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ケイトが恐れるすべて の商品レビュー

3.8

60件のお客様レビュー

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2024/07/01

「そしてミランダを殺す」に続き読んでみた。いやはやこれはちょっと・・・頭の中で想像するとなあ。。 レクター博士みたいな。殺人を重ねる殺人者はおぞましいかぎりだ。ヒッチコックの「ロープ」なんかもちょっと思い浮かべた。 2017発表 2019.7.31初版 図書館

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2023/01/20

ミステリーよりもサイコホラー色が強い! 登場人物それぞれの視点から事件を見ていく展開です 本の半ばから、あれ?この人怪しい……?? と、何となく感じますが、この本は犯人の異常さなどのホラー?要素を楽しむ形になってます 犯人視点から書かれてる描写は本当に怖い…… ゾクゾクとする...

ミステリーよりもサイコホラー色が強い! 登場人物それぞれの視点から事件を見ていく展開です 本の半ばから、あれ?この人怪しい……?? と、何となく感じますが、この本は犯人の異常さなどのホラー?要素を楽しむ形になってます 犯人視点から書かれてる描写は本当に怖い…… ゾクゾクとする感覚を味わえます おもしろかった! 役者さんも読みやすく書いてくれているのも良い

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2022/12/17
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※このレビューにはネタバレを含みます

顔も合わせたことのない親戚同士で部屋を交換。 心機一転を胸に引越すも、すぐ隣の部屋で殺人事件勃発!かわいそうなケイト。 序盤はケイトの妄想癖・心配性のせいでみんなが不審に思えたけれど、終わってみればほんとうに不審人物だらけだった 笑 ヘンリーの偽名は偏屈な映画好きならピンとくるはず。 それにしても家主がいるにもかかわらず部屋に忍び込む、なんなら食事やお酒もいただくってすごい度胸だ。見つかったら殺せばいいやくらいに思っていたのかな? 優等生コービンの家族はもっと深堀りしてほしかった。兄と母の怪しい関係はさらっとしか触れず終わってしまった感じ。 閉所恐怖症のケイト、ラストのクローゼットの中はつらかっただろうな…トラウマを乗り越え、助けてくれたコービンのために意を決した姿がかっこよかった。 常に不穏な空気のなか、猫のサンダースがよい清涼剤になっていた。ひっかき傷、みみず腫れ、なるほどね。 ピーター・スワンソン作品は2冊目の読了ですが、今のところ大好きな作家です。

Posted byブクログ

2022/11/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ピーター・スワンソン二作目。 誰が本当のことを言っているか、本当に起こっていることは何か、語られていることは真実か。 相変わらずこの作者の登場人物はみんな怪しい笑 ぐいぐい引き寄せられる感じは前作「ミランダ…」の方が上か。後半の展開は面白かったが、序盤が退屈すぎて…少し残念。 犯人のヤバさは前作を軽く超える。 一緒に暮らすスリルが好きなサイコキラーとか、ド変態すぎてどうしたらいいのかわからない笑 前作も今作も、呼吸するように人を殺める人物が多すぎる…外国こえー。 最後は一見ハッピーエンドか?と思ったけど、よくよく考えると窓の向かいから生活を監視していたやつですよ、その人。

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2022/10/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公のわりにケイトがあまりストーリーの役に立ってないというか関係ないというかただそこにいただけというか。 信用できない語り手ばかりでどういう展開になるのか気になって読み進めるも意外と普通で衝撃度は低め。 中盤で大体の真相がわかって後半は答え合わせみたいな感じだけど、猫がいいアクセントになってたりケイトが病んでるせいだと思われた不可解な出来事が実はヘンリーの仕業だったりと退屈せずに最後まで読めた。

Posted byブクログ

2022/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

え、え!どうなる? の連続で寝る間も惜しんで読みふけった本。 こういう本に出会える幸せを噛み締めつつ、 主人公の不幸せさに怖気を震わせながら。 ケイトは普通の女の子のはずだったのに何故か変な男を呼び寄せてしまうという磁力もある(本人が言うのだから間違いない) 又従兄のコービンという、殆ど見ず知らずの男性と半年間住まいを交換するなどと、住宅事情の悪い日本では考えられない、イギリス人とアメリカ人。この件については、まあ、不問とすることにしたとしても! 次々に判明する、(作者が案内してくれる)過去の事件の諸々。いちいち驚いていたのでは追いつかない変態たち… 「ミランダ」も「アリス」も読んだので、是非ともこれを読まねば!と思い。 変態たちの仕様も桁違い。 それにしてもスケールが違うのは私は普通に過ごしてるから?日本人だから?

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2022/07/31

ピーター・スワンソン。又従兄弟と住居を交換したケイトの隣の部屋で殺人が起こる。同じアパートの住人に話を聞くと又従兄弟と被害者は深い関係だったと知るが、又従兄弟本人は否定する。疑惑のなかでケイトは新しい生活を始める。視点が複数の登場人物を行き来するので、生まれた疑惑があっさり解決し...

ピーター・スワンソン。又従兄弟と住居を交換したケイトの隣の部屋で殺人が起こる。同じアパートの住人に話を聞くと又従兄弟と被害者は深い関係だったと知るが、又従兄弟本人は否定する。疑惑のなかでケイトは新しい生活を始める。視点が複数の登場人物を行き来するので、生まれた疑惑があっさり解決し、サスペンスの緊張感が薄く。後半は登場人物の行動を追いかけるだけになり、退屈な一冊だった

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2022/06/17

短編を積みあげながら最後は一気に。それでも登場人物や物語の流れを振り返ることなく読み進めることの出来る技量に感嘆。

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2022/06/12

気が付いたら怒涛の務台夏子さんヘビーローテーションだったw そして次はダフネ・デュ・モーリアの『鳥』なんて読んでみようかなと思ったりしてこれじゃあまるで「僕って結構海外ミステリを訳者さんで選んでるみたいなところあるじゃない?(知るか)だって重要じゃない?誰が訳してるかで物語の雰...

気が付いたら怒涛の務台夏子さんヘビーローテーションだったw そして次はダフネ・デュ・モーリアの『鳥』なんて読んでみようかなと思ったりしてこれじゃあまるで「僕って結構海外ミステリを訳者さんで選んでるみたいなところあるじゃない?(知るか)だって重要じゃない?誰が訳してるかで物語の雰囲気って変わってくるし」みたいな鼻につくタイプの海外ミステリファンみたいだ もしフォローして下さってる人の中に海外ミステリを訳者さんで選んでる方がいらした場合はここまでのことは全て忘れて下さい(フォロー外さないで!) でも訳者さんが重要だというのは激しく同意したい 鼻にはつくが同意したい 同じ作家さんでも訳者さんが違うとやはりちょっと違うな〜と思う と同時に原書で読んだらどんな風に感じるのかなって思ったりもする 思ったりもするが実現に向けて努力するようなことはしない ただぼんやりと思うだけ なりたかったなぁ『英語が話せる人へ』なんちて さて『ケイトが恐れるすべて』です いやぁ面白かった 面白かったし良く出来てるなぁと思いました そして、そうか『ミランダ…』も推理小説として読んじゃったからいまいちに感じたんだなと思いました これ推理小説じゃないですね 犯人は誰?みたいなスタンスで読む話じゃないですきっと 不思議な違和感をケイトと一緒に恐怖し不安を募らせて行くのが正しい気がしました

Posted byブクログ

2022/05/21

そしてミランダを殺す、読んだことある気がしたけど覚えていないまま本作を。犯人は早めの段階で勘づいてしまったけど、全体としてよくまとまっていて、さくさく読み進められた。

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