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木曜日にはココアを の商品レビュー

4.2

1277件のお客様レビュー

  1. 5つ

    485

  2. 4つ

    488

  3. 3つ

    216

  4. 2つ

    22

  5. 1つ

    7

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2024/04/26

12のお話が載っている短編集。 それぞれ同じ世界線の違う人物目線の話です。 全てのお話に、次の話に登場する人物の伏線が張られています。 他の短編で登場した人物が登場することも多く、12番目の短編が1番目の短編とリンクした時にはその上手さに感嘆しました。 唯一気になったのは、(...

12のお話が載っている短編集。 それぞれ同じ世界線の違う人物目線の話です。 全てのお話に、次の話に登場する人物の伏線が張られています。 他の短編で登場した人物が登場することも多く、12番目の短編が1番目の短編とリンクした時にはその上手さに感嘆しました。 唯一気になったのは、(それが良さではあるものの)伏線に気が向いてしまい、短編を読んでいる間、次の短編は誰目線の話でどのように関わっているのかが気になってしまうところ。 小説を読むのは久しぶりでリハビリ気味に読みましたが、ウェイトも重くなく内容もほっこりする 内容で読みやすかったので、オススメです。

Posted byブクログ

2024/04/25

やっぱり、青山美智子さんの本好きです。 「きっと知らず知らずのうちに、わたしたちはどこかの人生に組み込まれている。」 この一言に集約されているような連作短編小説。人との出会いを大切にしなくちゃなぁと思わせてくれる優しくて、オシャレで、心温まるお話たちでした。

Posted byブクログ

2024/04/23

優しい…優しい… そのままでいいんだよ♪と、言ってくれているような本 「好きなところにいるだけで、元気になることもある」   私は手賀沼を思い浮かべてしまう(笑) コーチにホームグラウンドですからね、と言われて何故か嬉しかったなぁ

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2024/04/22

ほっこりしていて心が暖かくなる作品です。 そばにいてくれる人を大切にしようと改めて思わせてくれる素敵なお話です! マーブル・カフェあったら通ってしまいそうです!

Posted byブクログ

2024/04/24

ほっこりしたい時に読むべき短編集。シドニーがよく出てきます。緑の話が好きだなあ。 世界は思いの外優しいのかもしれない、心温まる。ココアさん、良かったね。

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2024/04/21

ブクログユーザー様の本棚でよくお見掛けし、しかも皆様こぞってベタ褒めしている青山美智子さん。 そんなに良いの?ホントに?ホントにホントにホントに・・々々・・・(Ⓒ富士サファリパークのCM) と、前々から気になっていたので、満を持して(?)“青山さん入門書”的なこの作品を手に取って...

ブクログユーザー様の本棚でよくお見掛けし、しかも皆様こぞってベタ褒めしている青山美智子さん。 そんなに良いの?ホントに?ホントにホントにホントに・・々々・・・(Ⓒ富士サファリパークのCM) と、前々から気になっていたので、満を持して(?)“青山さん入門書”的なこの作品を手に取ってみました。 本書は川沿いの桜並木の側にある喫茶店〈マーブル・カフェ〉を始点とした、オムニバス短編12話が収録されております。 うん、普通にええ話でした~。 読みやすくて、各話の登場人物達が絶妙にリンクしているのも楽しいですね。 東京を舞台にした5篇とオーストラリア・シドニーを舞台にした7編の構成で、すべてのストーリーに“色”のタイトルがついているので、さながら12色のプリズムのようなキラキラした素敵な内容でございます。 私は、しょっぱい現実から逃避する為に読書をしているようなものなので、基本的にハートウォーミングなお話が大好きです。 ですので、本来なら本書も“大好物”な部類ですし、前述の通り“素敵な、ええ話”という感想は確かに持ったのですが・・なんていうか、こう・・“思ったより刺さらなかったなー”というのが本音だったりします。 何でだろう?ハードル上げすぎたかな・・? 恐らくなんですけど、文体がキラフワでポエミーすぎるっていうのが、ちょっとあるかな・・と(^-^;。 特に、最終話「恋文(White)」のラストの台詞には“寒い!逆に寒いよ!”と、つい思ってしまった自分に、“ここは、ほっこりするところだろうが!”と自分でツッコんでしまいました。 何だか、色々書いてしまいましたが、心温まって優しい気持ちになれる内容なのはホントなので、そうですね・・飲み物に例えるなら“ココア”のような作品かな~?ってことでw(´▽`;)ゞ 今度また、別作品にもチャレンジしてみようと思います~。 ところで、余談ですけど5話目「めぐりあい(Red)」で理沙さんのお相手の名前が、“ひろゆきさん”で、しかも終始ひらがなで“ひろゆき”と書かれていた為、どうしても“某論破王”の顔がチラついてしまった次第です~(もしかして、これが刺さらなかった理由か?( ゚д゚)ハッ!ツ)。

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2024/04/19

短編が1つに繋がっていく中で、人と人との不思議なつながりを改めて感じた本だった。 これこそ『縁』なんだろうな。 温かい気持ちになれた。

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2024/04/19

自分で考える自分、自分が考える相手、自分が考える周りの環境。それらは全て自分の側から見たもの。少し日常から離れ、客観的に見ると、違った面が見えてきて、苦しかったことが優しい気持ちに変わることもあること。そんなことに気がつける時間を持つことの大切さを、教えてくれた。連作短編の、謎と...

自分で考える自分、自分が考える相手、自分が考える周りの環境。それらは全て自分の側から見たもの。少し日常から離れ、客観的に見ると、違った面が見えてきて、苦しかったことが優しい気持ちに変わることもあること。そんなことに気がつける時間を持つことの大切さを、教えてくれた。連作短編の、謎ときではないけれど、発見もあり、とても楽しい作品。

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2024/04/17

12この短編だけど、ストーリーが繋がっていて1つの物語みたいだった。ページを戻して確認するのが楽しかったな。 青山さんの書く物語は本当にほっこりあたたかいものが多くて、やさしい気持ちになれる。

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2024/04/16

12の短編が少しづつ繋がっていて、それぞれのテーマカラーがらあり、優しくほっこりと、一気に読んでしまいました。相関図を書きたくなる。さすが青山先生。久しぶりにココアを飲みたくなりました。 私的には各話が短すぎてサラッと流れてしまって、少し物足りない感じがしました。

Posted byブクログ