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店長がバカすぎて の商品レビュー

3.7

541件のお客様レビュー

  1. 5つ

    94

  2. 4つ

    227

  3. 3つ

    149

  4. 2つ

    41

  5. 1つ

    5

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2024/05/30

著者、早見和真さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 早見 和真(はやみ かずまさ、1977年7月15日 - )は、日本の小説家。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 谷原京子(契約社...

著者、早見和真さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 早見 和真(はやみ かずまさ、1977年7月15日 - )は、日本の小説家。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 谷原京子(契約社員、時給998円)「マジ、辞めてやる!」でも、でも…本を愛する私たちの物語。 ---引用終了 そして、目次は、 店長がバカすぎて 小説家がバカすぎて 弊社の社長がバカすぎて 営業がバカすぎて 神様がバカすぎて 結局、私がバカすぎて

Posted byブクログ

2024/05/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初は店長にイラついたけれど、最後は店長はバカなのか?敏腕なのか?と分からないまま終わり、伏線回収もあり、面白かった。 目潰し最高! 「谷原効果」 読む前の期待が上がっているほど、読んでみると面白くなく感じてしまう。あるある。 「3.5理論」 確かに。賞を取っている作品ほどブクログでも感想が賛否両論な印象。

Posted byブクログ

2024/05/05

ほのぼのしていてサクサク読めた。 店長はバカというか天然? 上司だと振り回されて大変だけど、愛のある人柄 京子さんの心の声が想像力豊かで、脱線しがち そんな所がクスッと笑えました! 登場人物も読むにつれて印象が変わってくる。 伏線回収は最後の1ページまで読まなきゃダメです笑 ...

ほのぼのしていてサクサク読めた。 店長はバカというか天然? 上司だと振り回されて大変だけど、愛のある人柄 京子さんの心の声が想像力豊かで、脱線しがち そんな所がクスッと笑えました! 登場人物も読むにつれて印象が変わってくる。 伏線回収は最後の1ページまで読まなきゃダメです笑 最後まで店長がバカすぎる! 書店員さんの仕事現場が垣間見れました。 帯のコメントや本屋大賞、書店員さんのおかげで手に取る本が変わってくる。 その裏には出版社の営業も関わってくる。 店によって推し本が違うのもまた興味深くて、書店に行く楽しみが増えました。

Posted byブクログ

2024/04/22

京子の店長や「神様」たちに対する心の声(ほぼ悪口)の言葉のチョイスが秀逸。笑いを堪えるのが大変でした…。

Posted byブクログ

2024/04/07

契約社員で書店員をしている主人公とその周囲の人たちが織りなす物語。 最初の数ページで店長へのツッコミが繰り広げられ、笑いを誘われました。 主人公が勤めている書店の店長さんは、掴みどころがないというか変わり者というか…。最後まで何者なんだろうという謎は解けませんでしたが、店員たちの...

契約社員で書店員をしている主人公とその周囲の人たちが織りなす物語。 最初の数ページで店長へのツッコミが繰り広げられ、笑いを誘われました。 主人公が勤めている書店の店長さんは、掴みどころがないというか変わり者というか…。最後まで何者なんだろうという謎は解けませんでしたが、店員たちのモチベーションを上げるために色々としていたのが分かります。 序盤から中盤にかけては勢いがありサクサク読めますが、終盤に近付くにつれて主人公の心理にも変化が生じ、少し読むスピードが遅くなりました。 書店員にスポットを向けたのかな?それとも物語中の小説にスポットを向けたのかな?それが分からなくなり、戸惑ったのもあるかもしれません。 ですが、本の帯に店員さんや作家さんの紹介文が書かれているの見るたび、本が好きで・物語が好きでしっかりと読み、人に伝えようと思っている人たちがいるんだよな…と思う気持ちになりました。

Posted byブクログ

2024/04/06

すっごく面白かった! 中盤までは、声を出して笑ってしまうほど面白く、後半は「えっ!?」「もしかして……えっ!!!?」と驚く場面が何度もありました。 書店員になりたい。 そう思わざるを得ない本でした。 読書って、とても良いですね。

Posted byブクログ

2024/03/24

ある日の店長。(アナザーストーリー) 店長『ねぇねぇ、谷原さん。人気作家の新刊入ったんだよ~、早く読みたいよね~、嬉しいなったら嬉しいな…今日早退しようかな。』 店員の谷原さん「(何いってんだよこの人。本が好きなのはいい。だが、この状況を察知してくれ。猫の手も借りたいけど、店長...

ある日の店長。(アナザーストーリー) 店長『ねぇねぇ、谷原さん。人気作家の新刊入ったんだよ~、早く読みたいよね~、嬉しいなったら嬉しいな…今日早退しようかな。』 店員の谷原さん「(何いってんだよこの人。本が好きなのはいい。だが、この状況を察知してくれ。猫の手も借りたいけど、店長の手は極力借りたくない。けどこの際借りることにする)店長、本の検品手伝ってくれませんか?」 店長『やっぱ早退するわ、もう我慢できねぇ。』 …おバカっΣヽ(゚∀゚;)

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2024/03/19

店長は何者だったのか、なぜマダムは小料理屋に来た途端に涙を流したのか。明らかな答えは出ていないけど、日々巻き起こる書店員の悲哀を描きながら、主人公に前向きな帰結に導いてくれて安心した。 卑屈で、コンプレックスがあり、自己肯定感の低さは、とてもリアルだった。一つでも何か起きれば、い...

店長は何者だったのか、なぜマダムは小料理屋に来た途端に涙を流したのか。明らかな答えは出ていないけど、日々巻き起こる書店員の悲哀を描きながら、主人公に前向きな帰結に導いてくれて安心した。 卑屈で、コンプレックスがあり、自己肯定感の低さは、とてもリアルだった。一つでも何か起きれば、いつでもその渦に飲み込まれるくらいには、その卑屈さはきっとわたしの近くにある。 ただ、渦の中からでてこれるのは、仕事であったり、理解してくれる人であったり、本だったりするのだろう。 現に、他の登場人物たちは主人公を認めているのである。それを、主人公は受け取らない。 きっと、わたしもそうだ。 とても自己肯定感など爆上がりはしないが、日々のそれらがわたしを引き上げてくれる。

Posted byブクログ

2024/03/09

周囲のみんなを見下しながら自身の不遇を嘆きつつも結局店長の掌の中で立ち回っていたことに気づくといった話なのかな。 書店で働く闇だったり出版業界の小ネタみたいなことが知れたのは良かった。

Posted byブクログ

2024/02/25

なんとも楽しく読めました。 店長のつかみどころのない感じや、 わかってるのか、無神経なのか、ただ空気が読めないのか…。でもどこか愛らしく、好きになっちゃうキャラクターが何度も何度も笑ってしまいました。 こういう人いるよなぁと思いながら、 実際、上司なら大変かもやけど、 この空気感...

なんとも楽しく読めました。 店長のつかみどころのない感じや、 わかってるのか、無神経なのか、ただ空気が読めないのか…。でもどこか愛らしく、好きになっちゃうキャラクターが何度も何度も笑ってしまいました。 こういう人いるよなぁと思いながら、 実際、上司なら大変かもやけど、 この空気感をもつ店長は、本当に大物だろうと 今の世の中これぐらい、鈍感な感じの人がいてくれると、イラっとしながらも安心するというか… こんな本屋さんに私も働いてみたいなーって思いました。 とにかく続編も早く読みたいです。

Posted byブクログ