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鎌倉うずまき案内所 の商品レビュー

4.2

111件のお客様レビュー

  1. 5つ

    32

  2. 4つ

    61

  3. 3つ

    13

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2021/03/26
  • ネタバレ

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最近→過去の話で。名前を覚えてないから、あれっ?あれっ?って前に戻って探しながら。。。 いい雰囲気だなー 面白かったー ソフトクリームの巻いいなー

Posted byブクログ

2021/03/23

六つの物語が微妙に関わり合ってそれぞれで完結する。「はぐれましたか」の質問に自分の人生や今を振り返る展開で物語は進む。 暖かみのある結末にほっとする。後半の同じ描写には少し飽きてくるかもしれない。

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2021/03/07
  • ネタバレ

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鎌倉って特別な場所よな。 色んな本の舞台になって憧れの場所。 2回しか行った事ないけど、町の雰囲気を思い出しながら楽しく読んだ。 6編からなら短編やけど、登場人物が微妙にリンクしてる。 ト音記号の話が一番好きかなー つむじはちょっとウルっとした! ってかロイドって夢見?! まさかの女の子?読み返さなきゃ。

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2021/03/05

鎌倉うずまき案内所は「はぐれた」人だけがたどり着く、不思議な案内所。平成から6年ずつさかのぼって、それぞれの時代にここを訪れた人たちの物語が描かれている。この6年ずつさかのぼる、というのがポイントでもあるのだけど、これは読んでみて自分で確かめた方が楽しい。その時期の流行りなども書...

鎌倉うずまき案内所は「はぐれた」人だけがたどり着く、不思議な案内所。平成から6年ずつさかのぼって、それぞれの時代にここを訪れた人たちの物語が描かれている。この6年ずつさかのぼる、というのがポイントでもあるのだけど、これは読んでみて自分で確かめた方が楽しい。その時期の流行りなども書かれていて、実際にその頃を知っていると、そういう点でも面白い。 他の作品も読んでみたい。

Posted byブクログ

2021/02/17
  • ネタバレ

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本帯にも書かれていた「困ったな、好きな人しかいない!」まさに!さすがカリスマ書店員。 6つの話を時代も分けて、遡るように読んでいく。段々と各々がリンクしている点を見つけ、また前に戻りつつ読み進めている。最後まで来たら絶対最初に戻りたくなる。面白かった〜! 青山氏の本は2冊目で、前回読んだ図書館の設定と似てるな、と思いながら読んでいたが、こちらもほっこり温かくなり、前を向ける話で元気が出るところがとても好きだ。 鎌倉で道に迷うと古時計屋の地下へ向けて「鎌倉うずまき案内所」の看板が!螺旋階段の先には双子のうずまきヘアーのおじいさんとアンモナイトの所長。「はぐれましたか?」 会社を辞めたい20代男子、夢がユーチューバーの息子^_^改心させたい母、結婚に悩む女性司書、40過ぎても売れない舞台作家、古書店の店主、それぞれに出てくる人物がクロスしていく。最後の2話でリンクが強まりどんどん面白さが加速していった! かめのぞき色、藍染工程でのちょっと覗くほどのわずかの時間を表している。 以下、完全ネタバレ、注意!!! ギリシャ神話(モイラ三姉妹)クローソー→クロソイド曲線→クロソロイド(間違い→黒祖ロイド→なんと左利きの夢見ちゃん! ここまできてゾワッとした!繋がり最高!!

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2021/01/27

「はぐれましたか?」 そう問われた人が、ただ道に迷ったのでなく"何か"からはぐれてしまっている。 不思議な案内所はそんな人の前に現れる。各章跨いでの人物の繋がりや 章が進むにつれ年月が遡っていく構成 読み進めていて楽しい。

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2021/01/24

青山美智子さんの本を読むのは「木曜日にはココアを」「猫のお告げは樹の下で」に続き3冊目。その中ではこの本が一番好きだった。 鎌倉を舞台にした6つの物語から成り、2019年から1989年まで6年ごとに遡っていく形式。仕事や家庭などに悩むそれぞれの主人公が、ふと迷い込んだ先に現れる...

青山美智子さんの本を読むのは「木曜日にはココアを」「猫のお告げは樹の下で」に続き3冊目。その中ではこの本が一番好きだった。 鎌倉を舞台にした6つの物語から成り、2019年から1989年まで6年ごとに遡っていく形式。仕事や家庭などに悩むそれぞれの主人公が、ふと迷い込んだ先に現れる「鎌倉うずまき案内所」。そこで不思議な双子のおじいさん2人と所長のアンモナイトが、話を聞いてあげながらそれぞれにラッキーアイテムを告げる。その時は何の事やら分からないけれど、それぞれの悩みに向き合っているうちにキーアイテム(いずれもうずまき状のもの)が登場し、導かれるように自分の道を見つけていく。 自分が1989年生まれだから、自分の生きてきた時代を遡って読んでいるようで面白かった。6つの話の登場人物がリンクしていたのも良かった。主人公と同じ年代というのもあって「2019年 蚊取り線香の巻」が一番グッときたなあ。あと「2001年 ト音記号の巻」も、分かる分かるその感じという悩み。主人公は年代も性別も様々だから、きっと誰かしらの思いや悩みに共感できるはず。その悩みを解決していく考え方も、青山美智子さんらしくとても優しい。読み終わった後ふぅーっと息を深く吐き出したくなるような本。 「うずまきっていうのは、それ自体がエネルギーなんだ。ふたつの異なった質のものが接触するとき、必ず渦ができる。そこで回転の運動が起こって、パワーが生まれる」

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2021/01/23

やはり青山美智子さんの作品は面白い。順風満帆でない登場人物が何かをきっかけに夢と希望を紡いでいく。きっと元気になれる物語たち。登場人物たちは時を遡りながら誰か他の人物とクロスオーバーしているところが物語を盛り上げている。誰と誰が繋がっているか見つけるのが楽しい。時代背景を感じさせ...

やはり青山美智子さんの作品は面白い。順風満帆でない登場人物が何かをきっかけに夢と希望を紡いでいく。きっと元気になれる物語たち。登場人物たちは時を遡りながら誰か他の人物とクロスオーバーしているところが物語を盛り上げている。誰と誰が繋がっているか見つけるのが楽しい。時代背景を感じさせるキーワードが埋め込まれているのもgood!

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2021/01/21

構成が面白いな 平成の時代を6年ごとに区切って そこに生きる様々な人を描いている 設定が面白いな アンモナイト! そうかあ人生って渦 宇宙も渦だもんね(知らないけど) そして それぞれの章がつながっているところがとても面白いな あれっ、この人 あっそうだと ページを逆戻り ...

構成が面白いな 平成の時代を6年ごとに区切って そこに生きる様々な人を描いている 設定が面白いな アンモナイト! そうかあ人生って渦 宇宙も渦だもんね(知らないけど) そして それぞれの章がつながっているところがとても面白いな あれっ、この人 あっそうだと ページを逆戻り ≪ ぐるぐると ちょっと後押し 渦の外 ≫

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2020/12/27

時代がうずまきの様に、螺旋階段の様に遡っていく。一人ひとりの物語だけど、ちゃんと繋がっていて重なっていて、続いている。 一つ一つの物語は、劇的な展開がある訳ではないけれど、何故か涙が出てしまって、心が柔らかくなる様だった。 鎌倉うずまき案内所。様々なものから「はぐれた」人たちを案...

時代がうずまきの様に、螺旋階段の様に遡っていく。一人ひとりの物語だけど、ちゃんと繋がっていて重なっていて、続いている。 一つ一つの物語は、劇的な展開がある訳ではないけれど、何故か涙が出てしまって、心が柔らかくなる様だった。 鎌倉うずまき案内所。様々なものから「はぐれた」人たちを案内する双子のおじいさんの案内人とアンモナイトの所長。心地よい異空間で、所長からの言葉と手助けしてくれるキーワードアイテム、困ったときのうずまきキャンティを渡され、そして戻ってくる。 少しの奇跡と大きな気付き。 私もはぐれている。と思う。私がかめのぞきの甕を覗くと、何が見えるのだろう。カチカチになっている心が溶けるといいな。

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