ムゲンのi(下) の商品レビュー
ファンタジーは苦手で独自設定やルールなど入り込もうという気にならず(話の筋に関係するのでやむなく読んだが)。 ただファンタジー部分を除けば様々なジャンルのミステリーで面白く読んだし、ファンタジー部分の景色描写は文字だけなのにカラフルな色彩が見えた気がした。色々な要素が詰め合わされ...
ファンタジーは苦手で独自設定やルールなど入り込もうという気にならず(話の筋に関係するのでやむなく読んだが)。 ただファンタジー部分を除けば様々なジャンルのミステリーで面白く読んだし、ファンタジー部分の景色描写は文字だけなのにカラフルな色彩が見えた気がした。色々な要素が詰め合わされて、結局楽しんだと思う。どんでん返しにも驚いた。
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ミステリーかと思えばファンタジーの要素が大きい。様々な描写が鮮明に想像でき、それを言葉で表現するとこが素晴らしい。あらゆる伏線の回収をし後半で「まさか」と思うどんでん返しを食らった。主人公は気付かぬ愛で包まれていた。
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前半はファンタジー要素が強くて、若干幼い?のかなと思いきや、なかなかどうして、後半はミステリー要素が強くなってきて、さらにどんでん返しとが話せない展開でした。そして感動。
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本屋大賞ノミネートシリーズ。 先の展開が気になって、下巻も一気に読みました。 伏線が回収されていく怒涛の展開に、 ページをめくる手が止まりませんでした。 少年Xの正体やお父さんのことは 何となく想像がつくように描かれていますが、 さらにその上を行く展開が凄かった。 ファンタジ...
本屋大賞ノミネートシリーズ。 先の展開が気になって、下巻も一気に読みました。 伏線が回収されていく怒涛の展開に、 ページをめくる手が止まりませんでした。 少年Xの正体やお父さんのことは 何となく想像がつくように描かれていますが、 さらにその上を行く展開が凄かった。 ファンタジー要素という面では 夢幻の世界の描写が丁寧で、 とても美しく鮮やかな世界を味わうことができます。 ただ、最後の戦いのところはいまいち入り込めず… あんな分かりやすいラスボスみたいなの期待してなかった。。 全体的に、世界観がしっかり作り込まれている分 少し複雑だなーという印象。 最後は感動的な展開に涙…はしていないけど、 前向きな終わり方で良かったです。 少し良い子ちゃん過ぎる気もしましたが。。
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イレスという病気の患者の夢の世界に入り、様々な問題に直面していく。 「夢の世界」や「異世界」、「パラレルワールド」といった設定が好きな方は、ぜひ読んでほしいです。 上巻・下巻ともに、ストーリーはもちろん、夢の世界の情景描写が非常に美しく、頭の中でイメージするのがすごく楽しい。 ...
イレスという病気の患者の夢の世界に入り、様々な問題に直面していく。 「夢の世界」や「異世界」、「パラレルワールド」といった設定が好きな方は、ぜひ読んでほしいです。 上巻・下巻ともに、ストーリーはもちろん、夢の世界の情景描写が非常に美しく、頭の中でイメージするのがすごく楽しい。 帯にも書いてありますが、家族の大切さを再確認したくなる物語でもあると思います。
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一気に読みました。 ジャンルはサスペンス、ミステリー、ファンタジーのミックスのような話でしたが、ひとつの物語として読みごたえがありました。 愛を知っている者と愛を知らない者、両者の視点が描かれていて、愛とは何かを考えさせられます。
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※このレビューにはネタバレを含みます
苦手かもと思いながら読み進め、なんとか読み終えた。 正直、マブイグミのところはすっ飛ばして読みたかった。 でも、読まないと話がつながらなさそうなので。 最終、やっぱりマブイグミの必要性が分かったけど…。 なんだかね、内容が薄い感じがするのです。 大事なメッセージが込められてるとは思うのだけど、その表現方法が薄い。 最後の戦いのところとか、なんかしらけてしまって。 最後、主人公が、自分の親2人とも殺した相手に許しますって、そんなんある? どんだけ寛大なん? 虐待されてたっていう事を加味しても、やったこと最低すぎて、もう人じゃないレベルやん。 いい感じで描きすぎ。
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空想的な作風で意外だったがギリ納得。眠り続ける患者4人、治療法も原因も不明。女医が血統である不思議な力を使って患者の魂を救済していく。徐々にヒントが増えていき「体感するミステリ」、タイトルも頷ける。一気読み。面白かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なかなかこわい描写も多くて、夜寝る前に読むにはちょっとハラハラドキドキが強い。 でも医療×ミステリ×ファンタジー かな?異色の取り合わせのような感じでかなり意外だった。 殺人シーンとか過去の精神的トラウマシーンがかなりエグみあり。 医療とかミステリといえばリアル感のある展開が定番な気がするので、まさか夢幻の世界みたいな超絶ファンタジーな中を、しかもククルという謎の生き物、おばあちゃんから知恵を得たユタという能力の開花、 なんなんだこの、どちらもそのタイプの話では定番と定番のようなものがまさかのドッキングした話は!と思った。 愛衣の能力自体は夢じゃなくて、でも夢の中の出来事で、でもありがちな夢の中かーい!というオチではなく、夢と現実とが相互につながりつつ夢の世界が思ったよりかなりの大きな意味を持っている、そんな世界観なのかな。 なんだか、騙されたというよりは、ミステリ的な解き明かされていく事実にはーーーーん、そういうことか、となんとなく分らされていく感覚を味わった。 イレス患者のつながりもあって面白く、最後の特別治療室の謎も意外すぎて、でも納得はできた気もする。 いやまさか、家族がすでにねーーーーーーー。なんとなく中年男性は、愛衣父な気がしてたけども。 そして袴田先生の怪しさね。 無限の愛 ラスト急展開で、ククルの説明に泣けた!
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