海の見える理髪店 の商品レビュー
斉藤壮馬が朗読してたので…(下心その2)。昔話に想いを馳せる話かと思いきや、どれも少しずつ湿っぽさを感じる。それは悲しみでもあるし不安やちょっとした恐怖でもある。時間は、少しずつ私たちの中に積み重なっていて、過去を無理に引き抜くと崩れてしまう。だからそのままでいい。見えないように...
斉藤壮馬が朗読してたので…(下心その2)。昔話に想いを馳せる話かと思いきや、どれも少しずつ湿っぽさを感じる。それは悲しみでもあるし不安やちょっとした恐怖でもある。時間は、少しずつ私たちの中に積み重なっていて、過去を無理に引き抜くと崩れてしまう。だからそのままでいい。見えないように隠してもいいし、着飾ってもいい。とにかく、過去は誰も責めないからそのままでいて。
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ナツイチにて興味を引かれ購入。短編6編、どれも読むのが止まらず、気づいたら様々な思いで胸がいっぱい。いろんな家族の形がある。成人式、が好き。名作に出会えて良かった。
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自然に涙が出る。あっという間に読了。 『成人式』は泣くのを堪えるのが大変 でも面接の前に読むんじゃなかった
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ほとんど表紙に惹かれて買いました。大きなどんでん返しやわざとらしさのないストーリーはもともと好きで、この本もそのような形の短編集でしたが、この本にはあまり惹かれませんでした。男性の作家さんだからというのもあるかもしれないです。
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少し影があったり傷を持ってたりする登場人物たちの短編集 心温まるハートフルな、というよりはチクッと棘を刺されつつも地に足をついて前を見れるような、そんな印象の本でした。 好きなタイプの雰囲気でした。
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誰かにお勧めするならこの本を推したい。いろいろな本の合間合間に読んだが、かなり読みやすかった。いくつかグッとくる話があった。この中から一つくらいは誰でもそう言う話があると思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いずれの話も、人生に訪れる喪失、あの時に戻れたらという後悔、そして未来に踏み出すささやかな希望が描かれた家族の物語。ベテラン作家の安定性を感じた一冊でした。 ――
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今まで読んだ短編集の中で特に好きなものです。 風当たりの良いところで音楽でも聴きながら読んでみて欲しいです。
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家族がテーマになっている短編集。 一つ一つが家族の愛を示しているように思えた。 家族っていいな。 って思いながら、孤食している自分を見つめ直しました。
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短編集になるが、家族がテーマの作品。「時のない時計」は時計屋さんの店主の意外なアルバムのお話になんかほっこりする。
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