紅蓮館の殺人 の商品レビュー

阿津川辰海(著者)

2024/10/31

ちょっと読むだけのつもりが…最後まで一気に読んでしまった！説明が分かりにくい箇所もあるけど大体はサクサク進められる。

火事や事件よりも探偵同士のぶつかり合いって感じ。理解が追いつかない少年がたまに可哀想。

後半で色んな嘘が暴かれたけど、全然予想してなかった嘘もあってびっくり。結末としては複雑な気持ちにはなるけど…まぁ良いんじゃないかな。

2024/10/03

館シリーズと言うだけで興味をそそられる。災害プラス殺人の構図も月光ゲームを彷彿させるし新本格リスペクトを感じられる。
探偵の意義にフォーカスを当てているが少し重く蛇足感。ライバル探偵の方が魅力的だった。
次作にも期待。

2024/09/24

単に推理すごい！探偵かっこいい！で終わらせない、この胸をえぐってくる終わり方は、珍しい気がする。。
飛鳥井さんはやっぱ頭いいよなぁ

2024/10/15

ずっと気にしていた阿津川先生初読です。
う〜ん
少し話が難解ですね笑
現探偵と昔探偵の推理バトル
名探偵とは？
哲学要素込み込みの本作品！
テンポも自分にはまだ合いませんでした。
ただし、リミット付きのクローズドサークルは緊張感は凄かったです。
阿津川先生の凄みを知るためにも、早く次作を読みたいと思っています。

2024/09/20

申し訳ないけどノットフォーミーだったかもしれない。

ただ、とある方が「マダミスっぽいミステリ」だとツイートしてたのには激しく同意した。
なるほど確かに。各キャラ毎に固有の目的(事情)があるところとか、途中で少しずつ情報が開示されて状況が変わっていく感じとか、1作目なのに過去に因縁抱えてるところとか、犯人がわかっても目的のためには「指摘」するべきではないかもしれない、っていうところとか、めちゃくちゃそれっぽい。
主人公目線で見たマダミスのシナリオって言われたらすごい満足感あるのかも。

でもやっぱりミステリとして読むのはやはりしんどかった。

巨大なからくりのある館、どこか謎のある登場人物たちなど、舞台設定が王道ミステリでワクワクさせられた反面
･飛鳥井の部屋では廊下と会話できたのに、田所&葛城の部屋は中の声が聞こえない（と小出が言っていた）のは隠し通路に何も関わってこないんかーい
･「落日荘」の異名も隠し通路に関係ないんかーい
･小出の下の名前、別に最後まで出てこんのかーい
などなど、モヤッとする所が多数である。
でも吊り天井の仕掛けは最高だった。

2024/09/15

普通かな。
もっと面白い展開にできそうだった。
探偵と名乗る探偵を出すなら、もう少し名言というか探偵の格好良さを示して欲しかった。何を伝えたい本なのかいまいち分からなかった。

2024/09/03

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犯人がシリアルキラーな割にキャラとしては立っていなくてガッカリ

探偵と元探偵の絡みは良いが、
他の人物・・・
特に田所クンが助手としてポンコツで・・・

ストーリーもモヤモヤする箇所がある
〇葛城がシリアルキラー宅の蝋燭ネタを発見するくだりの時にシリアルキラーは何をしていたんだ？

〇元探偵が「偶然」、保険屋として事件に巻き込まれるが
もうちょっと上手い巻き込まれ方あっただろうに・・・

〇つばさが可哀そう
　シリアルキラーに・・・
　壁が下からペッチャンコ・・・
　壁が上からペッチャンコ・・・

2024/08/31

屋敷が燃え落ちる、というリミットの設け方がとてもハラハラできて面白いなと感じました。その反面、ちょっと説明がくどくて退屈になるシーンもあった印象です。
天井のトリックは面白かったです。

2024/08/30

久我島の家に荷物取りに行ったとき、出かけてる妻に書き置きしていかないのかって聞かれてエッ？てなってたの、最後に真相わかってから考えてみたらそうだったのかとなった
あと吊り天井や隠し扉のカラクリの説明が文章だけだとぜんぜんわからなかった…かなしみ

2024/08/27

うーん、あまり好みではなかった…
その理由を考えてみると、
・登場人物特に探偵役があまり好きになれなかった。魅力的に映らなかった。葛城くんはとにかく凄かったけど、その凄さとたまに出る臆病な一面、そのギャップが人間らしさとも思うんだけど、読んでいてあまり一続きの人間に感じられなかった。唐突に感じるというか
飛鳥井さんは行動原理は理解できたけどあまり読んでいて好感は持てなかったな…

・話が二転三転するのは続きが気になる！となったけど、一度こういうことだったのか！となった話を後でもう一度説明されるのがちょっとくどく感じてしまったかな…

自分がミステリーにどんなことを求めているか見直すきっかけになった気がする。
次作はどうしようかなぁ。