら期待以上の本だった。 内容はとてもわかりやすい表現で書かれていて読みやすいし、内容も理解しやすい。「対話」の重要性を日々感じているが、そこでの新しい考え方や大事なポイントが心に響いた。なるほどと思えたり、反省する部分が多すぎて、その都度読むのをやめて考えさせられるから読むのには思ったより時間がかかってしまうほど。この本で学んだことを実践していきたい。人間関係に悩むひとにもそうで無い人にも新たな気づきを得られる良本。超おすすめです。

Posted byブクログ