氷獄 の商品レビュー
チームバチスタシリーズのスピンオフ短編集。久々に田口氏に逢えて嬉しい。白鳥氏も相変わらず。あのバチスタ事件の犯人のその後が描かれているのもなかなか面白い
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桜宮サーガのスピンオフ短編集。懐かしい面々が登場する楽しい一冊だ。この試みはまだまだ続くのかな。今回は登場しなかった速水先生の活躍を楽しみたいもんだ。
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チーム・バチスタの栄光のその後を描いた表題作含めて4編収録されていた。 「双生」はあの碧翠院病院の双子の姉妹が田口医師の研修を受けに来た物語 「星宿」は便利屋城崎に頼んで病院内でプラネタリウムをやり、子供に勇気を与える話 「黎明」はホスピスの闇を暴く話(こんな話あったら怖すぎる...
チーム・バチスタの栄光のその後を描いた表題作含めて4編収録されていた。 「双生」はあの碧翠院病院の双子の姉妹が田口医師の研修を受けに来た物語 「星宿」は便利屋城崎に頼んで病院内でプラネタリウムをやり、子供に勇気を与える話 「黎明」はホスピスの闇を暴く話(こんな話あったら怖すぎる) 「氷獄」はバチスタ事件の被告を弁護する日高正義弁護士の話
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短編3本と中編(表題作)が入っている。時代もバラバラで、1994年が舞台の「双生」から2019年の「氷極」まで、チーム・バチスタのシリーズの番外編的な扱いである。好きなのは「星宿」。シリーズの登場人物のキャラクターがよくでているからと思ったけれど、よく考えると、4つの中で一番明る...
短編3本と中編(表題作)が入っている。時代もバラバラで、1994年が舞台の「双生」から2019年の「氷極」まで、チーム・バチスタのシリーズの番外編的な扱いである。好きなのは「星宿」。シリーズの登場人物のキャラクターがよくでているからと思ったけれど、よく考えると、4つの中で一番明るい話だからかも知れない。「双生」は、なんと桜宮小百合とすみれの姉妹が、田口先生の下で研修医をするという話。バチスタシリーズでは、過去に縁があったなんてこと、書いてなかったと思ったのだけれど。「氷獄」は、一連のシリーズで語られていなかった結末をきれいに示している作品なので、シリーズファンには嬉しい話。
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桜宮ワールドを扱った短〜中編集。 以前に読んだ作品と繋がっているが、細かい内容は忘れてた。とりあえずチームバチスタの栄光を再読してみたくなった。
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過去の色々を忘れていた。 覚えていたら、もっと楽しめたかも。 海堂さんの作品は、全てが繋がってるから面白い。 やっぱり田口先生、好きだなあ。
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桜宮サーガという海堂ワールドのシリーズの一冊だということを知らずに読んでしまいました。そのため、登場人物たちに面識がない私は、常連さんの集う店に一人まぎれこんでしまった気分でした。極北市を舞台にした作品は読んだことがありましたが、まさかこんなに大きな作品群を作っているなんて知りま...
桜宮サーガという海堂ワールドのシリーズの一冊だということを知らずに読んでしまいました。そのため、登場人物たちに面識がない私は、常連さんの集う店に一人まぎれこんでしまった気分でした。極北市を舞台にした作品は読んだことがありましたが、まさかこんなに大きな作品群を作っているなんて知りませんでした。他の作品も読んでみます。
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この作者の作品は意外にも初めて。 前半の3つは、これまでの海堂作品を読んでいればまた違った感想になっただろうが全般に薄い印象。 第4部・表題作の「氷獄」は、同じ様にチームバチスタシリーズを読んでいないにもかかわらず、テンションとペースが一気に上がった。 バチスタ・シリーズ、 ...
この作者の作品は意外にも初めて。 前半の3つは、これまでの海堂作品を読んでいればまた違った感想になっただろうが全般に薄い印象。 第4部・表題作の「氷獄」は、同じ様にチームバチスタシリーズを読んでいないにもかかわらず、テンションとペースが一気に上がった。 バチスタ・シリーズ、 是非読みたくなりました。 ◯双生 東城大学医学部附属病院の神経内科外来診療を行う田口の元に短期研修名目で双子の姉妹がやってくる。性格が両極端で物怖じしないこの姉妹は患者とのトラブルが絶えないが、患者の付き添いで来ていた夫のパーキンソン病を見抜く。 そして、その夫婦の未来の為に新しい治療を提案するが… ◯星宿 東城大学医学部附属病院・オレンジ新棟の看護師・如月翔子は悪化する髄膜腫の手術を半年に渡って拒否する中学生・村本亮を翻意させるべく、彼の夢である南十字星を見せるために奔走する。 田口を始め曰くありげな便利屋や病院長、看護師長、果ては厚労省の官僚らまで巻き込み、封印された部屋使って繰り広げられる天体ショー… カールツァイス初期モデルの辿ってきた数奇な運命とは・・ ◯黎明 妻が末期膵臓癌を宣告された工藤夫婦が辿り着いたホスピスは、一切の治療行為を認めない上、希望を捨てさせ積極的に死へと誘う悪魔の館だった。 工藤は、事実上のボス・黒沼師長のやり方に反発する看護師・若月の助力で、師長に隠れナノバブル水治療を試みるが、成果を確認する為画像診断を申請した事で露見し退所を迫られる。施設の責任を一任されている田口は、何故かもう一人の患者・山岡の画像診断も含め決定する。 明らかになった驚愕の事実そして因縁とは… ◯氷獄 上司の不正を摘発しようとして大手メーカーを不当解雇された日高正義は、心機一転弁護士を目指し一発で合格、不思議な縁で冤罪被害を救う弁護士・鹿野の事務所に所属する事に。 そして、日高が最初に請け負ったのは「青葉川芋煮会集団中毒事件」の死刑囚・Aの再審請求と、なぜか弁護を拒み黙秘を続けるバチスタ事件の被疑者・氷室貢一郎の弁護だった。 行き詰まっていた芋煮会中毒事件の打開策を、 何と獄中の氷室に相談した日高は、スプリング8という最先端の分析・解析機器で証拠毒物を再解析し最新請求に漕ぎ着ける。 さらに、氷室を一件の殺害で起訴するか三人の殺害で起訴するかを決め兼ねて2年以上も勾留し膠着状態に陥っている検察に乗り込む。 警視正・検事正を向こうにまわし、スプリング8によって物証を検出するアイデアを提示し、3人の殺害で氷室を起訴(死刑求刑)に持ち込み、そのバーターとしてそのまま、芋煮会中毒事件に当て嵌め被疑者・Aを解放しようというウルトラCに打ってでる。 果たして、 有罪率99.9パーセントを標榜する検察は…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本当に桜宮サーガの最後なのかな?氷獄は面白かった。今までのキャラクターのオンパレードだった。今中先生にはもう少し活躍して欲しかったな。 今まで医療と司法の対立について、一方的に司法が悪く描かれていたように思ったが、今回はその中でも医療を救ってくれた話。氷室先生の最後が気になるけど... このシリーズ、やはり面白いです。
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過去本のその後が書かれ短編と、バチスタの裁判のこと。 かなり昔に読んだ本の続編の様なものなので、忘れている部分もちらほら。 チーム・バチスタの栄光を読んでから読んだ方がいいかもです。
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