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許されようとは思いません の商品レビュー

3.7

319件のお客様レビュー

  1. 5つ

    44

  2. 4つ

    132

  3. 3つ

    108

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

    5

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2019/11/18

短編集なので、少し物足りない感。 どれも、最後には「あぁ、なるほど〜!!」と、納得。 さすがイヤミスなので、後味は悪いですけど…その点ではスッキリします。2つ目は、妙に「そーいうことかー」と、納得してしまいました。

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2019/11/13

どの短編も読む者の身に迫ってくるような、サスペンスフルなミステリー5編。 『目撃者はいなかった』は、仕事をしている者なら誰でもが犯すかもしれないミスが発端。それをカバーするためにする行動によってさらに泥沼へと導かれる。 『姉のように』は、虐待衝動に苛まれ、次第に追い詰められてゆく...

どの短編も読む者の身に迫ってくるような、サスペンスフルなミステリー5編。 『目撃者はいなかった』は、仕事をしている者なら誰でもが犯すかもしれないミスが発端。それをカバーするためにする行動によってさらに泥沼へと導かれる。 『姉のように』は、虐待衝動に苛まれ、次第に追い詰められてゆく母親の心理が巧みに描かれている。 マスコミで報道される虐待事件の中にも、類似のケースがあるのだろうか。 他のどの作品もラストが秀逸で、読者は、明日は我が身かも知れないという慄きに迫られる。

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2019/10/10

読み終えた後、なんだかどよーんとした気持ちになってしまうものもあったりと‥ 暗くなってしまうような話も。 日常に潜んでそうな話も‥ 子供がイヤイヤ期で何もかも嫌がるとこは同じだ‥ と思った。 イヤイヤ期、早く過ぎてくれー。

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2019/10/07

ブクログで評価を調べてから自分で購入した本。 自分で購入したのに(~_~;) 間違って嫌いな短編集を選んでしまった(ToT) はぁ、短編かよ、、、 とテンションだだ下がりで読み始めたものの、、、 序盤からガッツリ掴まれる!! 数ページ読んで、うわっ、怖っ!! ゾクゾクするよ...

ブクログで評価を調べてから自分で購入した本。 自分で購入したのに(~_~;) 間違って嫌いな短編集を選んでしまった(ToT) はぁ、短編かよ、、、 とテンションだだ下がりで読み始めたものの、、、 序盤からガッツリ掴まれる!! 数ページ読んで、うわっ、怖っ!! ゾクゾクするような怖さが、、、 あんまり先を読みたくないな、、、 でも、読まずにはいられない。 そんな感じの引き込まれ方。 短編なので一作一作は直ぐに終わってしまうのだが、結構一作一作が重たく感じた。 短編集なのに大満足(*^▽^*)

Posted byブクログ

2019/10/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさに人の心に潜む闇をミステリー小説化した作品。 作品自体は5編に分かれており、短編であったがどの話も現実味があり、将来こうならないように生きていこうと思わされた作品ばかりだった。 印象に残っているのがはじめの作品。 誰にでも起こる感情。 ごまかして仕舞えばいい、隠蔽してバレなければいい。そのしわ寄せがすぐにきたことによって精神的に追い詰められるという作品。 他人よりも自分の保身しか頭にない人間の話。 同感する面も多々あり、いざ自分がこの立場に立つならどう行動しただろうと悩まされる。 どの作品も良かったが、少し短い気がする。もう少し長く話を読んでいたかったと感じる部分があった。

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2019/09/26

このミス2017年版5位。短編集。一つのミスをごまかすために嘘を重ねたり、夫婦や子供との対応のちょっとしたすれ違いが大きなひずみになって行くさまなような、日常的にありそうな罠にはまっていく様子がすごく説得力があって怖い。感情移入してむっちゃ焦燥感が伝わってくる。大体結末も悲惨でい...

このミス2017年版5位。短編集。一つのミスをごまかすために嘘を重ねたり、夫婦や子供との対応のちょっとしたすれ違いが大きなひずみになって行くさまなような、日常的にありそうな罠にはまっていく様子がすごく説得力があって怖い。感情移入してむっちゃ焦燥感が伝わってくる。大体結末も悲惨でいわゆるイヤミスなんだけどついつい先が気になって読み進めてしまう。短編集ってやっぱ物語の入りがしんどいのと、ぐいぐい一気読みさせるような勢いや盛り上げりに欠けるものだけど、この本は物語の最初から引き込まれる。日常的な場面のちょっとした違和感で始まるので世界に入っていきやすく、でもあまり他に例のない語り口で新鮮。全編、一気に読めました。

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2019/09/23

ハッピーエンドで無くとも、どれもすっきりと終わっていて、気持ちの良いミステリ。 主婦の話の叙述トリックはなるほど、と思わされた。

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2019/09/20

怪談、ではないかな。 火のないところに・・に比べるとインパクト薄め。 最初の話の「目撃者はいなかった」が一番ドキドキしたかな。

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2019/09/14

 全部で5編が収められた短編集。自分の不手際を隠すためにかえって大事に巻き込まれてしまう人や、身内の犯した罪により心を乱していく人など、様々な人々の心の揺れを巧みに表現している。  表題作「許されようとは思いません」はやや現実離れしているが、なんとなく「ほん怖」のラストで取り上げ...

 全部で5編が収められた短編集。自分の不手際を隠すためにかえって大事に巻き込まれてしまう人や、身内の犯した罪により心を乱していく人など、様々な人々の心の揺れを巧みに表現している。  表題作「許されようとは思いません」はやや現実離れしているが、なんとなく「ほん怖」のラストで取り上げられそうなほっこりした余韻を残す作品。  最もインパクトが強かったのは4作品目「姉のように」。この面白さは書いてしまうとネタバレしてしまうので、ぜひ読んでみることをオススメする。  1作品目「目撃者はいなかった」は日常で起こり得そうな場面を切り取った感じで非常に印象深い作品。  多分初回限定だと思うが、カバー裏にもちょっとした掌編がついていて面白い。

Posted byブクログ

2019/09/11

とても面白かったけど、体力を消耗する一冊。 特に、「姉のように」は自分がじわじわと追い詰められていくような感じがして、ゾッとした。

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