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交通誘導員ヨレヨレ日記 の商品レビュー

3.2

81件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    30

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    3

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2024/03/18

交通誘導員ヨレヨレ日記 この題名を本屋で見かけて電子書籍で購入しました。 自分の全く知らない業界のことへの興味です。 交通誘導員さんを道路で見かけることはありますが、その世界をディープに知ることができました。 仕事の苦悩が中心でしたが作者が出版業界と交通誘導員という珍しい二足わ...

交通誘導員ヨレヨレ日記 この題名を本屋で見かけて電子書籍で購入しました。 自分の全く知らない業界のことへの興味です。 交通誘導員さんを道路で見かけることはありますが、その世界をディープに知ることができました。 仕事の苦悩が中心でしたが作者が出版業界と交通誘導員という珍しい二足わらじであり、本当に赤裸々に想いや心情が記されていたのがおもしろい理由の一つだったと思います。 真夏の炎天下でも、真冬の寒空の下でも交通誘導してくださる皆さんがいるおかげで事故に遭っていない、そのように思えました。 いつもありがとうございます。 このように自分の知らない業界の一面を垣間見ることができる本は面白いですね。

Posted byブクログ

2023/10/16

・内容もけっこうヨレヨレ ・表紙のイラストの人が愚痴にならないように愚痴を言っているような感じもした 払ってもいい金額:200円 貼った付箋の数:2

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2023/09/20

知らない世界を覗くのは楽しい。実際働いている人目線で中のことが書いてある。いろんな決まりがあるんだなぁ。 できる人できない人はどの業界も同じ。

Posted byブクログ

2023/09/18

 70近くになって4社の警備会社で数年間交通誘導をする警備員として働いてきた著者によるエッセイ。様々な工事現場で、クセのある人間たち(親方、作業員、同僚、ドライバー、通行人…)が色んな騒動を巻き起こし、たいていの場合は著者が巻き込まれる、という事態を描いたもの。  この前読んだ『...

 70近くになって4社の警備会社で数年間交通誘導をする警備員として働いてきた著者によるエッセイ。様々な工事現場で、クセのある人間たち(親方、作業員、同僚、ドライバー、通行人…)が色んな騒動を巻き起こし、たいていの場合は著者が巻き込まれる、という事態を描いたもの。  この前読んだ『気がつけば警備員になっていた』は、施設警備の人の話で、年齢はおれと一緒だったが、本書は年齢は全然違うし、施設警備と仕事内容はだいぶ違うんじゃないだろうかと思った。施設警備の本も色んな状況判断が求められる大変な仕事、というのは分かったけど、同じ施設で同じ人間と働くという状況があると思う。一方で交通誘導の方は、毎回場所が変わる(ってことは家を出る時間も交通手段も毎回変わるだろうから惰性で出勤することができなくなるし)、何よりも現場にどんな人がいるのか(同僚すらどんな人かよく分からない状況)、どんな交通量のどんな場所で適切な人数が配置されている現場なのかどうかもよく分からない、ということで毎回ドキドキしないといけないというのは、結構精神的に負担だなあと思う。あとは、施設警備の施設によるのだろうけど、少なくとも前の本の著者が働いていた「高層オフィスビル」で働いた場合とかショッピングモールなんかもそうだろうけど、工事現場の作業員の職人気質の人と恒常的に接する割合が全然違うだろうから、やっぱり職人、みたいな人への免疫がある人じゃないと交通誘導員は勤まらないのだろうなあと思う。咄嗟の状況判断とかだいぶん高度だから、やっぱりあれをテキパキこなせる人って体力以外に知力もある人なんじゃないかと思った。  色んな人が出てくるのだけど、だいたい理不尽な人が多い気がするが、そういうものなんだろうなと思う。一応、おれも理不尽に免疫がある?つもりなので、もう怒鳴られたらひたすら頭を下げて謝るという術は身に付けているつもりなのだけど。ただこれはどの世界にもいるはず、というのは「承認欲求の強い人」。「仕事ができて当たり前の人には承認欲求はそれほど強いものはないかもしれない。むしろボーダーライン上にいる人の方が強いかもしれない。それが充たされない警備員は屈折して作業員や同僚の陰口を言ったりする。」(p.121)ということだそうだ。出来る人も結構承認欲求強い人いるけどな??と思うけど、確かに出来ない人程、ここまで認められなかった人程、というのはあるのかもしれない。もう一つ、「できる警備員、できない警備員」の話で、「10人必要なら10人揃えることが会社の力量であり信用なのだ。警備員も適材適所で配置すれば、力量のばらつきはある程度は解消される。そこがこの仕事が高齢者にも向いているところと言えよう。」(p.185)の部分。そもそもできる、できない、と分類するのは…、というのはキレイゴト、ということにして、今の仕事でも、あんまり具体的には言えないけれど、全体でバランスをとって全体としてはマイナスにならないパフォーマンスを出すようにする、というのはあるかもな、と思う。というかみんなが同じ勢いで同じ内容の仕事ができる訳じゃないのだから、同じ職場でも適材適所、で色んな場を作ることが大事、ということがこの警備の仕事の話からも分かった。  警備員の人の苦労が分かって、街中の警備員の人たちを見る目が良い意味で変わりそうではあるけど、この前の施設警備の本もそうだけど、結局この人もギャンブルにはまったり、興した会社の2500万円の税金未払いを放置しているとか、拾ったカバンの中の通帳と印鑑を見て本当に盗んでやろうかと思ったとか、んー、人間臭いしそれが人間の本当の姿だと言われればそうだろうから、おれに免疫がないというかうぶなのだろうけど、やっぱり本に書く話としては…、と思ってしまった。でもたぶん俺も含めてそういうダメなところがあるのが自然なのだし、この「~日記」シリーズは他にもあるみたいだから、こういう本を読むのもいいかなと思った。良い話が少ない、というのもある意味現実的かもしれない。タイトルは自嘲気味だけど、本文はそんな感じがせず、そんなに笑える感じになってない、という点でも現実的。(23/09/18)

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2023/09/03

よく見かけるこのシリーズの一作目、だと思う。 なんとなく手に取ってみた。 しかし、どうも期待と違っていた。 タイトルや表紙から想像していたものより、愚痴や文句の多い内容にちょっと残念な気持ちになった。 高齢者も多い交通誘導員のあれこれ裏話ではあるのだけど、著者の考え(私とあまり合...

よく見かけるこのシリーズの一作目、だと思う。 なんとなく手に取ってみた。 しかし、どうも期待と違っていた。 タイトルや表紙から想像していたものより、愚痴や文句の多い内容にちょっと残念な気持ちになった。 高齢者も多い交通誘導員のあれこれ裏話ではあるのだけど、著者の考え(私とあまり合わない…)が表に出すぎていて、ちょっと疲れてしまった。 なんだろう、この齟齬は、と考えながら読み終える。著者の妻の描かれ方もなんだか失礼に思えるけど。

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2023/04/30

最底辺の職業と言われているのは、暑い寒い年齢層が高いからという理由からそういわれているのだろうか?私はそうは思っていなかったのだけれど、読んでいるとやっぱりそうなのかな?って思ってしまう。だって、70歳以上の人(80歳代もいる!)が出来る仕事だし、日払い(全額ではないらしいが)だ...

最底辺の職業と言われているのは、暑い寒い年齢層が高いからという理由からそういわれているのだろうか?私はそうは思っていなかったのだけれど、読んでいるとやっぱりそうなのかな?って思ってしまう。だって、70歳以上の人(80歳代もいる!)が出来る仕事だし、日払い(全額ではないらしいが)だし、その日ギリギリで暮らしている人の仕事なのかな?とも思った。 ただ、現場はその日によって違う場所だったり、違うメンバーだったりするのでコミュニケーション能力が必要で、地域の住民とも絶対に問題を起こしてはいけないので(クレームが入ると工事が中止になったりするらしい)やはり人生を長く生きてきた人たちのほうがいいのかなと思う点もある。 街で見かけた若い片側交通をしている人は無線で『まったく使えねぇ!』と年寄りの警備員さんの文句を言っているのを聞いたりして悲しい気持ちになったりしたのだけれど、事故を起こしたら大変なことになるから怒るのはしょうがないのだろうか? 一度はやってみたいって思ったけど、年下の監督に怒鳴られたらトラウマになりそうだな。 ーーーーーーーーーーーーーー 「誰でもなれる」「最底辺の職業」と警備員自身が自嘲する交通誘導員の実態を、悲哀と笑いで描き出すドキュメント、警備員の生活と意見。(amazonさんより)

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2023/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

気になってた本 筆者が実際に交通誘導員として2年間働いた時の出来事を紹介してくれる。 片側通行の交通整理や車、人の誘導をするがその場面がどんな場所なのか分かりにくい。 面白いのかと言われると、うーん。 ひたすら癖のある仕事仲間が登場してあまり印象に残る部分はなかったかな

Posted byブクログ

2023/03/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 工事現場の交通誘導警備員。「なぜ一個人の住宅建築でこんな不便を強いるのか」「道路使用許可証を取っているのか」「ふざけんじゃねえぞ」、こんな言葉を浴びるそうです。交通誘導警備員は2017年末で、全国に55万人、警備員の40%を占めているそうです。それでも、深刻な不足で工事の中止や遅れが生じていると。著者は超高齢化社会に進む現代日本の縮図がここにあると。就業すれば、最低限の社会生活が可能なのが警備員。柏耕一73歳(2019.7現在)、本日も炎天下、朝っぱらから現場に立ちます。私も現在73歳、頭が下がります。

Posted byブクログ

2023/02/15

社長業を経験されていた方が骨董と競馬にハマった事で警備員になり日々の仕事を綴った本。 あくまで作者の主観だろうけどのクセの強い方々が働いているのは分かった。多分誤読か誤解釈なんだろうけど同僚その他にあまり敬意を払われていないというかあくまで別世界の人のような捉え方をしている気がす...

社長業を経験されていた方が骨董と競馬にハマった事で警備員になり日々の仕事を綴った本。 あくまで作者の主観だろうけどのクセの強い方々が働いているのは分かった。多分誤読か誤解釈なんだろうけど同僚その他にあまり敬意を払われていないというかあくまで別世界の人のような捉え方をしている気がする。まあ客観的に書くとそうなるのかもしれんが。

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2023/01/09

タイトルが気になって、手に取った本。シリーズ化されていて、タイトルを見るとふざけたようなイメージだが、意外と内容はしっかりしたものだった。 元々出版関係の仕事をしていた作者。良くある「業界に潜入ルポ」的な事ではなく、実生活の為に警備員をやってきた、経験をもとに書き上げた著作であ...

タイトルが気になって、手に取った本。シリーズ化されていて、タイトルを見るとふざけたようなイメージだが、意外と内容はしっかりしたものだった。 元々出版関係の仕事をしていた作者。良くある「業界に潜入ルポ」的な事ではなく、実生活の為に警備員をやってきた、経験をもとに書き上げた著作である。 意外と知らない警備員という職業の決まりや人間模様、トラブルなどを、フラットに描き出している。 警備員という仕事の内容や、従事している方の心境が分かり面白かった。読んでみて良かったと思う。

Posted byブクログ