鎌倉うずまき案内所 の商品レビュー
2026 03/12 人生の何かから「はぐれた」人たちが辿り着く『鎌倉うずまき案内所』。双子のおじいさんの外巻きさんと内巻きさん、アンモナイト所長に指南を受け「気づくこと」で本当の自分を見出す。過去に遡っていくことで登場人物の若かりし頃も見ることができて「なるほど。こう繋がって行...
2026 03/12 人生の何かから「はぐれた」人たちが辿り着く『鎌倉うずまき案内所』。双子のおじいさんの外巻きさんと内巻きさん、アンモナイト所長に指南を受け「気づくこと」で本当の自分を見出す。過去に遡っていくことで登場人物の若かりし頃も見ることができて「なるほど。こう繋がって行くのか」と思えるのが面白い。どの話もきっと誰にでも重なるところがあって、共感できるシーンが見つかると思う。 登場人物は、結局は自分で前に進んで行くのだけれど、ちょっとした「気づき」をくれる存在がいかに大切かを読む側に気づかせてくれる。そして自分の世界のその大切な存在を想うきっかけを作ってくれる作品でした。
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時代が遡って行くのがとても面白かった。 結局うずまきのようにぐるぐる繋がっていて読んでいくうちに新たな発見があって楽しかった。 自分は自分でいいと思わせてくれる作品。
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読み終わった後にもう一度最初から読みたい!となる本は、本として大成功なんじゃないでしょうか? 一人ひとりの悩みが未来で解決されて、前に進んでいる様子が見れて、2回目こそニコニコしながら読めるとってもいい本でした。 大満足!
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やっぱり青山さんの作品は、ホッとするし、心が温かくなるし、勇気がもらえる。 出てくる登場人物がみんな大好きで、みんな幸せになって欲しい‼️ そして、私も「かめのぞき」がどんな色なのか見てみたい…。 どんどん、時代を遡っていくので「あれっ⁉︎ここに出てきた人って…」とページをいったりきたりしながら読み進めていくのが、とても楽しかったです。今の自分に当てはまる登場人物は今回はいなかったけれど、かつての自分やこれからの自分が登場していて、また年齢を重ねたら読んでみたい。娘にも読んでもらいたいと思える1冊でした。 個人的には、ノギちゃんと園森さん?の話が好きで、園森さんのその後が知りたかったなぁというのが心残りです。もし、作中に登場していて私が気付けていなければ、教えていただきたいです! 最後に、黒須ロイドには驚きました笑 最終章で、本人が出てきた時には「絶対こっちだろう」と思ってたのに…でも、それも素敵な魅力だなぁと思いました。
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なんてステキなお話。青山美智子さん、やっぱりすごい!!大好き! 悩みを抱える人が迷い込んでしまう“うずまき案内所” そこで甕の中に見えたものがその人を救うための手助けとなるもの。 あとは困ったときの“うずまきキャンディ” これを食べると不思議なことが起きて助けてくれる。 だけどそ...
なんてステキなお話。青山美智子さん、やっぱりすごい!!大好き! 悩みを抱える人が迷い込んでしまう“うずまき案内所” そこで甕の中に見えたものがその人を救うための手助けとなるもの。 あとは困ったときの“うずまきキャンディ” これを食べると不思議なことが起きて助けてくれる。 だけどそれはちょっとした手助け。結局は自分で、、自分の心が気付いて勇気を出して良い方向に進めていくんだなって。 読むと私自身も勇気が持てました! 描き方が、時代を遡っていくのも面白かった。 あの時のあの人が!ってなるから、もう一度読み返して楽しみました。 時代はうずまきのように回るんですね。「生きるために生きる」って言葉が素敵でした。自分が生きることで次の時代へ何か繋がったり、今を共に生きられる人たちへ感謝だなと感じました。
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悩みを抱えた人たちが、鎌倉うずまき案内所に導かれたことをきっかけに、新たな一歩を踏み出していく六つの物語。 令和元年から始まり平成元年で終わる。 時代を遡りながら登場人物をリンクされていく、その構成が見事です。 更に過去作品の登場人物までもが再登場する演出もあり、そのさりげなさには心憎さを覚えます。 巻末に付された年表で、平成の世相が再確認できるところも嬉しいですね 年齢に関係なく、人生に行き詰まった人たちにそっと寄り添いエールを送る、優しさと温かさに溢れた一冊でした。
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2026年1冊目。平成を6年ずつ遡りながら紡がれる物語。突如現れる鎌倉うずまき案内所で、外巻さんと内巻さんが「はぐれた」人たちの背中をそっと押してくれる。時代を遡っていく物語は螺旋を描くようにまた始まりへと繋がっていく。 ト音記号の成り立ちが印象に残った。軸を持つって大事。
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青山先生の話に出てくる、ちょっと頑固なタイプの登場人物は自分に似ていると感じる。いじわるがしたいとかじゃない、ちょっと思い込みが激しくて、真面目でいい人だけど、ちょっと素直になれず拗ねやすくて。ほんとにちょっとしたボタンの掛け違えで勘違いして、どんどん悪い方向に考えてしまう。 でも、そんな登場人物たちがふとしたきっかけでこれまで見えてなかった側面に気付けて、気持ちが解け、やっと素直になれる。 そんなストーリーに少しだけ心が救われる気持ちになった。ちょうど最近も、彼氏に対して不安な気持ちを持っていて、拗ねたりしていたけど、何がこんなに不安にさせるのかモヤモヤしていた。 でも、この本を読んで謎が解けた。 -----引用----- 「外の世界に出るのが怖いの。ガラスを通さない生身の私を彼が本当に受け止めてくれるか心配でたまらないの。だったら、このままここにいたほうがいい。」 娘がそう話す言葉に、私はボロボロ泣いた。長い間、硬くて冷たい瓶の中で身をひそめてきた娘。ガラスは、青年とのふれあいを隔てる壁でもあり、彼女を守る盾でもあったのだ。 そうだ、私はずっとこわかった。自信がなくて、素直に受け止められなかった。朔也が私をそんなに好きなわけないって、そんなのおかしいって。私が選ばれるはずないって。 私は私に許可していなかったのだ。生涯を共にしたいと願うほど誰かに愛されることを。だけどその小説は教えてくれた。羽を誇らしげに広げて瓶から飛び出すラストシーン。 本当の幸せは、人から選ばれることじゃなく、私が私を愛することの中にあるのだと。 私のことなんて知らないはずのロイド先生が書いた、その小説に私は救われた。 笑われてもいい。私は本気で、これは私に向けて書かれた本だと思ったのだ。 ---------- そして私も本気でこう思った。これは、私に向けて書かれた本なのだと。 何回もこの壁にぶち当たってきたはずなのに、やっぱり私は自分に自信がないのだと思った。モヤモヤの原因は、外にあるのでも過去の経験にあるのでもなく、ただ自分の内側に居座っていた自信のなさだった。 そしてやっぱりそれに打ち勝てるのは、私が私を愛すること。これに尽きると思った。 これからも不安な気持ちになるかもしれないけれど、もう少し自分に目を向けて、自分の好きな自分でいられるように努力しようと思いました。
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最近数学と漢字が楽しくて本を読む時間が少ししか取れない。 進まない。 でも本も読みたい。 うずまきグルグルだ。 「鎌倉」と「案内所」とタイトルに付くから、鎌倉を案内する人の物語かと思ってた。 そしたら鎌倉は確かに出てくるが、思ってたのと違った。 そんなのもなんとなく手に取った本...
最近数学と漢字が楽しくて本を読む時間が少ししか取れない。 進まない。 でも本も読みたい。 うずまきグルグルだ。 「鎌倉」と「案内所」とタイトルに付くから、鎌倉を案内する人の物語かと思ってた。 そしたら鎌倉は確かに出てくるが、思ってたのと違った。 そんなのもなんとなく手に取った本を読む醍醐味かしら。 最近図書館の予約枠がいっぱいで、なんとなく面白そうな本を手に取って読んでるの。 グルグルした人たちが鎌倉うずまき案内所でヒントになりそうでならなそうなヒントをもらって帰ってくる。 短編で微妙に繋がっているのはよくあるけど、時代を遡りながら繋がってるって初めての体験で新鮮だった。 あれ?あの人、さっき出てきた…あー!良かったねえ夢叶ったんだねぇ!みたいな。 鎌倉は何度か行った。 裏路地みたいなところが好きだったな。 迷子になるけど。 あんな風にうっかり迷い込んでみたいな。 私には何に見えるんだろう。 鎌倉も久しぶりに行きたいなぁ。 はとサブレ食べたい。
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青山先生の作品は現実とファンタジーが見事に融合しているので、本当に感心する。時代を超えて少しずつ繋がる人々の生活の中に自然と入り込んでしまう。人生に疲れた時に読むと心を落ち着かせてくれる、心の栄養になる一冊。
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