さよならの儀式 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
短編集。 ひさびさの宮部みゆきさんの小説でした。 全ての終わり方が完結せず余韻を残す。 そんな終わり方が似合う短編集でした。 SF要素や、ちょっとしたミステリーも含まれたストーリーが多かった。 「母の法律」「わたしとワタシ」「さよならの儀式」がよかったかな。 「海神の裔」はわからなかった。 救いの無い終り方とも言えるストーリーも多かったけど、現実的、リアルの余韻を刻んでいた気がした。
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短編集だけど読み応えあったなあ。 さすが宮部みゆき!! SFなんだけど、現実にも起こり得そうな話。 最初の「母の法律」は思わずマザー法って存在するのか調べちゃった。 「さよならの儀式」は切なくて泣けてくるなあ。 「星に願いを」と「保安官の明日」も好き。 「聖痕」はよくわからな...
短編集だけど読み応えあったなあ。 さすが宮部みゆき!! SFなんだけど、現実にも起こり得そうな話。 最初の「母の法律」は思わずマザー法って存在するのか調べちゃった。 「さよならの儀式」は切なくて泣けてくるなあ。 「星に願いを」と「保安官の明日」も好き。 「聖痕」はよくわからなかったな。
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短編集の割によかった。 (基本長編の深ーい話が好きなもので) 中にはうーん(゜-゜)というものも ありましたが、好みですからね。
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久々の宮部みゆきさんのSFもの。 8つの短編集で、どれも身近に起きている問題のように見せかけて、少しだけ近未来だったり異世界だったり。 心の奥がざらっとするような後味を残して終わる。 いま自分が生きている世界が本当であることに感謝したくなった。
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宮部みゆきの新境地、と帯にあったけど、そういえば宮部作品はもっぱら江戸人情ものやらファンタジー系を読んできたので、まさにちょっと異色な感じがしました(あくまで個人の感想ですが)。昨今の虐待の多さを見れば『マザーの法律』の世界も然もありなんだし、AIやロボットの発達で『さよならの儀...
宮部みゆきの新境地、と帯にあったけど、そういえば宮部作品はもっぱら江戸人情ものやらファンタジー系を読んできたので、まさにちょっと異色な感じがしました(あくまで個人の感想ですが)。昨今の虐待の多さを見れば『マザーの法律』の世界も然もありなんだし、AIやロボットの発達で『さよならの儀式』の世界が来る日も近いのかも。いずれにせよ、防犯カメラにはご注意をww
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冒頭の短編から、設定に惹かれて面白く読み始めて、一気にぐいぐい読んでたら終盤様子がおかしくなって、最後はあーハイハイあっち系にぶん投げたのね、せっかく期待したのに、って感じで終わった。2話目は中盤から自分が期待してるようなミステリ要素はないことがわかり、一応最後まで読んでもう結構...
冒頭の短編から、設定に惹かれて面白く読み始めて、一気にぐいぐい読んでたら終盤様子がおかしくなって、最後はあーハイハイあっち系にぶん投げたのね、せっかく期待したのに、って感じで終わった。2話目は中盤から自分が期待してるようなミステリ要素はないことがわかり、一応最後まで読んでもう結構です、となったのでここで読むのをやめることにします。
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映画にもなりそうなSF短編集。 悪い記憶をリセット虐待児を護るマザーズ法(母の法律)。犯罪要因を見つけるまで何度も偽人間達を周回させる金持ち(保安官の明日)。宇宙人との戦闘に備える老人(戦闘員)ザワザワの種を落としていく..著者の多様なモチーフを楽しめる一冊。
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SF短編集。 好みの問題ですが。分かりにくかったりモヤモヤ感が残ったりする話が多かった。 「戦闘員」はよかった。おじいさんと少年の組み合わせや、最後に感じられた覚悟というか決意がとても私の好きな感じで。 「さよならの儀式」も良かった。『俺』のロボットになりたい気持ちがささった。
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8編からなるSF短編集。宮部さんがSF短編を書くとこんな感じなんだなーと。 以下ネタバレあり。 「母の法律」は前半の美しすぎる世界観に、いつこれが崩れるんだろう?とドキドキしながら読んだ(まぁ、冒頭で咲子ママが死んで崩れてはいるんだけど)よく考えられているように見えるマザー法、でも違うんだろうな。とりあえず「親だから」とか言うのは関係ないだろうな、とは思う。 「戦闘員」は宮部さんらしいおじいさんが出てくる話。そうそう、こういう矍鑠とした御老人を描くのが本当に上手いよね。あと少年も。防犯カメラが異質なもの、という切り取り方がいい。これは続きを読みたいなぁ。 「わたしとワタシ」この話、めちゃくちゃわかるんだよね(笑)主人公と歳が近いからかな。共感がすごかった。 「さよならの儀式」王道SF?綺麗なおはなし。裏切りがなくて毒もなくて、最近の宮部さんにしては珍しい印象。 「星に願いを」こちらは逆にめちゃくちゃ毒あるよね(笑)良かれと思って自己犠牲して頑張ってるのに、相手からは怪物に見られていたなんて……ラストに救いがあったから良かった。 「聖痕」ヤベェ女の話。調査員マジヤベェ。依頼者もなんだかんだ言ってアレだし、うん、なんかリアル。 「海神の裔」 伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』の世界と地続きの話。だからか、やたら注訳が多かった。内容的にはほんまに地方の言い伝えとかでありそうだなーと。 「保安官の明日」 コレ、めちゃくちゃ好き(笑)最初は「SF?」って感じやけど、徐々に明かされていく不自然さ。保安官を軸に周りがおかしい感じ、最高だな!この話、もうちょい詳しくして欲しい。
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短編集。 冒頭の「母の法律」を読み進めるうちに??、マザー法?。巻末の初出を読んで納得。SF短編集だった! さすが宮部みゆきさん。SFを読むのは初めてだが、どれもおもしろかった。 特に「海神の裔」は、伊藤計画×円城塔の「屍者の帝国」の世界観を元にしている、という2次創作的な一編で...
短編集。 冒頭の「母の法律」を読み進めるうちに??、マザー法?。巻末の初出を読んで納得。SF短編集だった! さすが宮部みゆきさん。SFを読むのは初めてだが、どれもおもしろかった。 特に「海神の裔」は、伊藤計画×円城塔の「屍者の帝国」の世界観を元にしている、という2次創作的な一編でおもしろかった。老婆の一人語りがいい。 「屍者」本編は読んでないけど、映画見といて良かった。 「戦闘員」が好き。達三さんの未来が明るいといいな。
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