レゾンデートル の商品レビュー
末期がんを告知された外科医のお話 その人生に連続鬼切り裂くジャックが絡んできて・・・ いろんな人の視点で語られる ストーリー展開はそれなりに楽しめましたが でも言ってしまえばありきたりな展開でもありました
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一瞬、知念さんの本だから助かるかも?しれないと思ってしまった。まあ、そこを考えないとしても、良い本だった。岬先生のような人に出会いたいと思った。
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主人公の命にタイムリミットがあるのは面白かったけど、説明くさいセリフや記述が多いのが少し気になりました。 あと、追うべき犯人と主人公が共犯になるのも面白いなぁ。
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軽快に読み進めた。 設定も、内容も面白かった。 人間関係のドロドロした感じも、男女のベタベタした感じもなく好感が持てた。 その中でもう一歩深みが欲しかったかな。
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積読してた本を片っ端から読もうシリーズ。 「リアルフェイス」に続き、知念実希人さんの作品を読みました。 デビュー作とは思えない完成度でした! 医療ミステリではないものの、やはり医療にまつわる描写力がすごい! 犯人は途中で読めてしまいましたが、スピード感もありラストまで一気読みでし...
積読してた本を片っ端から読もうシリーズ。 「リアルフェイス」に続き、知念実希人さんの作品を読みました。 デビュー作とは思えない完成度でした! 医療ミステリではないものの、やはり医療にまつわる描写力がすごい! 犯人は途中で読めてしまいましたが、スピード感もありラストまで一気読みでした。 大変な運命を背負った主人公岬でしたが、そんな岬への優しさ溢れるラストで良かったです。
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デビュー作品に戻りどんな作風なのか確かめたく一気に読了。楽しめました。いつもの医療関連のミステリーではない楽しさがありました。切ない終わり方は著者ならでは。だいすきな作家の一人です。⭕️
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最後、畳み掛けるようなスピード感。面白かった。まとまった時間がなかったので少しずつしか読めなかったが、時間があったらいっき読みしていたこと間違いなし。
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めちゃくちゃ面白かったです。映画を観ているような疾走感で一気読みでした。この本を皮切りにこの著者の作品をほとんど読みました。 ほとんどの作品がハッピーエンドじゃないし、哀しい余韻を残す終わり方が多いのに、スカッとするとゆうか、うーん、面白い❗️っと納得させられます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
内容というかアプローチ?が良いのは勿論のこと、全編に漂う冷静な余裕が凄まじい。 デビュー作にしてベテラン的風格(イメージ)。 改稿効果もあるのだろうけれど、末恐ろしいと思った。すき……。 末期癌の雄貴が死ぬのはわかっていたのに話が進むにつれてダイレクトに悲しくて、その切迫がわたしには珍しかった。 半ば茫然としてしまうような気持ちになった。 沙耶は友人の危機なのに逃げるだけで通報しようとすらしなかったり、信頼より情報が勝って雄貴を恐がったりと、気持ちを寄せられない箇所が散見しているのだけれど、元々女の子が十代の年の差恋愛って昔からあまり惹かれない方でありながらも、なんだかんだ沙耶にも入り込む向きはあった。 が、よりすきだったのは元恋人で同僚の女医の真琴だった。まあわたしの好みはそっちだ。知ってた。ふつうに通常営業である。 雄貴に迫る死が悲しくて、沙耶ではどっか物足りなくて、あんまり寂しいもんだから、真琴じゃだめですか……とか感情がやや勝手な方向へ行ったりしたんだけど、ラストシーンの彼女の台詞とか着地とかがすごく良くて、格好良すぎて、全然敵わないと思った。 心地好い読後感になって、素晴らしい締め方だと思った。 絶命シーンにややテンションが下がってしまったのが唯一のデビュー作らしい隙だと思った。 ああいうシーンは本当難しい……。迷いつつも減星した一番の理由だ。 悲鳴を台詞にしないとか、直前の緊迫は良かった。 それにしても雄貴、対沙耶(終盤の沙耶だけは助けたい願望は、自分はどちらにせよ死を免れられないにしても、まあ利己的だけど……)も対真琴もめちゃ優しい……。そりゃあ惚れる……。 ちゃんと頼れるひとっぽい上での困り顔が似合いすぎるし、特に「怒ってない」の表明はめちゃくちゃずるいと思った。
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日本内科学会認定医の作者が綴る、存在理由をテーマにしたサスペンスミステリー。 医学的知識が散りばめられていて、引き込まれる世界観。
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