慈雨 の商品レビュー
朽ちないサクラ、月下のサクラ、からの柚月氏3冊目。警察小説作家さんだと知り、楽しみに。 警察小説と把握していたが、主人公は警察を退職し、妻と2人お遍路の旅に出ており、お遍路の途中で事件に?と、?を頭に掲げながら読み進めた。 2019年に書かれた作品のようなのだが、警察小説とし...
朽ちないサクラ、月下のサクラ、からの柚月氏3冊目。警察小説作家さんだと知り、楽しみに。 警察小説と把握していたが、主人公は警察を退職し、妻と2人お遍路の旅に出ており、お遍路の途中で事件に?と、?を頭に掲げながら読み進めた。 2019年に書かれた作品のようなのだが、警察小説としても新しい視点、観点の作品なのではないかと思う。 お遍路の旅をしながら過去へ思いを馳せ、過去の事件や自身の家族、人生、悔いても拭えない罪を描きながら、現在の事件とを結ぶ。 直接関わることはないにも関わらず、事件が展開し、解決へ導き、それに伴い、人としての思いや家族への思いにも深く入り込む。 分かりにくい印象はあるけれど、家族への愛情は豊かであり、刑事として心中に正義もある。 主人公としてはかなり渋いと思うが、それ故に味がある作品だと思う。
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お遍路というものに興味がもともとあり、それを題材にした内容で刑事モノってことで読んでみた 警察OBがお遍路へとある思いを背負い、夫婦で歩く そして娘と元部下の彼氏 未成年への殺人 色んなピースがうまく絡み、ストーリーが進んでいく ただお遍路を回ってるだけなのだが、捜査状況を元部...
お遍路というものに興味がもともとあり、それを題材にした内容で刑事モノってことで読んでみた 警察OBがお遍路へとある思いを背負い、夫婦で歩く そして娘と元部下の彼氏 未成年への殺人 色んなピースがうまく絡み、ストーリーが進んでいく ただお遍路を回ってるだけなのだが、捜査状況を元部下からの情報でのアドバイスとすることで昔の事件との関連など複雑に絡み合ってくる どんなラストに落とすのかとハラハラしながら読み進めた
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母の勧めで読んでみた本。 前半事件に進展がなくスピード感に欠ける気がしたが、後半どんどん面白くなっていった。警察官の正義感・責任感がかっこいい…自分もこんな誇りを持って仕事ができたらいいな。 ちょっとだけ、将来仕事を引退したら自分もお遍路をしてみたくなった。
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警察小説×安楽椅子探偵 と、解説にもあるが、いっけん地味に見える物語が、この設定のおかげでスピード感のあるサスペンスミステリーへと昇華している。 主人公のアラカン元刑事が、四国八十八ヶ所巡りを妻としながら、いっぽうで娘の交際相手刑事が事件解決に奔走する、、 そしてそれぞれが...
警察小説×安楽椅子探偵 と、解説にもあるが、いっけん地味に見える物語が、この設定のおかげでスピード感のあるサスペンスミステリーへと昇華している。 主人公のアラカン元刑事が、四国八十八ヶ所巡りを妻としながら、いっぽうで娘の交際相手刑事が事件解決に奔走する、、 そしてそれぞれが様々な思いを抱えながら成長していく、、 そして最後に降る雨は、、 楽しめる作品です。
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ちえちゃんから 何ヶ月も前に借りた本。 そろそろ読まなくては笑 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 群馬県警を定年退職した神場智則は、妻の香代子とともに、念願だった四国八十八箇所を徒歩で回る歩き遍路の旅に出た。旅先の旅館で、群馬県で行方不明だった小学一年生の愛里菜ちゃんが遺体で発見されたと...
ちえちゃんから 何ヶ月も前に借りた本。 そろそろ読まなくては笑 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 群馬県警を定年退職した神場智則は、妻の香代子とともに、念願だった四国八十八箇所を徒歩で回る歩き遍路の旅に出た。旅先の旅館で、群馬県で行方不明だった小学一年生の愛里菜ちゃんが遺体で発見されたとニュースが流れ、神場は動揺した。それは、十六年前に神場が捜査にあたった純子ちゃん殺害事件と酷似していたからだ。 神場は元部下で娘の恋人の緒方に助言を頼まれる形で、愛里菜ちゃん事件に協力することに─。 神場の巡礼には、過去に手がけた事件の被害者を弔うという理由の他に もう一つあった。 神場は過去に重大な過ちを犯していたことを後悔していた。 十六年前、犯人を挙げた純子ちゃん事件。 「冤罪の可能性があるのではないか」 その疑念を抱いたまま 。犯人は今も服役中だ。 愛里菜ちゃんの事件を追いながら、純子ちゃんの事件と再び向き合うこととなった神場。 二つの事件が無関係ではないとしたら…。 見て見ぬふりをしてきた「冤罪」という可能性を 再捜査するという葛藤と、愛里菜ちゃんを殺害した犯人に辿り着きたいという執念。 事件の真相が明らかになった時、 神場と緒方は覚悟を決める。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 四国遍路の旅、気になるなぁ 徒歩で約2ヶ月 それはちょっと無理そう(´•ᴗ•;ก) 定年退職した旦那さんと2ヶ月。 うん、どうなんだ。想像つかない。
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読書をしていてよかったと思える事のひとつに、全く興味の無いことでもほんのり知ることが出来ることだと思う。 四国八十八箇所なんて全く興味なかったけど、この本を読んで少し知れたし、ちょっと興味も湧いてきた。 全体的にスローテンポで前半は少し退屈だったけど、後半から面白くなってきた。...
読書をしていてよかったと思える事のひとつに、全く興味の無いことでもほんのり知ることが出来ることだと思う。 四国八十八箇所なんて全く興味なかったけど、この本を読んで少し知れたし、ちょっと興味も湧いてきた。 全体的にスローテンポで前半は少し退屈だったけど、後半から面白くなってきた。 みんなしっかり責任感を持って人生を歩んでいてうらやましい。とても真似出来ない。 ☆3.8
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母が貸してくれた本 主人公の過去や後悔の念を四国巡礼を通して共に見つめ直した様な感覚になる作品。特にラストが良かった。正直、淡々と終わってしまうのかなと思っていたので家族愛溢れる最後に感動! 作中に登場したお寺の場所や写真を検索しながら読み進めることができて楽しかった。
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お遍路さんにちょっと興味が湧いた。 でもこんなに長く夫婦で回れるかなぁ。 絶対うちなら置いて歩いて行かれそうだな。 旅なのにコンビニおにぎり?えー。ちゃんとしたご飯食べたい! とか 全く本編とは関係ないことばかり考えてしまった。 まぁ捜査が進まないの! 犯人像が浮かばないの! ...
お遍路さんにちょっと興味が湧いた。 でもこんなに長く夫婦で回れるかなぁ。 絶対うちなら置いて歩いて行かれそうだな。 旅なのにコンビニおにぎり?えー。ちゃんとしたご飯食べたい! とか 全く本編とは関係ないことばかり考えてしまった。 まぁ捜査が進まないの! 犯人像が浮かばないの! そして読み終わってやっと気付くおバカな私。 私の好きなミステリー本ではないのです。
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時々私の看板に偽りありの一冊。 2023年よまにゃの企画で購入。もともと電車に貼ってあった広告で気になっていたもの。 個人的にはミステリーではなく、殺人事件のエピソードが挟まれた警察もの… 警察という組織の大変さを思い知る… 公務員は本当に大変… 神場と鷲尾のような使命感の...
時々私の看板に偽りありの一冊。 2023年よまにゃの企画で購入。もともと電車に貼ってあった広告で気になっていたもの。 個人的にはミステリーではなく、殺人事件のエピソードが挟まれた警察もの… 警察という組織の大変さを思い知る… 公務員は本当に大変… 神場と鷲尾のような使命感のある人は、実際にいると思います。ただ、結果には結びつかず、ひっそりと定年を迎えるのでしょう。 早期退職は不遇だなんて…厳しい世界です。 エピソードとして使われた幼女の事件と、その舞台となった群馬県、お遍路の舞台の四国…などなどに思いを馳せ… 千羽さんのエピソードと川瀬のエピソードには泣きました。 エピソードの結論を知りたくて、3時間くらいで読了(笑)日本人作家さんの作品だと、たまにこういうことがあります。するする読み進む… 星3つは少ないんです。3.8くらい。でも4つだと多い… やはりちょっと最後の解決のきっかけなどが展開早すぎ…と。 神場と鷲尾の一石は、波紋にもならないかも…という現実的な展望もあり、この評価で。 でも重い読後感でした。
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面白かった。 退職してからお遍路さんを巡りながら、過去の思い残した事件に向き合い解決に辿り着く。警察小説でありながらヒューマンドラマのような。 しかし組織に立ち向かう勇気はすごいと思うけど、最終的な主人公の決断と責任の取り方にはどうしても賛同できない。 それは警察官としての...
面白かった。 退職してからお遍路さんを巡りながら、過去の思い残した事件に向き合い解決に辿り着く。警察小説でありながらヒューマンドラマのような。 しかし組織に立ち向かう勇気はすごいと思うけど、最終的な主人公の決断と責任の取り方にはどうしても賛同できない。 それは警察官としての職務の範疇を越えているし、国がやるべきことだと思う。
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