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教育激変 の商品レビュー

3.7

35件のお客様レビュー

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2019/05/24

今とこれからの教育についての池上彰氏と佐藤優氏の討論が書かれている。 所謂「いい大学」を目指した受験刑務所の話は面白かったし、現代の子育て世代の風潮を的確に表していると思った。いい高校に入って、いい大学を出て、いいところに勤めるというレールに上手く乗ると将来が約束されるようなもの...

今とこれからの教育についての池上彰氏と佐藤優氏の討論が書かれている。 所謂「いい大学」を目指した受験刑務所の話は面白かったし、現代の子育て世代の風潮を的確に表していると思った。いい高校に入って、いい大学を出て、いいところに勤めるというレールに上手く乗ると将来が約束されるようなものだ。しかし、最近ニュースになる官僚達の誰がみてもアウトの行為を見ると、道徳性や倫理感の欠如が見受けられる。生きる上で習得しなければならないものが教育されていない。上へ上へと目指すのはいいが、根本のゴールを設定していないのに東大に入るケースも増えているらしい。 自分の目的を持った学習が必要だし、それを設定することで、やる気が出てくる。学習は目的を達成するための手段である。これからの教育はどうなるのだろう

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2019/05/19

2019/5/19 大学入試のあり方や教育の今後のあり方についての池上さんと佐藤さんの対談形式の本。 対談形式だったのでとても読みやすかったです。 内容に関してはというと、2020年の大学入試改革や、学習指導要領の変化に関して、今の日本の教育に関しての構造上の問題点を指摘していま...

2019/5/19 大学入試のあり方や教育の今後のあり方についての池上さんと佐藤さんの対談形式の本。 対談形式だったのでとても読みやすかったです。 内容に関してはというと、2020年の大学入試改革や、学習指導要領の変化に関して、今の日本の教育に関しての構造上の問題点を指摘しています。特に大学入試に関しては高校の段階で文系理系を早くから選別し特定の科目しか学ばせなないことで大学に入れることだだけを目的とした自称進学校、この本では受験刑務所と表現していましたが、そうしたことの問題点を考え直し、今後の日本の教育について新制度のもとにどのように変化して行ったらよいのかを考えさせられました。 大学と受験産業の切っても切れないつながりやら、高校と大学の接続をめぐる問題やら、子どもの現象にかかる大学の謎の増加やら考えるとたくさんのことがあります。 大学入試が変わるということは高校入試が変わり、高校入試が変わるということは中学での教える内容も変わり…どう変化に対応していくべきなのか考えて対応する力をつけていかないといけないなと思いました。

Posted byブクログ

2019/05/19

日本の教育の問題点や2020年からの教育改革の意義や必要性などが語られた対談本。 教育は国の基本。教育のあり方が変わる2020年からの教育改革は全ての国民が知っておくべきことだと思います。本書を読むことで2020年から教育がどう変わるのかを知ることができます。また、教育とは何か...

日本の教育の問題点や2020年からの教育改革の意義や必要性などが語られた対談本。 教育は国の基本。教育のあり方が変わる2020年からの教育改革は全ての国民が知っておくべきことだと思います。本書を読むことで2020年から教育がどう変わるのかを知ることができます。また、教育とは何かという本質もわかります。

Posted byブクログ

2019/05/12

対談形式でサクッと読めた。 池上さんと佐藤さんの対談本は、客観的な視点から問題提起ができている印象がある。本書でも教育に対して、複数の問題提起がされていてどれも納得できたし、どうにかしないといけないと思った。

Posted byブクログ

2019/05/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2019/4/27 ジュンク堂神戸住吉店にて購入。 2019/5/9〜5/11  池上・佐藤コンビが教育改革について対談。お二人の現状の捉え方に賛同。受験エリートが上級国家公務員になってからの日本の政治・行政はひどいものになったと思う。点を取れるエリートよりも、自分で考えて行動できるエリートを養成できるようなシステムが望ましいと思う(難しいだろうが)大学入試センター理事長との鼎談もあって、面白かった。

Posted byブクログ