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リーチ先生 の商品レビュー

4.1

105件のお客様レビュー

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2022/03/29

『リーチ先生』 陶芸家バーナード・リーチの助手亀之助の視点を通してリーチ先生の人柄とその人生を知る。架空の人物である"カメちゃん"だが、その存在があってこそリーチ先生も柳宗悦も濱田庄司も身近な存在として感じられ、民藝の100年を知ることもできる。 「好いも...

『リーチ先生』 陶芸家バーナード・リーチの助手亀之助の視点を通してリーチ先生の人柄とその人生を知る。架空の人物である"カメちゃん"だが、その存在があってこそリーチ先生も柳宗悦も濱田庄司も身近な存在として感じられ、民藝の100年を知ることもできる。 「好いものは、好い」 #読了 #君羅文庫

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2022/03/08

良かった。登場人物と一緒に長い旅を終えた清々しい感。中盤で舞台が地元の我孫子に移り親近感も。しばらく置いてまた読む。良書。

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2022/02/19

原田マハの描く人物はみな、あたたかい。 文化や人種の違いを越えて、人と人があたたかにつながりあう。 きれいな物語だ。 そして、日本文化とイギリス文化の融合、発展。 いつでも、時代を動かすには、情熱が必要なのかもしれない。

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2022/02/09

久しぶりにこんな分厚い本を読んだけど 最後まで楽しく読めたし 当時の芸術のこととかわかって面白かった! さすが原田マハさん。 リーチ先生の優しさ。。。余韻

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2022/02/08

原稿用紙換算で千枚はゆうに超えるであろう大作だったが、全く飽きさせることなく読ませ切る文章力は素晴らしい。さして興味のある領域でなかったにも関わらず、窯の前で必死に火の番をする亀の介のいる情景が眼に浮かぶ。

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2021/12/26

原田マハさんの小説が好きで無条件に読んでしまいます リーチ先生のことは知らなかったけど 教科書や近代史に出てくるすごい方々が次々と出てくるのも面白かったです 本当に皆さんそれぞれに交流があった当時の時代の寵児であり、その芸術の道は今に続いているような気がしました 陶芸の世界は奥深...

原田マハさんの小説が好きで無条件に読んでしまいます リーチ先生のことは知らなかったけど 教科書や近代史に出てくるすごい方々が次々と出てくるのも面白かったです 本当に皆さんそれぞれに交流があった当時の時代の寵児であり、その芸術の道は今に続いているような気がしました 陶芸の世界は奥深いんですね 読み終わるまでに少し時間がかかった本ですが読後感は良かった カメちゃん、コウちゃんは実在しないようですが素朴で実直でとても好き

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2021/12/17

感動のアート小説、と裏表紙に載ってて気になって。読み始めて、朝ドラみたいな小説だなぁって(歴史的な感じとか?)って思ってて。大分の友達がインスタでちょうど小鹿田焼きの写真載せてたり、タイミング良いなぁと大分にも思いを馳せながら、途中、千葉県我孫子やら手賀沼やら地元が出てきてとても...

感動のアート小説、と裏表紙に載ってて気になって。読み始めて、朝ドラみたいな小説だなぁって(歴史的な感じとか?)って思ってて。大分の友達がインスタでちょうど小鹿田焼きの写真載せてたり、タイミング良いなぁと大分にも思いを馳せながら、途中、千葉県我孫子やら手賀沼やら地元が出てきてとてもとても情景を浮かべながら読んでいた。小説だけど少し歴史的なところわかるとより楽しめるよね。お父さんの亀ちゃんお話メインだけど最後の方どうなるのかと思ったら時間の経ち方も終わり方もとてもよかった

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2021/11/24

個人的にイギリスの陶器は大好きで 滋賀にゆかりのあるリーチ先生らしいですが そんなこと知らずに原田マハの本だからという理由で読む。 読了までに長く時間がかかった。 リーチ先生がスランプに陥るたびに、 私もスランプになり本を閉じて、 しばらく時間を置いてからまた続きを読み出す。 ...

個人的にイギリスの陶器は大好きで 滋賀にゆかりのあるリーチ先生らしいですが そんなこと知らずに原田マハの本だからという理由で読む。 読了までに長く時間がかかった。 リーチ先生がスランプに陥るたびに、 私もスランプになり本を閉じて、 しばらく時間を置いてからまた続きを読み出す。 そういう意味ではリーチ先生の人生を追体験をしているかのような気分になった。 時代背景もあるだろうが、 特に外国人で民芸や陶芸に興味がある者、芸術家などはかなり癖者だ。でも好感が持てるリーチ先生の人柄と思考、リーチ先生を師と慕うカメちゃん。 私もこの先の人生、良いものは良いを貫けるだろうか。 立ち止まり、陥り、抜け出し、歩き出す。 それらが今でも繋がっている。 分厚いですが、時間をかけて読むのが吉です。

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2021/11/21

ノンフィクションと思わせるような登場人物の名前や物語。これを読んでまた日本民藝館に行きたいなあと思った。

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2021/11/06

どんな本かのイメージなく読み始めたが、面白く引き込まれた。高村光太郎、志賀直哉、武者小路実篤など著名人が実名ででてきた。リーチ先生も実在と人物とわかった。テンポがよく、どこでプロローグに続くのか、ドキドキしながら読み進めた。エピローグも感動的だった。

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