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交通誘導員ヨレヨレ日記 の商品レビュー

3.2

81件のお客様レビュー

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2022/12/18

交通誘導員ヨレヨレ日記  柏耕一 フォレスト出版 まえがきー最底辺の職業の実態  に書かれた最初の四行以外に 得る所のない 愚痴を綴っただけの残念な本であった 仮にも物書きならば 少しは俯瞰した目線での情報を 届けてほしいものだ 昔々子供の頃の経験だけれど 農家が肥料に使う為...

交通誘導員ヨレヨレ日記  柏耕一 フォレスト出版 まえがきー最底辺の職業の実態  に書かれた最初の四行以外に 得る所のない 愚痴を綴っただけの残念な本であった 仮にも物書きならば 少しは俯瞰した目線での情報を 届けてほしいものだ 昔々子供の頃の経験だけれど 農家が肥料に使う為に糞尿を買う 汲み取りやさんとか クズやと言う新聞紙や鉄屑を買う 行商があった ある時「クズい〜クズい〜」と リヤカーを引きながらのクズやさんを 母が呼び止めて 新聞紙を売るのを手伝った 天秤棒で測り小銭を置いて行くのだが その日のクズやさんは物静かな人で 最初から感じるものがあったのだが 最後に一桁多いお金を丁寧に置いていった 私も母も何も言えぬままに時間が止まって しばし後ろ姿を見送っていたものだった 何か強い衝撃を受けた様々な思いが 未だに時々蘇る こうした人生に関わる際どい経験が 誰にも何度かあるものだと思うのだが〜 この本の著者は ほほえましいエピソードを探したけれど 拾えなかったと後書きで述べている これは時代の違いだけなのだろうか?

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2022/12/08

とてもリアルな「交通誘導員」の現実が、丁寧にかかれていました。 作家生活が長い著者自身の経験を、リアルに書いた本なので、とても熱量が感じられて良かったです。 ぜひぜひ読んでみてください!

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2022/11/15

第1章 交通誘導員の多難な日常 第2章 交通誘導員の喜びと悲しみ、時々怒り 第3章 どうしても好きになれない人 第4章 できる警備員、できない警備員

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2022/11/01

内容は面白いのに、なぜかあまり面白いと感じなかった! 淡々としているからか? 暑さ寒さの中、立ちっぱなしで交通誘導なんて、お疲れ様ですよ。現場の同僚に恵まれないことや、ドライバーや歩行者、近隣住民の相手をすることを想像しただけで...大変すぎる。 普段警備員さんに注目していなか...

内容は面白いのに、なぜかあまり面白いと感じなかった! 淡々としているからか? 暑さ寒さの中、立ちっぱなしで交通誘導なんて、お疲れ様ですよ。現場の同僚に恵まれないことや、ドライバーや歩行者、近隣住民の相手をすることを想像しただけで...大変すぎる。 普段警備員さんに注目していなかったので、明日から気をつけて見てみよう。

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2022/09/25

73歳で交通誘導員として働くことになったライターの日記。 著者は出版業を営んでいたが、資金の関係でライターとなり、副業として交通誘導員として働いた。 その2年間の経緯を本にまとめたもの。 交通誘導員は、一見楽なアルバイトに見えるが現実は厳しい。仲間内や近隣住民、ドライバーとのトラ...

73歳で交通誘導員として働くことになったライターの日記。 著者は出版業を営んでいたが、資金の関係でライターとなり、副業として交通誘導員として働いた。 その2年間の経緯を本にまとめたもの。 交通誘導員は、一見楽なアルバイトに見えるが現実は厳しい。仲間内や近隣住民、ドライバーとのトラブル、道路や職場環境の問題など、高齢の人には意外に過酷な仕事のようだ。 天候や気候の影響、1日立ちっぱなしの体力、トイレ等の生理現象や食事が取りにくいなど、現場ならではの苦労がよく判る。 道路工事でよく見かける人たちだが、暇そうに見えるが(失礼)そんな苦労があるのかと思った。

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2022/03/11

読んで、工事現場などを通りがかるたびに作業員や警備員の方の人生に思いを馳せる今日この頃。大変な仕事だが、老後どのようにお金を稼いでいこうか悩む中で、警備員という選択肢もあるかなと思うようになった。

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2022/02/06

日常的にその姿を見る「交通誘導員」の方々。 工事現場や大型商業施設の駐車場などで歩行者や自動車の誘導をしてくれていますが、たしかにお年を召した方がその仕事をされていることが多いように思います。 73歳になる著者が、現役の交通誘導員(警備員)として2年半の実体験の中で見聞きしたこ...

日常的にその姿を見る「交通誘導員」の方々。 工事現場や大型商業施設の駐車場などで歩行者や自動車の誘導をしてくれていますが、たしかにお年を召した方がその仕事をされていることが多いように思います。 73歳になる著者が、現役の交通誘導員(警備員)として2年半の実体験の中で見聞きしたことをドキュメント形式で紹介した本です。 おおまかな「警備員」の仕事の流れや、苦労などがわかりますし、工事の担当者や通行人から心無い言葉を投げつけられることも多い、その大変な仕事の実際を知ることができる本で、類書はなく珍しい切り口だと思います(同じような職業をピックアップしたシリーズが出ているようですが)。 とはいえ、警備員の仕事を客観的に分析・紹介する本ではありませんから、著者の「感じたこと」に共感できるかどうかは人それぞれかもしれません(著者が相手にどのような「印象」を抱いたか、ということが直截に書かれているので、著者の考え方と合わないと読みづらいと感じるかと思います)。 私自身は、某神社の駐車場で誘導員の「オーライ」を信じてバックしたところコンクリートブロックにぶつける、という事故を経験した(しかも警備員は気づいたらいなくなっていた)こともあり、あまり警備員の誘導を信用していませんが、著者のいう、「できる警備員が2割、可もなく不可もなくという警備員が7割、あとの1割は問題児」というなかの「悪い警備員」に当たってしまったという事でしょうか。 それなりに楽しく読むことができましたが、欲を言えば、もう少し工事現場(交通誘導現場)の見取り図があると、状況が理解しやすくてよかったのに、とは思います。

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2022/01/30

日常よく見かける交通誘導員さんの気持ちを知ろう。 想像以上の過酷な実態がリアルにつづられてる。 誰でもなれるかもしれないが、誰でもできる仕事ではない。 極めてレベルの高いメンタルとフィジカルが求められる、市民の安全を守るために必要な仕事。

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2022/01/25

この寒空の下、交通誘導員の方々がどれだけ大変かということの一端がわかっただけでありがたい。己の境遇に感謝できる一冊。

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2022/01/23

交通誘導員の仕事をしている著者が 実際にあったことを 書いています。 毎日外に出れば必ずと言っていいくらい 工事現場は見かけますよね。 その現場にはかなりの高齢の方も 立っています。 私は トイレがとても近いので  外の仕事はできないと思って 皆さん凄い人達だと 感心して見てい...

交通誘導員の仕事をしている著者が 実際にあったことを 書いています。 毎日外に出れば必ずと言っていいくらい 工事現場は見かけますよね。 その現場にはかなりの高齢の方も 立っています。 私は トイレがとても近いので  外の仕事はできないと思って 皆さん凄い人達だと 感心して見ています。 読んでみて  これまた私にはできないと思いました。 ひどい現場だと トイレ休憩が1回とか お昼取れなかったとか。。。。 本来ならば もう少し多い人数が必要なのに 足りない人数での現場とか。 パワハラなど 沢山書かれてあって 改めて 絶対に私はできないと 思いましたし そういう劣悪な環境+厳しい天候の中で 事故のないように誘導してくださる 誘導員の方に感謝ですね。 そして 今まで 疑問に思っていたんですけど 誘導員さんがいるのに 車が詰まっちゃっているのになんで 誘導してくれないんだろうと思ったら まず 突っ込んできちゃった人は 誘導員の制止を無視してそういう細い所に入っちゃった可能性があるという事。 それと 知らなかったのですが 誘導員さんは 実際の交通整理の権限がないのですって。。。。 だから 万が一その交通整理をした時に何かあったら 大変だというので 手を出さないという事だそうです。 これからは 今まで以上に 大変なお仕事だなぁと 思って見れますね。 日記形式で ショート区切りでしたので 飽きる事なく楽しく読めました。

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