よみがえる変態 の商品レビュー
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星野源さんがくも膜下出血で倒れ、術後痛みや不安で死にたくなる。そんな時にテレビから流れた「フィルム」という曲。 "どんなことも胸が裂けるほど苦しい 夜が来てもすべて覚えているだろ 声を上げて飛び上がるほどに嬉しい そんな日々がこれから起こるはずだろ" この本を読んだ上でこれからもたくさん星野源さんの曲に励まされ、寄り添ってもらいながら生きていくんだと思った。
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そうやって曲作ってるんだ!今もそうなのかな?? 暗さが今の私にちょうどいい 病気についても詳しく書いてくれてあった こんなに鮮明に書くのか あの頃の私が死ぬほど頑張ったから今の私があるっていうことば、共感 程度は違うと思うけど。
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良い意味で人間らしい星野源さん どんなに地獄にいても、そこから這いずり上がろうとする姿は、必死に生きてる1人の人間の姿だと感じました。 彼のマルチな才能は確かに才能なのだと思います。ただ、彼の努力も才能と片付けていいものではないなと感じました。 美談でも特別な人でもなんでもなく、ただ自分の思う信じる道を必死に生きている人でした。 寂しさは友達、絶望はたまに逢う親友、不安はクリエイターの自分にとって親 切っても切り離せないこの言葉を、こんなふうに表現してくれただけで私にとってお守りを手に入れたかのようです。
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死の淵に行くと昔みたいにはなれないのかもしれない。どうしても死の淵から戻ってきた話がピックアップされるけど、お帰りなさいだからこそ、昔の星野さんも丹念に読みたい。どんな地獄でもこの変態は変わらない。いい意味で
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星野源の率直な闘病生活中の思いが感じ取れました。当時をよく知りませんでしたが、辛い時期を経て今の星野源があるようです。
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病気で休養と聞いて、正直もうそれまでと思った記憶がある。あまりの早い復活、2度目の休養、そして復活。あのざわめきはなんだったのか?とぼんやり思っていた数ヶ月間の話が書かれていた。やっぱり、滅茶滅茶、痛いんだなぁ。生きることは地獄。そう思いながら生きてる源ちゃんに少し勇気をもらった...
病気で休養と聞いて、正直もうそれまでと思った記憶がある。あまりの早い復活、2度目の休養、そして復活。あのざわめきはなんだったのか?とぼんやり思っていた数ヶ月間の話が書かれていた。やっぱり、滅茶滅茶、痛いんだなぁ。生きることは地獄。そう思いながら生きてる源ちゃんに少し勇気をもらった。名医の先生の30分の診察が衝撃的だった。そういう人になりたい。
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星野源のエッセイ くも膜下出血で活動休止から復活後の女性雑誌の連載に加えて、病気の再発治療を記した書き下ろしを含む アーティストや俳優としての星野源は知っていたけど、文筆家としての作品は初めて読んだ 前半は、ここまでエロを曝け出す人だったのかという驚きと、それでいて文章の構成の...
星野源のエッセイ くも膜下出血で活動休止から復活後の女性雑誌の連載に加えて、病気の再発治療を記した書き下ろしを含む アーティストや俳優としての星野源は知っていたけど、文筆家としての作品は初めて読んだ 前半は、ここまでエロを曝け出す人だったのかという驚きと、それでいて文章の構成の上手さに舌を巻く そもそも、初っ端のタイトルが「おっぱい」というのに脱力 ネットミームとして、元気のない様子を心配した彼女なのか奥さんなのかが「おっぱい揉む?」と訊ねてくるのがあるけど、同じノリを感じる まぁ、これは星野源がこれに言及するから許されるわけで、普通はなかなか公言できないと思うよ?w ドラマ「11人もいる!」は懐かしいなぁ 星野源の弾き語り替え歌が毎回挿入されるんだよね それにしても、あのときの神木くんもかわいかったな 美人局っぽく関係を持つことになる彼女の名前が「ソアラ」とかのネタも面白かったし その辺のワードセンスも宮藤官九郎っぽい 映画「箱入り息子の恋」 盲目の女性 夏帆と公務員で真面目一辺倒の星野源とのラブストーリーなんだけど 後半が「どうしてそうなる」という脱力展開だったりとギャップがあったなぁ 裸で走り回る星野源は秀逸 今思えば、真面目な男性という役柄は「逃げ恥」と同じなんだよなー そう言えば、「将来のお嫁さん」とか書いてるところで、「ガッキー!」と思ってしまうよね 映画「地獄でなぜ悪い」 これはとってもバイオレンスと血に溢れていたなぁ 一回見れば十分かなという感じ 星野源である必要はあったのか? まぁ、あの気弱な感じの役柄は合ってたとは思うけど アニメ「聖☆おにいさん」 そう言えば見てない? 実写ドラマは染谷将太と松山ケンイチだったけどね 確かに星野源の声もまぁ合いそう あと、お酒飲めない人なのね、知らなかった なのにやってるバンド名は「SAKEROCK」 そりゃぁ同じことを突っ込んでくる人はいっぱいいるよ 後半のくも膜下出血再発治療のところで雰囲気が変わる 変わりつつもエロネタを差し込んできて、ユーモアという要素は変わらない そんなシリアスとギャグを両立させる文章がすごいと思う 全く関係ないけど、医者でK先生とか言われると、スーパードクターKを思い浮かべてしまう ま、雰囲気はまったく違いますけど それにしてもK先生のお人柄は、文章からもよく伝わってくる 本当に患者さんの内面までも考えて治療している人なのでしょうね 術後も女医さんや看護師さんとのやり取りにエロ要素を入れつつ笑わせてくるあたり、メンタルの強さを感じる その内心の真実がどうあれ、こうやって世に出すというメンタリティに感心する 全体を通して、そこかしこにエロはあるのに下品には感じなかった ところどころで人生の教訓めいた言葉が混ざっていたり、人は何故生きるのか?という哲学的な示唆も含まれていたり それでいてとっちらかった印象を受けないのは、前述の通りに文章の構成力に長けた人なのだろうなと思った
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星野源さんを音楽やドラマでの活躍しかしらない「にわか」の私。とあるきっかけで文章を書いてることを知り気になって手にとってみた1冊。 星野源さんの思考、煩悩、葛藤、ここまで赤裸々に綴られてるとは思わず、所々クスッとさせられたり、人の繋がりに感動したり、いい意味でイメージが変わった。...
星野源さんを音楽やドラマでの活躍しかしらない「にわか」の私。とあるきっかけで文章を書いてることを知り気になって手にとってみた1冊。 星野源さんの思考、煩悩、葛藤、ここまで赤裸々に綴られてるとは思わず、所々クスッとさせられたり、人の繋がりに感動したり、いい意味でイメージが変わった。すごく星野源さんという人が好きになった。 くも膜下出血を罹患したことからガラッと空気が変わったのが印象的だった。あとがきにも綴られてたがかなり大きな出来事だったろうなと思う。辛い経験の中ユーモアを忘れない読者への心配りにも感動した。
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星野源さんのことを知ってるようで知らないことが多かった。 生きた証や実感というものは、その人の外的行動の多さに比例するのではなく、胸の中にある心の振り子の振り幅の大きさに比例するのだ という言葉にとても共感した
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イエローダンサーの頃に興味を持ち、最推しというわけではないものの毎週ラジオは欠かさず聞き、なんだかんだで一番情報を受信し続けているをしているアーティストかもしれません。 すっかり人間的に好きな星野源。そんな好きな人の語るものは言葉でも文章でも心地よく入ってくるのが感じられました。...
イエローダンサーの頃に興味を持ち、最推しというわけではないものの毎週ラジオは欠かさず聞き、なんだかんだで一番情報を受信し続けているをしているアーティストかもしれません。 すっかり人間的に好きな星野源。そんな好きな人の語るものは言葉でも文章でも心地よく入ってくるのが感じられました。 俳優としてはまさに本書の頃の「地獄でなぜ悪い」「箱入り息子の恋」等 童貞役 が似合うし好きですが、前述通り後から見たものなのでリアルタイムな心境が述べられている本作はニヤニヤしながら読み進められました。 経歴としては知っていたクモ膜下出血も本人の文章で読むことでより歩んできた歴史を感じ、何度も泣きそうになりながらもちょっとした一言で笑わされるのでまた星野源という存在を好きになりました。 ところで、童貞役が似合うと書きましたが2023年現在の星野源にその雰囲気が一切無いことに気付き、文中の人前に出る仕事をしていれば顔も変わるという内容の文章に説得力を感じました。 当時と今を比べると全然違うけど、変わらずずっと私の好きな星野源だなと感じます。
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