店長がバカすぎて の商品レビュー
本屋さんの働き方ってこんな感じなのかと知るきっかけになった。本が好きだけじゃ働けない世界なんだな。 愚痴がたくさんで、店長にも主人公にも少しイラっとしてしまった。結末まで読んで少しすっきりした。サクッと読めます。 p42「~自分ばっかり被害者みたいな顔をして、まさか自分が加害者...
本屋さんの働き方ってこんな感じなのかと知るきっかけになった。本が好きだけじゃ働けない世界なんだな。 愚痴がたくさんで、店長にも主人公にも少しイラっとしてしまった。結末まで読んで少しすっきりした。サクッと読めます。 p42「~自分ばっかり被害者みたいな顔をして、まさか自分が加害者だなんて夢にも思ってなさそうで。少し傲慢だと思います。」
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書店員さんの苦労やお仕事の裏側を知ることができたところは面白かったのですが、、、主人公や店長さんのキャラにどうもなじめなくて。。。話の流れがこれから面白くなりそうっと思ったところに次の展開であれれとなってしまったり。 なんかちょっと違ったな。
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やることが多くて一気に読みきれなかった私が悪い。 わかっている。 でもこれは、だらだら読むとキツい。 主人公の谷原京子が怒ったり泣いたり、調子が良くなったり。 クルクルドタバタ日々を過ごすのが良いのであって、 私みたいに通勤時間と勤務中の少ない休憩時間でしか本を読めない人間が...
やることが多くて一気に読みきれなかった私が悪い。 わかっている。 でもこれは、だらだら読むとキツい。 主人公の谷原京子が怒ったり泣いたり、調子が良くなったり。 クルクルドタバタ日々を過ごすのが良いのであって、 私みたいに通勤時間と勤務中の少ない休憩時間でしか本を読めない人間が読むと、途切れ途切れになる分、京子の1つの感情を処理するのに時間がかかって全体がだらけた印象になってしまう。 なので、一気に読んでください。 そうしたらもっと面白かったのかもしれないな、と思った。 私が若いからか、新入社員で後輩もいないからか、何が要因かわからないが、店長を可愛いと思えたのは最後の最後に泣いているシーンからだった。 最後に京子が「可愛い」と思ってくれないと、私にも可愛いと思えない……。 実際にこんな上司がいたら絶対京子並にキレちゃう。 でもフィクションだから、馬鹿だな、全力で馬鹿だなって、可愛いで処理できるんだろうな。 私は富田先生が好きでしたね。 富田先生も、ずっと、生きることには全力だったはずだから。
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話題になってたけど自分的には あまり刺さらなかった。 でも店長みたいな人は周りにいるよな〜と 思いながら主人公と同じようにイライラ。 主人公も退職したいなら、早く!って そっちにもイライラ。
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タイトルに惹かれて買ったけど、期待が大き過ぎたのかさほど面白くなかった。 店長は「バカ」と言うより少々変わり者で面倒くさい程度。 上司として無能というインパクトも少ないので、部下たちに感情移入も出来ない。 店長より主人公の谷原さんに苛々する。 もっと熱量のあるお仕事エンターテイメ...
タイトルに惹かれて買ったけど、期待が大き過ぎたのかさほど面白くなかった。 店長は「バカ」と言うより少々変わり者で面倒くさい程度。 上司として無能というインパクトも少ないので、部下たちに感情移入も出来ない。 店長より主人公の谷原さんに苛々する。 もっと熱量のあるお仕事エンターテイメントかと思ったら、全然肩透かしで残念でした。 そして読み終わってからこの本の帯を見ると更にイラッときます。 好みの問題だから仕方ないけど、たくさん本読んでる文芸担当書店員が本当に心から書いてるコメント? 売るために大袈裟に書いてるの?? 読後の達成感が今一歩。どうにも納得できない本。
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久々に読みながら笑えた。店長はバカだけど、きっと大物であることにちがいない。実際に近くにいたらゾッとするだろうが。。 谷原京子の妄想も好きだし愛嬌がある。読んでいて最後まで飽きなかった。
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『いろんなバカはいるけれど、悪い人はいないのね』 バカなのか、バカのフリをしているのか?常にマイペースな書店店長。そんな店長に振り回されながらも辞めることができない京子。いろんな事に腹を立てながらも、最後には… 書店員さんの仕事の大変さ、よ〜くわかりました。
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「書店員のお姉さんがセレクトしてくれたのは、そのときの私よりも必ず一つずつ背伸びした本。楽しかったんだよね。顔の見えない著者に対してではなくて、私は本を読みながらお姉さんと会話していた気がする。書店員という仕事を、物語と読者をつないでくれる素晴らし職業なんだって、あのとき認識したのを覚えてる」 版元も、取次も、書店も、私のような一介の書店員も、みんながみんな目先のことを考えすぎていて、結果、不幸な状況に陥っている。 そもそも本の感想なんて千差万別であるはずだ。誰かにとって救いになり得る物語が、誰かにとっては強烈な批判の対象だったりする。 「やっぱりね。来年三十歳か。気持ちはわかるよ。焦るよね。とくに安定しない職業に就いている独身の女にとって、三十歳って完全に一つの壁だよね。私もちょうどその歳の頃に転職してるし」 「私はどんな仕事であっても、辞めたきゃ辞めればいいと思う。とくに私たちの年代は、続けることの美徳みたいなのを語りがちだけど、私はまったくそんなふうに思わない。働く意味は絶対に自分自身にある。自分で選び取らなきゃいけないんだ」 「とりあえず、お前はまだ何も抗ってねぇだろうが。やりたかった仕事に就いて、楽しかっただけの時期が過ぎたら、辞める、辞めるって。ガキじゃねぇんだからよ。不満があるなら自分で環境を変える努力をしてから言えや」
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一話一話はそれなりに面白くて、店長のバカさ加減にうちの上司を重ね合わせ一緒に歯軋りし、悔しくなり、最後にすっきりしないまま解決を迎え…だったんだけど、最終話にあんなに色々詰め込まなくても良かったのになぁと思った。でも、現場と呼ばれるところで働く人間の不満と葛藤がものすごく伝わる本...
一話一話はそれなりに面白くて、店長のバカさ加減にうちの上司を重ね合わせ一緒に歯軋りし、悔しくなり、最後にすっきりしないまま解決を迎え…だったんだけど、最終話にあんなに色々詰め込まなくても良かったのになぁと思った。でも、現場と呼ばれるところで働く人間の不満と葛藤がものすごく伝わる本だった。
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私も書店でアルバイトをしたことがある。 店長はへなへな、バイトリーダーは気が利かない、一番偉そうなのはなぜか店長の奥さん。で、先輩たちはそんな上司たちをちょっと斜めから見てるような職場だったけど居心地は悪くありませんでした。それはやっぱり「本に囲まれて働ける幸福感」がいろんなつま...
私も書店でアルバイトをしたことがある。 店長はへなへな、バイトリーダーは気が利かない、一番偉そうなのはなぜか店長の奥さん。で、先輩たちはそんな上司たちをちょっと斜めから見てるような職場だったけど居心地は悪くありませんでした。それはやっぱり「本に囲まれて働ける幸福感」がいろんなつまらないことに勝っていたからだと思います。 だから、本が好きで、本が好きなのに、本が好きだからこそ、の京子の葛藤や不満には大いに共感できます。だけどこの人、すぐに他人に「違和感を感じる」し「イライラ」する。それを何度も繰り返されるのが読んでいて不快で、京子への共感がどんどん削られていく。店長、同僚、周囲の人へのリスペクトがこの京子というキャラクターには全く欠けていて、物語の魅力を半減させていると思いました。 最後のオチはキレイにきまっていたけれど、若い女の子がどんくさいおじさん店長をこきおろすだけのドタバタ話なら、わざわざ書店を舞台にしてほしくなかったです。
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