慈雨 の商品レビュー
旅物語
ミステリーとしてより旅物語として楽しめた。 過去と現在を思いでを振り返りながら物語が続いていくので 色々と回収しながら面白く読めた。 読みやすいので、サクサク読める。 ミステリーとしては、物足りないかな。
ゆう
ドキドキしながら、最後は一気に読み終わった。 冤罪は怖い。でも上からの圧力や、自分の人生を棒に振ってまで真実を貫ける人は少ないと思う。 自分だったら、そこまで自分の責任と思えるかな。上の人のせいだと逃げてしまうかも。 財産まで無くして、これからどうやって生きていくんだろう?結局、...
ドキドキしながら、最後は一気に読み終わった。 冤罪は怖い。でも上からの圧力や、自分の人生を棒に振ってまで真実を貫ける人は少ないと思う。 自分だったら、そこまで自分の責任と思えるかな。上の人のせいだと逃げてしまうかも。 財産まで無くして、これからどうやって生きていくんだろう?結局、娘や妻に迷惑をかける事になるから、なんだか納得いかないような。
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- ネタバレ
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私的には、冤罪じゃない方が良かったな。 最近、立て続けに刑事物を読んだんだけど、 刑事さんの奥さんにはなれないなー。 ってか、刑事さんと話すのはしんどい。っーか、 心から楽しめない。 警察官って話してる時の目つきが独特だし。 職業病なんだろな。
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警察組織はやっぱり複雑だ。 いくら捜査内容に納得いかず、黒いモノに対しても上が白と言えば白になってしまう。 16年前に起きた幼女暴行殺害事件と類似した事件が発生する。 16年前、その捜査を担当していた陣場は逮捕された被疑者に対して疑念を持っていた。 それは逮捕の決め手となったD...
警察組織はやっぱり複雑だ。 いくら捜査内容に納得いかず、黒いモノに対しても上が白と言えば白になってしまう。 16年前に起きた幼女暴行殺害事件と類似した事件が発生する。 16年前、その捜査を担当していた陣場は逮捕された被疑者に対して疑念を持っていた。 それは逮捕の決め手となったDNA鑑定についてだ。 当時、DNA鑑定はまだまだ技術としては不安定で、精度としてはイマイチであり、捜査の参考程度に留めるものとされていたが、捜査が難航したこともあり、いち早い事件解決が求められていたため、解決を急いだ警察上層部は逮捕の決め手として一致した人物を逮捕した。 陣場はこのことに疑義を呈したが、警察上層部は警察組織の根底を揺るがすとし、疑義を棄却した背景がある。 陣場はずっと、あの事件は冤罪なんじゃないか...と悩み続けている中で起きた類似事件。 すでに定年退職した身ではあるが、気になる。。 外部アドバイザーのような立ち位置を確立して、信頼のおける部下と上司に連絡を取りつつ、事件の真相を探る。 この事件は16年前の事件と何かしらの繋がりがあるのか? 陣場の葛藤を想像しながら読むと、なかなか辛いものがありますが、読みやすい作品でした。
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過去の事件に対する元刑事の苦悩がすごく伝わってくる、この描写がすごい。香代子さんの人柄がまた素晴らしい。
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元刑事とその妻がお遍路している最中に、過去の忌まわしい事件とリンクしている事件が…! 冤罪か否か、いや、冤罪の可能性が高い事件で、悪夢にうなされ続けている神場。 元部下であり、娘の彼氏である緒方と事件解決に臨む。 とても重い作品だけど、とても引き込まれて、あっという間に読了...
元刑事とその妻がお遍路している最中に、過去の忌まわしい事件とリンクしている事件が…! 冤罪か否か、いや、冤罪の可能性が高い事件で、悪夢にうなされ続けている神場。 元部下であり、娘の彼氏である緒方と事件解決に臨む。 とても重い作品だけど、とても引き込まれて、あっという間に読了。 スッキリしないけど、これで良かったと思った。
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非常に重い話だったと思う。 警察を定年退職した男と現役の警察官の2人の視点でそれぞれの苦悩と決意が描かれている。 物語の先を考えると大円団とはいえないかもしれないが、覚悟をきめて事件をかいけつしにいく姿には感銘をうけた。
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正義感溢れていて、 でも、愛情も沢山感じられて 最後に、慈しみの雨が優しさで包んでくれて。 とても、良かった。 これは、文章で味わえる、本の良さだと感じました。
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とにかく面白かった。 一気に読んだ 四国の巡礼に参った訳と 家族の物語 警察の上部ので隠蔽 今 柚月さんにハマっている
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一風変わったシチュエーションで物語が展開してゆく。ラストシーンはホッとするような、でも相変わらず重いなあ。
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