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慈雨 の商品レビュー

3.7

323件のお客様レビュー

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    62

  2. 4つ

    121

  3. 3つ

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  4. 2つ

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旅物語

ミステリーとしてより旅物語として楽しめた。 過去と現在を思いでを振り返りながら物語が続いていくので 色々と回収しながら面白く読めた。 読みやすいので、サクサク読める。 ミステリーとしては、物足りないかな。

ゆう

2024/09/15

とにかく面白かった。 一気に読んだ 四国の巡礼に参った訳と 家族の物語 警察の上部ので隠蔽 今 柚月さんにハマっている

Posted byブクログ

2024/09/09

一風変わったシチュエーションで物語が展開してゆく。ラストシーンはホッとするような、でも相変わらず重いなあ。

Posted byブクログ

2024/08/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

過去に少女誘拐強姦殺害の事件にて冤罪逮捕をしてしまったという可能性を心に秘めながら、お遍路を巡る神場の葛藤を描いた物語。 時が流れ、再度同様の事件が起きて定年後の神場が事件と向き合うきっかけになるわけだが、心理描写がストレートに描かれていてとても入り込みやすい。物語自体が現代の事件を経て過去との決別という構図だから奇を衒っているわけでなく王道だなあという感じ。 生まれてくるのを祝福する人間は一人でも多い方がいい、とか、人生は天気と同じ、晴れる時と雨の時があってバランスが大事とか学ぶことが多い一冊でした。

Posted byブクログ

2024/08/20

現在捜査中の事件とリンクする過去の事件、妻との四国遍路の旅の中で辛い過去と向き合う主人公。。。過去と現在を行きつ戻りつするミステリー、イッキ読みでした

Posted byブクログ

2024/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

神場智則 警察官を定年退職。地元の高校を出てすぐ、警察官になった。二十代の大半を交番勤務で過ごし、夜長瀬駐在所に配属された。五年の駐在所勤務を終えたあと、所轄の交通課に呼ばれ、刑事課へ取り立てられた。それから退職するまでの二十六年間、所轄の強行犯係と県警の捜査一課を行き来した。最後は、県警の捜査一課強行犯係主任、階級は警部補で退職した。 香代子 神場の妻。 幸知 神場の娘。 マーサ 神場の愛犬。 須田健二 神場の二歳年上の先輩。神場に夜長瀬駐在所への異動を勧めた。職質を行った相手から刃物で刺され死亡。 岡田愛里菜 群馬県の尾原市に住む小学一年生の少女。行方不明になって遺体で見つかった。 金内純子 十六年前に行方不明となり、神場が遺体で発見する。 国分健也 純子ちゃん行方不明事件の捜査の指揮を執っていた。 八重樫一雄 純子ちゃん殺害の犯人。 緒方圭祐 神場の元部下。群馬県警捜査一課強行犯係に所属する刑事。幸知と付き合っている。 今藤隆司 神場が夜長瀬駐在所勤務を終えて、所轄の交通課から刑事課へ赴任したときの主任。 鷲尾訓 県警の捜査一課長。神場の二歳下。 節子 夜長瀬駐在所の集落の村田の家の嫁。義父の武男を殺した罪で逮捕された。 幸助 節子の夫。 武男 幸助の父。 キヨ 幸助の母。 高見 緒方とコンビを組んでいる後輩。 宮嶋 管理官。 祥子 須田の妻。幸恵が一歳を迎えた翌週に交通事故で急逝する。 幸恵 須田の娘。神場の養女となり、幸知と改名した。 落合 純子ちゃん事件の八重樫の取調べを行った県警捜査一課で落しの名人と謳われた警部補。 片桐真一 純子ちゃん事件当時の本部長。 塚原隆成 純子ちゃん事件当時の刑事部長。 千羽鶴 お遍路でお接待をする年配の女性。 佐々木健 愛里菜ちゃん事件の有力と思える被疑者。尾原市内の小学校の教諭。アリバイがあることが証明された。 川瀬 お遍路で神場と偶然三回出会う。過去に母親を殺してる。 馬淵 福岡刑務所所長。 丹波 福岡刑務者統括矯正処遇官。 山本 若手刑事。 土井 署長。 加部倫也 最重要被疑者リストのひとり。 平井 私服捜査官。

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2024/08/09

冤罪か否か?が白黒ハッキリしないのが残念で猛烈に知りたかったけど。 追記 緒方刑事はデキスギさんですねー

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2024/08/04

盤上の向日葵から2作目。重い十字架を背負った主人公の心中と情景の描写は秀逸です。柚月裕子さんの他の作品を読みたくなりました。

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2024/08/01

刑事を引退して、四国八十八ヶ所巡りをする神場は16年前の幼女誘拐事件に引っかかりを感じていた。 お遍路中に、県警で幼女誘拐遺棄事件が発生する。 現役刑事の緒方は神場に事件のことを相談し、八十八ヶ所巡りと共に事件解決に向けて動き出す。

Posted byブクログ

2024/07/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

評価が良かったので期待しすぎたかも。 私の求めていた結末にはならずにモヤっと。 怖がりなので夢のシーンはホラーのように怖くて読み進めるのをやめようかとも…。 ミステリーではないのかな?神場さんの人生を描いている物語だった。 最終的にアリナちゃんとジュンコちゃんの犯人だったのか、犯人の背景はどうだったのか、逮捕されたあとの神場の人生はどうだったのか…気になるところがありすぎた。 あと、冤罪につあて神場の退職金をあげるだの鷲尾が辞めるだの責任の取り方にも疑問。冤罪については国が莫大な金額を払うだろうし神場の退職金受け取る側もモヤっとするのでは。退職金をあげることで自分が楽になりたいだけな気がした。鷲尾の退職だって、あと2年同じことがないようにするのが務めではないのか?とモヤってしまった。 それぞれ神場さんの取り巻く登場人物は魅力的な人ばかりで特に緒方がかっこいいな〜と思いながら読んでいた。 お遍路しながら物語が進んでいくのだがお遍路シーンのたびにスピードが止まってしまい最後までイマイチハマりきれず。

Posted byブクログ