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危険なビーナス の商品レビュー

3.6

229件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    89

  3. 3つ

    89

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

    3

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2019/10/16

失踪した弟を探すため、弟の妻と奔走する話。ミステリーだが、弟の妻に惹かれていってしまうという恋愛テイストも強い。義理の妹に魅せられ、嫉妬し、心配し、振り回される。とても見苦しい男の恋愛感情がだだ漏れするのを嫌がらなければ楽しく読むことができる。 ただ、ミステリーとしての核は若干ぼ...

失踪した弟を探すため、弟の妻と奔走する話。ミステリーだが、弟の妻に惹かれていってしまうという恋愛テイストも強い。義理の妹に魅せられ、嫉妬し、心配し、振り回される。とても見苦しい男の恋愛感情がだだ漏れするのを嫌がらなければ楽しく読むことができる。 ただ、ミステリーとしての核は若干ぼやけている。物語の核となるものにあれだけ執着するのかが伝わらなかった。そういうものだと軽く片付けることができればいいのだが。 それでも話の展開はテンポよく、飽きることなく読みすすめることができた。さすが東野圭吾。

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2019/10/14
  • ネタバレ

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東野圭吾さんというとどうしても加賀恭一郎シリーズとかガリレオシリーズとか。後で、なるほどという謎解きがあって、それでいてほろっとするようなところもある。そういう作品を期待してしまうのだけど、この作品はちょっとラノベっぽい。謎解きはそれなりにあって、面白いのだけど、登場人物のキャラクターなのかな。ちょっとラノベ風。それでも、事件は意外なところで起こっていて、意外な犯人と想定外の動機。さすがは東野圭吾と感じさせるものもありました。期待するものは違うのかもしれないけど、この手の小説にはそれぞれの楽しみ方があるのではないかと思ってしまいました。

Posted byブクログ

2019/11/10

独身獣医の伯朗(はくろう)のもとに、かかってきた一本の電話―「初めまして、お義兄様っ」。弟の明人と最近、結婚したというその女性・楓は、明人が失踪したといい、伯朗に手助けを頼む。原因は明人が相続するはずの莫大な遺産なのか。調査を手伝う伯朗は、次第に楓に惹かれていく。

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2019/10/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

弟が失踪したと弟の嫁である楓からの連絡から物語は動き始める。 長く疎遠だった弟ながらも、楓によって弟探しに奔走させられる主人公。 その中で主人公の過去が紐解かれていく。 弟の嫁と知りながらも楓に惹かれていく主人公。 結末は最初から騙された~って感じしたが、 動機はこんなものだったのか・・・と エピローグはなんかほんわかしましたね。 恋愛もどこでどう転ぶかわからないものです。

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2019/10/06

文庫本で読み進めていくうちに、この展開知ってる…本棚見ると持ってた…たまにこういう事あるなぁ。 全然話と関係ないですが、謎の女性、楓。彼女は味方なのか?それとも…。獣医の助手、陰山元美の発言が意外と…みたいな展開。主人公の異常な嫉妬心と独占欲むき出しの性格がどうも馴染めない…医...

文庫本で読み進めていくうちに、この展開知ってる…本棚見ると持ってた…たまにこういう事あるなぁ。 全然話と関係ないですが、謎の女性、楓。彼女は味方なのか?それとも…。獣医の助手、陰山元美の発言が意外と…みたいな展開。主人公の異常な嫉妬心と独占欲むき出しの性格がどうも馴染めない…医者なのに…。

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2019/10/06

独身獣医の伯朗のもとに、かかってきた一本の電話。 「初めまして、お義兄様っ」。 弟の明人と最近、結婚したというその女性・楓は、明人が失踪したといい、伯朗に手助けを頼む。 原因は明人が相続するはずの莫大な遺産なのか。 調査を手伝う伯朗は、次第に楓に惹かれていくが。 恋も謎もス...

独身獣医の伯朗のもとに、かかってきた一本の電話。 「初めまして、お義兄様っ」。 弟の明人と最近、結婚したというその女性・楓は、明人が失踪したといい、伯朗に手助けを頼む。 原因は明人が相続するはずの莫大な遺産なのか。 調査を手伝う伯朗は、次第に楓に惹かれていくが。 恋も謎もスリリングな絶品ミステリー。 ************************************** 帯に、 「最初にいったはずです。彼女には気をつけたほうがいいですよ、と」 と書かれていて、この楓という人が怪しいと思ってたら、実は。。。 主人公は獣医で診察も出てくるねんけど、ちょっとしたペット事情も盛り込まれてて、インコ以外飼った事がない私からしたら、結構面白かった。 でも一番面白かったのは、最後の一行。 この本は、締め切りが迫ってて作家は焦ってたんかな、ってぐらい、よい意味で適当さを感じた。

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2019/10/02

独身獣医伯朗が主人公の視点で物語が進行していくが、主役となり注目を集めるのはやはり、彼の弟の妻と名乗る謎深き女楓。 彼女は本当に弟の妻なのか、妻の名を騙り遺産を狙う悪女なのか、彼女の本当の姿は…と、伯朗とともに読者もまた疑心暗鬼に苛まれつつ頁を捲らざるを得ない。 思わせぶりやミス...

独身獣医伯朗が主人公の視点で物語が進行していくが、主役となり注目を集めるのはやはり、彼の弟の妻と名乗る謎深き女楓。 彼女は本当に弟の妻なのか、妻の名を騙り遺産を狙う悪女なのか、彼女の本当の姿は…と、伯朗とともに読者もまた疑心暗鬼に苛まれつつ頁を捲らざるを得ない。 思わせぶりやミスリード、そしてちょっぴりのヒントと、著者の手玉に取られながらの大団円。 この作品に関しては、女性にだらしない主人公の性格に感情移入できないとか、これまでの東野作品にあるような重いテーマがないとか、いろいろ感想もあるようだ。 しかし、理系出身の著者らしく、「サヴァン症候群」や、「フラクタル図形」など、小道具を提供して、読者の知的好奇心を刺激してくれる。 読者を煙に捲いた楓の正体とともに、心地よい読後感が味わえる著者の小説は、ベストセラー作品になるべくしてなるのだろう。

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2019/09/27

普通に面白かったけど、読んでるうちに登場人物が多くて家族関係とか分からなくなってきたから相関図か登場人物一覧が欲しかった。

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2019/09/27

ちょっと安直な人物設定だな、という感じ。 なんと言っても、主人公のみっともない嫉妬心が目についてちょっと嫌な気持ちになった。 全体的にあまり魅力的な話ではない。

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2019/09/20

3.5 文庫化という事で。 題名の危険なビーナスは楓のことなのかな? 楓よりも蔭山元美がタイプだった。拍朗が惚れっぽすぎるw

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