サブマリン の商品レビュー

伊坂幸太郎(著者)

2022/10/20

悪い人を殺すのは悪い事なのか？
脅迫している人を脅迫するのは？

生まれながらにして持っているもの、持っていないもの、選べないもの。

正解のない問い、重いテーマに愚直に向き合う主人公。こちらも一緒に、答えは出ないものの考えてしまいます。
でも、重いだけではなく。破天荒でエネルギッシュな陣内の言動が面白く、最後まで読めました。

2022/10/08

いろいろ考えさせられる話なんだろうけど、鴨居が気になって気になって。陣内さんもやっぱり歳には敵わないのか昔のがもっとあほだった、個人的にはチルドレン派。
鴨居のその後を知っている方は御一報下さい。

2022/10/03

チルドレンの続編とは知らずに、積読から既読へ。もう一回チルドレン読んでみよう！
陣内みたいな人、いるのです(笑)身近に(笑)
めちゃくちゃなんだけど筋が通っていて憎めない。
重いテーマである少年犯罪だが、作者の意図を理解でき、一筋の光を刺すラストに読み手も考えさせられ、共感する。伊坂ワールド全開です！

2022/09/30

相変わらず陣内さんの発言や行動が面白い
テーマ自体は答えがない難しい話だけど、キャラクターそれぞれが動き回り、繋がっていき、後半の伏線回収、重くなりすぎず最後まで楽しめた

2022/09/25

陣内と武藤、タイプは違うけどどちらも素敵なキャラだった

この物語の世界の話は、チルドレンみたいに短編集の方が好きだった

2022/09/23

陣内さん好きすぎてチルドレン読み終わるの寂しかったけど、この作品でまた会えてよかった。相変わらずぶっ飛んでてて好き

2022/09/23

家裁調査官のコンビが、少年たちや事件に関係する人々と向き合っていくストーリー。
自身の友人らもキャラクターが立っていて、深おもしろいです。

多くの他作品のように、追いかけられるようなハラハラ感やスピード感、薄気味悪い不安感などはなく、温かみを感じる安心感のある一冊です。

少年たちの心と向き合う様子に、じーんと心にしみるような満足感を覚え、ぜひまた再読したいと思いました。

前作「チルドレン」も数年前に既読ですが、チルドレン→サブマリンと通して再読したいなと思います。

2022/09/15

大好きな伊坂さんの、大好きなテイストの作品。

重く、答えのないテーマながら軽快かつウィットに富んだ会話で読み手を楽しませてくれ、けれど決してそのテーマを軽んじることなく、考えさせられる内容でした。

伊坂さんは、特にこれという答えは示しません。
でも読み終わった後、救われたような安堵感を覚えます。

世の中、どちらかと言えば答えが出ないことばかりで
いやになってしまうけれど、でも捨てたもんじゃないな、と思わせてくれる感じ。

面白かったです。
そして、何年経っても、伊坂さんの作品のレビューを書くのは難しいです。

2016年16冊目。

2022/08/28

少年犯罪、被害者と加害者…とても考えさせられる。重いテーマだけど、重々しくて説教くさくもなく読める。

陣内のキャラが本当に良い！
フロントガラスとから揚げの相性、騙されかけたし、面白すぎる。分かっていても、思わず検索してしまった笑

読了後は心温まる素敵な作品。
前作のチルドレンは内容がうろ覚えだから再読したい。

2022/08/05

面白い、、どんどん伏線回収されてって、
本当は救われるはずがなかった出来事が、人が、救われていく。
陣内さんみたいなやべえ人は現実にいたら本当にやばそうだけど、笑
こんな人が現実にいて誰かの日常が少しでも救われて欲しいと願ってしまう。

永瀬さん、チルドレンからずっとすきだなあ〜