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恐怖小説キリカ の商品レビュー

4.1

44件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    4

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2023/01/15

澤村作品では随一のグロもあり、胸糞もあり、アグレッシブにトリッキーでもあった。没入すると何が現実なのかよくわからなくなる上手い構成だし、捻くれたものがいろいろ埋まってるのもエグくて良い。確かにホラーではあるけど、タイトル初見で持つ印象とは全く違う読後感は凄い。中盤までは普通のホラ...

澤村作品では随一のグロもあり、胸糞もあり、アグレッシブにトリッキーでもあった。没入すると何が現実なのかよくわからなくなる上手い構成だし、捻くれたものがいろいろ埋まってるのもエグくて良い。確かにホラーではあるけど、タイトル初見で持つ印象とは全く違う読後感は凄い。中盤までは普通のホラーかな、ああそういうやつね、とか思ってたのに。

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2022/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

狂気が狂気を飲み込み、狂気に次ぐ狂気で、狂気が押し寄せる狂気小説です。 これは本当に面白かった!!! どこまで本当なの〜と恐怖を感じながら読み終えた。 所々で作者が著書を侮辱する文章を書いてると思うと、また面白く、ニヤニヤしながら読んだ。 セリフ回しだったり登場人物のキャラなど、澤村先生はそういうユーモアもある人なんだと実感。 て感じで褒めておいたほうが良さそうなので褒めておきます…(意味深)

Posted byブクログ

2022/12/05

怖い怖い。これまでに味わったことの無い種類の恐怖。凄かった。語彙が貧困ですみません。私、「ぼぎわん…」と「ずうのめ…」の感想にどんなこと書きましたっけ?ドキドキ。

Posted byブクログ

2022/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

怖かった。劇中劇の変化系というのか、主人公が澤村先生で、境遇も「ぼぎわん」がホラー大賞を受賞した後からの話で、リアリティがすごい。 読む前の想像では、キリカがサイコな人格なのかなと思いきや、怖いのは友達、そして実は主人公が…。 怖すぎてトラウマです。そしてこの話を読んだ後に評価を書くのが本当に怖い。

Posted byブクログ

2022/09/24
  • ネタバレ

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『この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。』 このひと言に救われる作品。澤村伊智の作品を酷評した読者たちが惨殺されていくシーンは読んでいて「フィクションに決まってるし(震え声)」と言い聞かせながら、読み進めていたが、徐々に「え?本当の話?」とか「マジっぽくない?」とかそんな感情が湧き上がってくる。 全て読み終えた後、『この物語はフィクションです』の文字を探せて安心した話はこれが初めてではなかろうか。 秋の夜長にピッタリのホラー。

Posted byブクログ

2022/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

作家さんの名前が主人公になってて、まるで現実に起こっているような描かれ方をして、だからってこう感じてしまうのは我ながら単純で素直すぎる、と思うけど、それにしても今までで一番怖かった…! 怖くて怖くて、とにかく怖かった…。 一章読んでたときは、怖いのキリカじゃなくて友人じゃんって思っていたけど、恐怖の対象がどんどん変わっていくのもおもしろかったし、その怖さが自分にこんなにも襲い掛かってくるとは…。 評価5か4か悩んだけど、おもしろかった!より怖すぎた、が勝ってしまって、4.5できないから4!

Posted byブクログ

2022/06/14

怖いです。 レビューを書くのが怖くなる。 呪いのビデオならぬ、恐怖のレビューです。 すごいアイデアだと思います。 ある意味、身内ネタです。 何しろ、作家自身が主人公ですから。 「ぼぎわん」や「ずうのめ」を読んでから、この本を読むことをオススメします。

Posted byブクログ

2022/04/11

え 怖っ! そして レビュー書くのも 怖っ! こ、これ 本心ですが 前作 全て 大好きです!笑 あっという間に 読み終えてしまった

Posted byブクログ

2022/02/03

めっちゃ面白い〜!素晴らしい〜! としか書かれへんやん…^^; 殺されるのイヤや〜! KADOKAWA、講談社、綾辻行人、貴志啓介、宮部みゆき、などなど、更に自分自身…この調子なら、編集者とかの名前も実在してるんやろな。 「ぼぎわん」の賞受賞から、この作品まで題材にしてる。 「...

めっちゃ面白い〜!素晴らしい〜! としか書かれへんやん…^^; 殺されるのイヤや〜! KADOKAWA、講談社、綾辻行人、貴志啓介、宮部みゆき、などなど、更に自分自身…この調子なら、編集者とかの名前も実在してるんやろな。 「ぼぎわん」の賞受賞から、この作品まで題材にしてる。 「残穢」って作品も、実在の人出してだけど、この作品は、もっと徹底してる! 他人は、貶すとかしてなく、逆に自分自身は、徹底的に堕としてる! なかなかの発想や〜!面白い〜! フィクションならば…(−_−;) これ読んでると、ほんまに澤村さん、こんな人かと思ってしまう! なので、何度も書きますが。批判的な言葉は書きません〜! 素晴らしいです〜! 今、過去の書いた奴で、住所とかバレないかチェック中…(⌒-⌒; ) こんなん書いて、殺しに来られたら困る〜(^^;; なので、もちろん星5つ! 澤村さんの批判レビュー封じのやり方凄い〜〜〜! でも、最悪、殺しに来たらサインは、貰っとこ〜(^_^)v PS: こんなこと書きましたが、ほんまに面白いです〜!発想も凄い! それと、関西弁もええ感じ(^-^)v

Posted byブクログ

2021/12/08
  • ネタバレ

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図書室にて。 めっちゃ感想書きにくい… でもすごく怖かった。 こうやって読んだ本は感想書いてるし。 「ぼぎわんが、来る」が出版されるまでの苦労はすごく伝わってきた。 後、口コミの怖さも。 私もこうやって感想を書いているけれど、自分の読書記録のつもりだ。 言いがかりのようなことは書かない、正直に感想だけを書いているつもりだけれど、やっぱり嫌なこと書かれたら嫌だよね… 殺されたら嫌だからあまり書かないでいようと思うけど、もう1つ、この題名はちょっと違うと思う。 読んでみるまで作者の受賞後が舞台の話ということはわからなかったから、違和感があった。 受賞後に実際に起きたことという体がわかる題名の方が怖さをあおると思うのですがいかがでしょう?

Posted byブクログ