背中の蜘蛛 の商品レビュー
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2021.09.13 読了 久しぶりに誉田哲也さんの本を読む 本を読むこと自身も久しぶりかも 面白かった。 監視社会。 その通りだね。 自分の身を守るために、 自分の情報を全て曝け出している感じでしょうか。 特に、なんの問題もない人のプライバシーなんて 筒抜けなんでしょうね。 隠そうとしないからね。 田辺理はどのような扱いになるんだろうか。
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何故かホラーだと思い込んで読んだら警察小説で、真ん中あたりまではこれから何が起こるのかと何とか読み進めていたけれど、だんだん主題が明らかになっていくに連れて引き込まれて一気に読んでしまった。 扱っている題材が自分好みで面白かったけれど、人間心理のところの書き込みというか、揺れ動き...
何故かホラーだと思い込んで読んだら警察小説で、真ん中あたりまではこれから何が起こるのかと何とか読み進めていたけれど、だんだん主題が明らかになっていくに連れて引き込まれて一気に読んでしまった。 扱っている題材が自分好みで面白かったけれど、人間心理のところの書き込みというか、揺れ動きをもっと多く描いて欲しかった。 210829
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上山のキャラクターが、部下の前と本宮の前とで全然違うので非常にこんがらがった。結局田辺は警察をやめた後はドラッグなどに手を出していたのだろうか。 それに姉弟を救うためのお金、あれは完全に詐欺で作ったんよね? 上司に裏切られて警察辞めて、それからそこまで悪人になれるのだろうか。
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全体的な印象として、 こじんまりしているので⭐️2つ。 なんともリアル。加点1 近未来小説として面白かった。
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誉田哲也さんの著書を初めて読みました。 日常知ることが不可能なダークウェブという存在。必要悪とされる情報監視。 日本のリアルな裏の一面を知ることが出来ました。
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いずれ訪れるであろう、いやすでに訪れているであろう覗き見社会 この是非について考えさせられる作品 特に後ろめたいところのない小市民としては犯罪者が取り締まりされるほうがいいかな?ダメかな?
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運三があろうがなかろうがそういう技術がすでにある以上 使わないことはできない。 結局は運用する人間の資質なんだろうな。 本宮さんと上山さんの協力は胸アツ。
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誉田哲也さんを初めて読みました。現実的にありそうなストーリーで、グイグイと引き込まれていきます。 このような捜査システムは必ずしも悪ではないと個人的には感じる。
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会話が自然でテンポが良く、楽しめた。 言葉遣いに違和感がなかったのがポイント高い。 意外に笑えるポイントがいくつかあった。 ストーリー展開も、最初の切り口からだんだん核心に迫っていく流れに無理がない。 登場人物も魅力的だったので、続編出ないかな〜と期待してしまう
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誉田哲也氏の警察小説。 「背中の蜘蛛」という題名であるが、蜘蛛というもの自体好きでない。 池袋で、男の刺殺体が、見つかり、主人公の警視庁池袋刑事課長の本宮夏生が、捜査1課長の小菅警視正と、刺殺された妻 浜木名都の過去を調査して欲しいと、頼まれることから始まる。 それは、小菅が、秘密裡に発した特命で、遂行出来たたのだが・・・ 第3部に至っては、ガラッと、話が変わって来る。 どう、最初の話とつながるのか?と、思わずにはいられない。 小菅のいう情報提供、「タレコミ」という伝言ゲームの処理を本宮へ丸投げしたのに、その出所を言わないでいる。 運三のマルA、マルC。 メタデータという「データのデータ」、あるいは、「でーたの目次」 表面上の記録である通話・メール・SNSメッセージ機能・ATM利用情報が、収集対象に・・・ 蜘蛛、スパイダーとは、米国が開発した通信監視、検索、分析プログラムである「PRIZSM」「XKeyscore] 「バウンドレス・インフォーマント」の3つを遠藤させて日本国内で使用できるようにするプログラムであると・・・ 田辺理の結婚相手の情報が洩れて、その彼女と別れた事が、きっかけで、情報管理課運用3のサーバやコンピュータ端末にバックドアをかける事に執拗になって行く。 そして、恩を着せられて、がんじがらめになった姉弟を助け出そうとするだが、・・・ひどい結末に・・・ プライバシーは、保護して欲しいと、思のだが、、、、、全てが、監視される社会は、怖い。 今、日本も、9月にデジタル庁が、出来る。 サイバー攻撃で、NISCも整備とか・・・ アナログ時代にどっぷりの私には、ついていけない話が、多かった。 便利になったのだが、個人情報も、どこで、流出しても、おかしくないのでは・・・と、思われた小説だった。
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