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紅蓮館の殺人 講談社タイガ
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紅蓮館の殺人 講談社タイガ

阿津川辰海(著者)

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紅蓮館の殺人 講談社タイガ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2019/09/20
JAN 9784065168196

紅蓮館の殺人

¥440

商品レビュー

3.3

377件のお客様レビュー

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2022/04/14

懐かしいなぁ、「新本格」…。

2022年4月読了。 ココのレビューを書いている皆さんは、かなりお若い方々なんでしょうか? 中盤から終盤にかけての、探偵と元(?)探偵のやり取りを読んでいて、若干気恥ずかしい様な、ムズムズする感覚を憶えたのですが、皆さんのレビューを読んでいて色々と思い出しました。 ...

2022年4月読了。 ココのレビューを書いている皆さんは、かなりお若い方々なんでしょうか? 中盤から終盤にかけての、探偵と元(?)探偵のやり取りを読んでいて、若干気恥ずかしい様な、ムズムズする感覚を憶えたのですが、皆さんのレビューを読んでいて色々と思い出しました。 20年程昔に成りますが、島田荘司先生が音頭を取って、講談社と仕掛けて大成功を納めた「新本格」ブームと云う事象が有りました。 その中でも、内省的な作風で他者とは明瞭に異なっていた「法月綸太郎」先生の著作を思い出したからです。 『名探偵は「推理マシーン」で良いのか?!』と云う、フィクション(虚構)の中なのに、「犯罪から真実を導き出す事」の本質論に悩む探偵を描き出し、 「エラくめんどくさい事に悩む探偵さんだなぁ~」と思って読んでいました。 「読者を差し置いて、本の中の探偵が先に本質論を語っちゃ野暮でしょうよw」等と一人前のクチを利きつつも、熱心に読んでいたのですから、まだまだ自分も若かったんだなぁと思った次第です。若い方には新鮮に映りますよね。 さて本作は、根本的なトリックやロジックはしっかりしていますので、問題無く楽しめましたが、読者がトリックを探そうとする前から、探偵役が(上記について)悩む場面を書いてしまうと、「事件の真相などどうでもいい事だ」と言っている様に見えてしまいます。 「A⇒B⇒C⇒真相」と、レール式で当たり前の様にサラッと真相が分かってしまう「簡便な推理小説」ばかりで良いのか?! と云う作者の意気込みは買いますが、法月先生もこのやり方でその後悩んでおられましたし、オッサン読者としても「苦悩や理屈はいいから、早く話を進めなさいよ」と感じたのは、年齢のせいだけでは無いなとも思いましたので、ちょっと厳しい判定です。 興味の有る若い方は、法月先生の諸作を読んで見ることをお奨めします。

左衛門佐

2026/06/20

王道のクローズドサークル!最近はクローズドサークル減った気がしますよね、往年のミステリを求める方にどうぞ。 主人公と友人はひょんなことからある小説家の館を目指す。途中で発生する山火事、館に逃げ込む人々、そして迎える館の住人たち。 満を持して発生する殺人。犯人はだれ?新旧探偵によ...

王道のクローズドサークル!最近はクローズドサークル減った気がしますよね、往年のミステリを求める方にどうぞ。 主人公と友人はひょんなことからある小説家の館を目指す。途中で発生する山火事、館に逃げ込む人々、そして迎える館の住人たち。 満を持して発生する殺人。犯人はだれ?新旧探偵による推理がはじまる。 何度か出てくる、探偵は生き方、がよくわかりませんでした。探偵は身近ではないはずだがそれも受け入れる人々も不思議。人が死に、犯人が明らかになる、王道ミステリですが、所々の青臭さがあまり受け入れられませんでした。

Posted by ブクログ

2026/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

仕掛けだらけの館×迫る山火事というタイムリミット×やや危うい高校生の探偵とワトソン あらすじだけでもかなり属性てんこ盛りに感じたが、実際本編を読んでみるとこれに加えて × バディを失った元探偵×元探偵が過去に捕まえきれなかったシリアルキラー という要素が追加される。からあげと天麩羅とフリッターの盛り合わせを注文したら、付け合わせにポテトと春巻きが付いていた気分。 だけど本編は、このてんこ盛り要素をうまく調理していたように思う。推理を優先すべきか脱出を優先すべきかという二項対立はミステリジャンルに慣れた身には新鮮だったし、主人公が探偵という業を突きつけられる展開も良かった。館に集った人物の正体が明らかになるターンはゾクゾクしたし、そんな彼らが力を合わせて脱出する展開には「でもこの人たち●●●や●●や●●●なんだよな…」とたまに我に返りつつも胸が熱くなった。 難点は、殺人のトリック周りが少し想像しにくかったところ。描写や図解でかなり丁寧に説明を試みていたように感じたが、それでも頭の中で映像化するのに苦労した。私の場合、特にウインチと天井裏の本棚は「ほーん、なるほどそういうことね(全然わかってない)」状態。 私はトリックの整合性自体にはそんなに重きを置いていないので諸々「そういうもの」で押し切ったが、ここがしっかりしていてほしい人は消化不良に感じるのではと思った。 探偵が『負ける』ラストも新鮮ではあるもののモヤモヤが残り、スッキリ読了とはいかなかった。続編があるようなので、ここらへんのモヤモヤは今後解消されるのかも。設定自体は面白いので、続きも読んでみたい。

Posted by ブクログ

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