あきない世傳 金と銀(七) の商品レビュー
今回は、とても爽やかで心が温まる内容だった。 江戸での幸やお竹、店の者達が一眼となって 江戸店を盛り上げる様は、爽快で読んでいる こちらもワクワクしてくる。 これからまた、幸達がどの様に店を変化して行く のか楽しみだ。
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何度目の読み返しかな。 常に知恵を絞って手間を惜しまない そういう姿勢が幸せに繋がるのが とても好き。
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女性が商売をすることの難しい時代に人に恵まれて商いをする。 嫉妬もたくさんあるだろうが。。。 心根の美しい女性。 本当にこんなにきれいな人がいるのだろうか。 不幸が続くと心も汚れてしまいそうだけど。 そんな時に、必ず助けてくれる人が現れる。 人徳なんだな。 BSで澪つくしの再放送...
女性が商売をすることの難しい時代に人に恵まれて商いをする。 嫉妬もたくさんあるだろうが。。。 心根の美しい女性。 本当にこんなにきれいな人がいるのだろうか。 不幸が続くと心も汚れてしまいそうだけど。 そんな時に、必ず助けてくれる人が現れる。 人徳なんだな。 BSで澪つくしの再放送を見てて、雲外蒼天。 澪ちゃんのように、苦難を乗り越えて幸せなエンディングを読みたいな。
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幸が江戸で勝負するために取った秘策、その行い自体は一銭の価値にもならないことでありながらそれが後々にもたらすであろう効果を考えると決してあなどれない、現代の商いにも通用する手法で驚いた。そうして評判を得ていく中で「時の人」とのつながりをバネにさらに飛躍しようというチャンスが訪れる...
幸が江戸で勝負するために取った秘策、その行い自体は一銭の価値にもならないことでありながらそれが後々にもたらすであろう効果を考えると決してあなどれない、現代の商いにも通用する手法で驚いた。そうして評判を得ていく中で「時の人」とのつながりをバネにさらに飛躍しようというチャンスが訪れるが、その気配をちょっと出したところでうまくいかず、もしかしてうまくいかないかも…と思ったところで思わぬつながりからそれが実現する。働く人もお客さんも周りの人を大事にしてきたからこそ報われた瞬間とその明らかにされたつながりにまた心動かされた。気になる跡目問題にも思いもよらない方向から話が進展し、これでますます目が離せなくなってきた。
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やはり面白い。 完結したら一気読みしたい。。。 妹の結がもう26歳だけれど かわいらしく描かれていて 恋をしたい、とか 紅を指す、 とか 今後どうなっていくだろう。。 染物とか いまいちイメージしきれないので 本作 映像化してほしい気持ちと イメージは自由なのでそちらのほうがよくて がっかりしないかという葛藤。。。 これは史実に基づくのか? だとしても 毎回問題を解決していく作者の手腕はすごい。。
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人との繋がりを大切にしていたら、こんなふうに突然道がひらかれることもあるのかもしれない。 今自分のことでうまくいかないこともあるけれど、負けないでいようと思います。
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幸の快進撃続く!もう、めっちゃ興奮して一気読みした!!今まで地道に繋いできた縁と情。すぐに結果に繋がらずじりじりしながらも「買うての幸い、売っての幸せ」「蟻の目、鶚の目」を心に唱えつつ信念をもって商いを続ける幸達が一気に花開く感じ。今回のキュンは、力造さん。過去に過酷な思いをして...
幸の快進撃続く!もう、めっちゃ興奮して一気読みした!!今まで地道に繋いできた縁と情。すぐに結果に繋がらずじりじりしながらも「買うての幸い、売っての幸せ」「蟻の目、鶚の目」を心に唱えつつ信念をもって商いを続ける幸達が一気に花開く感じ。今回のキュンは、力造さん。過去に過酷な思いをして型付師を金輪際しないと決め墨染めだけを行ってきた頑固一徹江戸っ子職人の力造さん。その力造さんを動かす五十鈴屋一同の情熱。そこには、幸だけじゃない、多くの人の思いの丈がつまっている。色んな人の心技体が繋がって物事が拓いていく。電話も電車ももちろんITもない時代に、これだけのことができる。そしてそれを受け取ってくれる人がいる。胸アツな1冊!また続きが楽しみーーー!
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お蚕さん育てるひとが居て、絹糸を紡ぐひとが居て、それを織るひとが居て、染めるひとも居て、やっと呉服になる。みさごの眼となり、蟻の眼となり、江戸の「粋」と大坂の「実」を両立させる商いを。高田郁が描く重厚な人間模様、人情と人情が織りなす一大絵巻。「あきない世傳金と銀(七)碧流篇」、2...
お蚕さん育てるひとが居て、絹糸を紡ぐひとが居て、それを織るひとが居て、染めるひとも居て、やっと呉服になる。みさごの眼となり、蟻の眼となり、江戸の「粋」と大坂の「実」を両立させる商いを。高田郁が描く重厚な人間模様、人情と人情が織りなす一大絵巻。「あきない世傳金と銀(七)碧流篇」、2019.8発行。
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いやぁ、このシリーズも7作目なんですね。 大阪の呉服屋五鈴屋が、とうとう東京進出を果たしました。 東京と大阪とでは、気質が違うように帯の巻き方、好まれる着物の柄と違うことが多く、戸惑いながらも、女名前を許された7代目店主幸とそれを盛り立てるみんなの奮闘のおかげで、何とか軌道に乗り出します。 他店と違うものをと模索するうち、武士の柄だった小紋を町民にと思い付き、型彫師、型染め師、型紙と皆の奔放のおかげで、ようやっと初の小紋地がしあがりました。 しかし、問題は、難題は尽きず、今後の五鈴屋の跡目は? なんと失踪したあの人が生きていた? などなど、話はまだまだ続いてくれそうです。 もうしばらく楽しめそうです。 あ~次作が待ち遠しいです。
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季節は巡り、いつものようにサクサク話は進むので、いつも一気に読んでしまう。 着実に商いを拡大していく幸、思わぬところでの縁もあり、あとは五代目がどこで絡んでくるか、これからの展開も楽しみです。
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