あきない世傳 金と銀(七) の商品レビュー
呉服商のシリーズ第八弾。舞台は江戸に。 なんというか、こう運不運がターン制のようになってる感のある本作ですが、今回はそれほどでもなく。しいて言えば次兄のお話がちょっとこの先の騒動の伏線・・?くらいでわりとうまくいってるターンです。いいですね。あんまり次から次へとの不幸だと読んでて...
呉服商のシリーズ第八弾。舞台は江戸に。 なんというか、こう運不運がターン制のようになってる感のある本作ですが、今回はそれほどでもなく。しいて言えば次兄のお話がちょっとこの先の騒動の伏線・・?くらいでわりとうまくいってるターンです。いいですね。あんまり次から次へとの不幸だと読んでてちょっと疲れるし、さすがにちょっと食傷気味でもありましたし。舞台が変わったことで「江戸での呉服のありかた」みたいなところで原点に立ち返ったような気もしましたし。 いやまあさすがにこのままめでたしめでたしでシリーズ完結にはならないんでしょうけどね・・・
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読み終えて表紙を見ると晴れがましい気持ちでいっぱいになる。 江戸にきて本流の意味がよくわかる。 食文化だけでなく装いにも江戸と上方の違いが随所にあっておもしろいなあ。 このまま結と賢輔が継いで、幸は江戸店でひとかどの成功を収めて、とはきっとすんなりいかないんだろうかな~ あんま...
読み終えて表紙を見ると晴れがましい気持ちでいっぱいになる。 江戸にきて本流の意味がよくわかる。 食文化だけでなく装いにも江戸と上方の違いが随所にあっておもしろいなあ。 このまま結と賢輔が継いで、幸は江戸店でひとかどの成功を収めて、とはきっとすんなりいかないんだろうかな~ あんまり苦労せずみんな幸せになることを願ってるよ。
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なんと! 江戸小紋を生み出す話だったのか!と得心。 銀百貫で羊羹を生み出す話を上手く練り上げて見せた作者の手腕が光りますね。 面白くなりました。
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じっくり商いのことを考えて行動する巻って、このシリーズ始まって以来なんじゃ?と思ってしまうほどいろいろあった幸さん。 江戸と大坂の文化の違いや、お手軽プリントに取って代わってしまった染の世界など、とてもおもしろかったです。 そうかぁ、伊勢もいいなぁ。 2019/9/24読了
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発売とほぼ同時に買ってあったけれど、「流転の海」を第一巻から読み続けていた途中なので、暫く積んでいました。いつもこのシリーズを読むと思うんですが、主人公「幸」が強すぎて。でも今回は強いながらも引き込まれてしまいました。
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絶対に電車では読まないでって言いたい。号泣場面が何度かあって、「いけんヤツだ」と思いながらも読むのをやめられなかった。幸さんの繰り返される試練に立ち向かう強さと周りを気遣う細やかさ。何より、商いの才覚が素晴らしく、此れでは江戸でも花開くと期待するけど、また波乱があるのかなぁ〜と、...
絶対に電車では読まないでって言いたい。号泣場面が何度かあって、「いけんヤツだ」と思いながらも読むのをやめられなかった。幸さんの繰り返される試練に立ち向かう強さと周りを気遣う細やかさ。何より、商いの才覚が素晴らしく、此れでは江戸でも花開くと期待するけど、また波乱があるのかなぁ〜と、もう次作を早く読みたくて仕方ない。鈴屋の布地が欲しい。
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このシリーズも最初は報われない中に 一筋の光明や一人の理解者という 耐えて耐えての物語だったが夫が死ぬ度 に、うれしい事が増えてきました さて、五代目の消息が今後どのような展開 をもたらすやら ラストにデカイ幸せや転機を構成する作者 うまいなあ
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大阪とは好みも生活様式も違う江戸で、どう商いを育てていくか。 「ほんの少し、人とは違うところ」に商機はある。 それが見つけられるかどうか、が才能なのかな。
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若くして呉服商に嫁いだものの、四代目だった夫を皮切りに旦那が次々と亡くなったり失踪したりと聞けば、どんだけ不幸を呼び寄せる女やねん、名前は幸やけど。と言いたくもなるところ。しかし幸の商売に対する姿勢は見習いたいものばかり。ごまかさず、誠実であることは、商売のみならず生きていくうえ...
若くして呉服商に嫁いだものの、四代目だった夫を皮切りに旦那が次々と亡くなったり失踪したりと聞けば、どんだけ不幸を呼び寄せる女やねん、名前は幸やけど。と言いたくもなるところ。しかし幸の商売に対する姿勢は見習いたいものばかり。ごまかさず、誠実であることは、商売のみならず生きていくうえでとても大事なことだといつも思わされます。 ほぼ毎巻何かが起こるから、今度は何が起こるのよと用心しながら。そうしたら意地悪なことはほぼ何も起こらない。伊勢型紙についてやたら詳しくなれそうな安心の一冊。これもネタバレになりますか。すんません。だって私なら安心して読みたいし。(^o^)
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五鈴屋が一丸となって前進していく巻でした。結もずいぶん逞しく成長した・・・と思ったら26になってた。今後に大きな影響をもたらすと思われるかの人も登場して、次の巻も楽しみです。
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