教育激変 の商品レビュー
四年生大学では実質二年半しか勉強する期間が無い。 大学院進学を視野に入れると、五年八カ月勉強できる。
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池上彰、佐藤優による大学入試に関する対談。 自分が大学入試を経験したのが40年前。それ以降、学校教育にはほとんど関心が無かったので、これまでの大学入試と学習指導要領がどうなっているのか全く知らなかった。当時(共通一次の時代)と共通しているのは、教育についての議論はずっと続いている...
池上彰、佐藤優による大学入試に関する対談。 自分が大学入試を経験したのが40年前。それ以降、学校教育にはほとんど関心が無かったので、これまでの大学入試と学習指導要領がどうなっているのか全く知らなかった。当時(共通一次の時代)と共通しているのは、教育についての議論はずっと続いているという事。いろいろ入試の制度が変わったが、その都度問題が発生している事。正直、これまでの問題点を知らなかったので、対談の内容がよく理解できていないけれど、二人とも今回の改革の新テストを支持しているという事だけは判りました。でもこんな議論は、大学入試というものがある限り、永遠に続いて行くのだろうなと思いながら読みました。
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大学の職員として、高校が何を教えているのかということにもっと関心を持たなくてはならないと思った。それを知った上でないと、有効な入試やカリキュラムは構築できないなと感じた。 また、それだけでなく一般人としても親としても、共通テストの問題を解いて、どんな学びが求められているか、国が求...
大学の職員として、高校が何を教えているのかということにもっと関心を持たなくてはならないと思った。それを知った上でないと、有効な入試やカリキュラムは構築できないなと感じた。 また、それだけでなく一般人としても親としても、共通テストの問題を解いて、どんな学びが求められているか、国が求めているのか、ということに敏感にならないとと思った。 あと、宗教についての理解を深めることも大切だなと思った。
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これまた”身になる読書術”から。同書からは、かれこれ結構読んだな。この二人の対談、特に最近は多く触れていることもあり、だいぶすんなりと主張が入ってくるようになってきた。それにしてもセンター試験、そんなにバランスが取れた良いものだったんですね。確かに言われてみれば、受験人数からして...
これまた”身になる読書術”から。同書からは、かれこれ結構読んだな。この二人の対談、特に最近は多く触れていることもあり、だいぶすんなりと主張が入ってくるようになってきた。それにしてもセンター試験、そんなにバランスが取れた良いものだったんですね。確かに言われてみれば、受験人数からして桁が違う訳だし、携わる人間もその分多いはずだしってことになると、質が上がるのも必然とは思えてくるけど。そして、センター試験が良い入門編になるってのも納得。ここで取り上げられたセンター試験哲学の新書を、ちょっと読んでみようかな、と。
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冒頭で、教育現場のエビデンスにもとづかない議論について批判している筆者。 しかし、結局この本も、池上彰と佐藤優という2人の知識人がエビデンスにもとづかない意見を述べているだけだった。2人の対談内容自体は興味深いが、客観性にかける内容。残念。
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なぜ教育改革なのか。この論議は過去から継続しているが、この度の共通テスト導入がどのような経緯でもたらされたのか。さて、学校教育は複雑な社会構造を生き抜く市民育成の責務に耐えられるのか。
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さすがの池上本。今日の教育界に対する警鐘や提言は鋭いのだけれど、対談の形にすることで、刺々しさのない、読みやすい一冊になっている。さらっと1日で読めた。
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読みやすい対談本でした。さすがだなという感じです。大学教育のあり方、高校教育のあり方、社会全体における教育のあり方など、根本的なところから考えさせられる内容でした。教えることや学ぶことに正解はないでしょうが、本来、どちらも知的で楽しい行為だと思うので、最初に出てくる「受験刑務所」...
読みやすい対談本でした。さすがだなという感じです。大学教育のあり方、高校教育のあり方、社会全体における教育のあり方など、根本的なところから考えさせられる内容でした。教えることや学ぶことに正解はないでしょうが、本来、どちらも知的で楽しい行為だと思うので、最初に出てくる「受験刑務所」という言葉は、わかりやすく現状を言い表していると感じるだけに、じんわり恐怖を覚えました。
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泣く子も黙る、知識と言葉を巧みに扱う両巨頭! 2020年の教育改革を柱にこれまでの経緯や反省、そしてこれから期待することを対談形式で進められていく。なぜ私大が台頭したのか等知らないことがたくさんあった。教育で得た知識は正しい方向で活用されることが必要で、そこを間違えるとオウムのよ...
泣く子も黙る、知識と言葉を巧みに扱う両巨頭! 2020年の教育改革を柱にこれまでの経緯や反省、そしてこれから期待することを対談形式で進められていく。なぜ私大が台頭したのか等知らないことがたくさんあった。教育で得た知識は正しい方向で活用されることが必要で、そこを間違えるとオウムのようになりかねない。これからはAI時代、暗記より思考を問う試験に変わっていくようだ。AIだって道具の一つ、それを使いこなせる、人間にしかできない知識が不可欠だ。
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何かと話題の新テストですが、このお二人が論じると一味違います。オウムの話まで出てくるとは思いませんでした。新テスト導入が教育改革の一環であるならば、そもそも教育がどうあるべきか、そして教育は何のために必要なのか、という議論が必要なはずです。ある意味、本質を突いていると思います。一...
何かと話題の新テストですが、このお二人が論じると一味違います。オウムの話まで出てくるとは思いませんでした。新テスト導入が教育改革の一環であるならば、そもそも教育がどうあるべきか、そして教育は何のために必要なのか、という議論が必要なはずです。ある意味、本質を突いていると思います。一読をおすすめします。また、この2人との対談に応じた大学入試センターの理事長さんに拍手。
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