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交通誘導員ヨレヨレ日記 の商品レビュー

3.2

82件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    30

  4. 2つ

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2021/06/15

ユーモアとペーソスがきいた文章のおかげでお仕事の大変さは感じつつも楽しく読むことができました。 建設業界にいた頃に警備員さんにも大変お世話になってたので「ああ、●●さんはお元気かなぁ」「これは✕✕さんみたいだな」などと懐かし思い出すことも多かったし、警備員・警備会社あるあるみたい...

ユーモアとペーソスがきいた文章のおかげでお仕事の大変さは感じつつも楽しく読むことができました。 建設業界にいた頃に警備員さんにも大変お世話になってたので「ああ、●●さんはお元気かなぁ」「これは✕✕さんみたいだな」などと懐かし思い出すことも多かったし、警備員・警備会社あるあるみたいな話もちょこちょこでてきて、お仕事で警備員さんと関わる機会がある(あった)方はより楽しめるんじゃないかな?と思いました。

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2021/06/08

202105/あえてだろうけど、タイトルと表紙絵からもあふれ出る過酷さと悲哀がつらい…。この仕事に限らず、劣悪な環境での労働が多すぎる…。だけど、あまり悲壮感が出過ぎないようになのか、著者のダメさ加減やイタさを感じさせる書き方を多くしてるような…。あと、このシリーズ?(マンション...

202105/あえてだろうけど、タイトルと表紙絵からもあふれ出る過酷さと悲哀がつらい…。この仕事に限らず、劣悪な環境での労働が多すぎる…。だけど、あまり悲壮感が出過ぎないようになのか、著者のダメさ加減やイタさを感じさせる書き方を多くしてるような…。あと、このシリーズ?(マンション管理人とか)、どれも作者が違うのに、ライターによる複数談の寄せ集め感があるような…。

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2021/06/03

柏耕一氏のエッセイ『交通誘導員ヨレヨレ日記――当年73歳、本日も炎天下、朝っぱらから現場に立ちます(2019)』を読了。

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2021/05/29

交通誘導員として働く、ライター兼元編プロ社長による、日々の業務ドキュメント。 辛い話が羅列してあるような内容でなく良かったが、大変な仕事だということはわかる。

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2021/05/29

文章のクオリティが低いと感じます。交通誘導員の仕事内容を書いた本はあまりなくて、内容自体は興味深いです。同僚や上司、ドライバーから嫌な思いをさせられるようです。職業選択の余地が無い人が就く職業だと感じさせます。筆者はギャンブルで借金をしているようです。筆者のだらしなさが伝わります...

文章のクオリティが低いと感じます。交通誘導員の仕事内容を書いた本はあまりなくて、内容自体は興味深いです。同僚や上司、ドライバーから嫌な思いをさせられるようです。職業選択の余地が無い人が就く職業だと感じさせます。筆者はギャンブルで借金をしているようです。筆者のだらしなさが伝わります。筆者自身はだらしなさを気にしていないようです。186頁 広言している(広言という単語はありますが、公言が適切だと思います)

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2021/04/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

編集プロダクションの社長が警備の仕事で経験したことを語る本。 ギャンブル好きで家にお金も入れられないダメな人なんだけど、職場での遣り取りが理屈っぽくで嫌になるけど、何だか憎めない人間くさい人。

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2021/03/23

こういう、裏話みたいなの読むとつい、警備員さんをまじまじと見てしまい、ご苦労さまです。と言いたくなってしまう。

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2021/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とっても面白かった。 編集者としての経歴もある著者が、ギャンブルによる借金?やらなにやらで(その経緯はそこまで詳しくは書かれていないが)、70歳過ぎて警備員の仕事をする。私たちがよく目にする、駐車場や、工事現場にただずっと立って、棒を振っているあの警備員さんです。 私のイメージとしては「炎天下でずっと立って大変そう」「いつトイレに行くんだろう?」「工事の規模によって、警備員を何人配置しなきゃいけない、とか決まってるんだろうな」といったところでした。私が日常的にお見かけする警備員さんは、某巨大商業施設で週末に駐車場で交通整理している方と、仕事帰りに通るパチンコやさんの駐車場の出入り口でいつも笑顔で通行人や(おそらく)パチンコ屋さんの常連さんと会話している紳士的な警備員さんで、商業施設の方はすごく難しそうな仕事を的確にこなしているし、パチンコ屋さんの方は「パチンコしにくる人に大人気なのか?」という印象なのでけっこうリスペクト(というほどでもないけど…)しているのですが、世間では「工事現場などに派遣されてただ立っている警備員=最底辺の仕事」という評価が一般的らしい。 著者は二年半くらい警備員として働いてみて、ここには社会の縮図がある!と思い、そこで体験したことや出会った人達のことを日記風に書いて編集した。最底辺と思われる仕事のため、多くの「訳あり」の人たちがおり、いろいろなトラブルが起こる。しかしもちろん、警備員という仕事じゃなくても共通するような話だ。例えばまったく挨拶しない人とは仕事がやりにくい、とか、相手を見下した物言いをしたり、必要以上に声を荒げたりする監督がいて腹が立ったり。「警備員の仕事しかできないヤツ」と見下されて理不尽な仕打ちを受けても、著者は冷静に、理路整然と「それは〇〇法違反になるので会社に報告します」などと返答し、相手の態度を改めさせたりもする。その辺は実に痛快だ。どんな仕事に就いても最低限の知識を持ち、冷静に、言葉で自分の身を守ることができることがいかに大切かということがわかる。 私は教え子に、「自分が好きなことや、これならできる、と思うことを勉強して、仕事に就いて世の中の役に立ってほしい」と思っている。能力の差はある。でも、どんな仕事に就いても「自分はこんな仕事しかできない」と思ってするのではなく、「自分はこの仕事ができる!」と思って働いてほしい。警備員の仕事に就くとしてもそれは同じだ。そう思ってもらうには、著者が最後に書いている通り、やはり労働条件の改善や法の整備は欠かせない。警備員さんにもきちんとした休憩時間や補償が整えられるべきだし、仕事に誇りを持てるように、警備員さんを雇う側の教育というか考え方の改善も必要だ。この本を読んで、警備員さんを見る目が変わるだけでなく、どんな仕事に対しても見る目が変わると思う。たとえパッと見で楽そうに見えても、お金をもらうのに楽な仕事なんて一つもないのだ、と思う。

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2021/02/19

『#交通誘導員ヨレヨレ日記』 ほぼ日書評 Day345 とにかく売れているらしい! 中野区図書館では所蔵計11冊も常に予約満杯、さらにコミック化もされている。 73歳という高齢ながら、本日も凍えそうな寒空の下、深夜工事の現場に立ちます…という「世間の最底辺」な仕事に従事する...

『#交通誘導員ヨレヨレ日記』 ほぼ日書評 Day345 とにかく売れているらしい! 中野区図書館では所蔵計11冊も常に予約満杯、さらにコミック化もされている。 73歳という高齢ながら、本日も凍えそうな寒空の下、深夜工事の現場に立ちます…という「世間の最底辺」な仕事に従事する著者が、日替わりで様々な現場を移る中、良い監督、悪い監督、そしてこいつとだけは組みたくないというチーム員との悲哀の物語を日記形式で綴る。 日給9千円、20日働いて18万、若干の手当や寸志がついて、これが「年収200万」人生の代表的あり方のひとつなのだろう。 特に印象に残ったフレーズ2つ。 (脚注より)「人格者 何をもって人格者というか難しいが、警備員としてなら、人をむやみに怒鳴りつけない、相手の人格を尊重する、威張らない、技量の劣る人には丁寧に教える、チームの和を大切にする、といったところか。しかしこの程度の事さえ十全に備えた人は少ない」…これは、どの世界でもそうですぜ! (自宅から距離のある現場の夜勤に入り、仕事が早めにはけた時でも)「午前1時か2時に終わっても少しも嬉しくなかった。次の日勤まで時間の潰しようがない。(…ローカル沿線の)小さな駅付近では深夜開いている店などない。駅の近辺に行き、真冬の冷たい風がビュービュー吹きすさぶ中、風よけになる建物の軒下で始発まで電車を待つみじめさは味わったことのない人間には到底わかるまい」…これは芯から辛そうだ! これだけ売れれば、74歳の誕生日は、寒空に立たずに済むだろうね! https://amzn.to/3pBtsMB

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2021/02/10

実話であり小説「警備員日記」(2011年刊)とはモノが違うんだというような記述がのっけからあるものの、取り上げられている事例に大差はなく二番煎じと言われても仕方ない。底辺層に関してメディアで話題になることが多い昨今においてタイムリーな企画だったとは思うが、仕事仲間は馬鹿にするし作...

実話であり小説「警備員日記」(2011年刊)とはモノが違うんだというような記述がのっけからあるものの、取り上げられている事例に大差はなく二番煎じと言われても仕方ない。底辺層に関してメディアで話題になることが多い昨今においてタイムリーな企画だったとは思うが、仕事仲間は馬鹿にするし作業について愚痴るばっかりと、いかんせん語り口に品がなくて読み続ける気が失せた。

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