とめどなく囁く の商品レビュー
なかなかのスリル。最後の最後まで元夫の生死がわからない。再婚相手の家族不和に巻き込まれていく。自分の夫にも知らない過去があるかも?知らない自分もある。相手によって自分も変わるんだなとも痛感した。
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ミステリーかと思うほど真相がわからない。もしかしたら、ミステリーなのか。ならば、謎解きの部分が山場にならないほどそこにたどり着くまでが長すぎる。主人公の夫たちの考え方が理解できない。女性の登場人物(主人公の含めて)が好きになれない。ラストは、これからどう生きていくのかと想像しつつ...
ミステリーかと思うほど真相がわからない。もしかしたら、ミステリーなのか。ならば、謎解きの部分が山場にならないほどそこにたどり着くまでが長すぎる。主人公の夫たちの考え方が理解できない。女性の登場人物(主人公の含めて)が好きになれない。ラストは、これからどう生きていくのかと想像しつつ、どうでもいいとも思ってしまった。桐野さんは大好きな作家さんなので、期待が大きすぎたのかもしれない。
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相模湾をのぞむ庭の風景を思い浮かべ、続きが気になりつつ読んだ。こういう人いるいると登場人物一人一人の顔も思い浮かんだ。 「他人に伝わらない思いをひとつ抱えるだけで老人になった気がするのだった。」 人生とは、それぞれが、他人とはわかち合えないその人特有の課題のようなものと向き合...
相模湾をのぞむ庭の風景を思い浮かべ、続きが気になりつつ読んだ。こういう人いるいると登場人物一人一人の顔も思い浮かんだ。 「他人に伝わらない思いをひとつ抱えるだけで老人になった気がするのだった。」 人生とは、それぞれが、他人とはわかち合えないその人特有の課題のようなものと向き合うということなのかなあと思うこの頃です。
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3.5 長い。はらはらドキドキしないのに、続きが気になってついつい読み進めてしまう感じ。でも読み終わっても、あんまりすっきりしない。それがこの本の良さなのかもしれないけど。
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図書館で借りた本。 海釣りに出掛けたまま、帰ってこなかった夫。7年待って、死亡扱いになり、親子ほど歳の離れた新しい夫と生活をするようになったある日。元義母からの電話で元夫が生きているのでは?と相談を受ける。同じ頃、実の父も元夫に似た男性を見かけたという。海で遭難したと思っていた夫...
図書館で借りた本。 海釣りに出掛けたまま、帰ってこなかった夫。7年待って、死亡扱いになり、親子ほど歳の離れた新しい夫と生活をするようになったある日。元義母からの電話で元夫が生きているのでは?と相談を受ける。同じ頃、実の父も元夫に似た男性を見かけたという。海で遭難したと思っていた夫は、果たして生きているのか?
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とても面白く読んだ。 豪邸に住みながら何処か虚無感を感じる 主人公、出て来る登場人物は皆何かしら 心に淀みを抱え仮面を被り生きているように 思った。ミステリーでもあるが、人間の孤独 や複雑な心の内を上手く取り上げた 深いミステリー。 そして、この本の題名の意味がよく分かる。
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二度と帰らないと決めたなら、最後までその決意を守り通して欲しい。中途半端が一番こたえるよ。 いなくなるなら、その理由をはっきりさせて欲しいところだけどなぁ。
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お金持ちの生活良いなと思ったけど、寝起きの白髪のおじいさんはいただけない。 邪悪と好悪が激しいという言葉が心に残った。面白かった。
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海で行方不明になった夫は果たして死んでしまったのかそれとも生きているのか。どっちつかずの状態で待ち続けるのは、さぞつらいだろうなと思います。自分だったらどうするかなと絶えず考えながら読みました。また、人の悪意が自分に向けられるのは本当に怖いです。 早く結末が知りたくて読み始めると...
海で行方不明になった夫は果たして死んでしまったのかそれとも生きているのか。どっちつかずの状態で待ち続けるのは、さぞつらいだろうなと思います。自分だったらどうするかなと絶えず考えながら読みました。また、人の悪意が自分に向けられるのは本当に怖いです。 早く結末が知りたくて読み始めるとやめられませんでした。
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8年前に海難事故で亡くなったはずの夫の影が再婚した早樹の周りでうごめく。 真相が知りたい早樹が事件を調べていくと意外な事実が判明していく。 再婚した70代の夫の子供たちとの人間関係などが心を波立たせる。 ミステリーとしては今一歩かもしれませんが 人間の心のひだをここまでかと描い...
8年前に海難事故で亡くなったはずの夫の影が再婚した早樹の周りでうごめく。 真相が知りたい早樹が事件を調べていくと意外な事実が判明していく。 再婚した70代の夫の子供たちとの人間関係などが心を波立たせる。 ミステリーとしては今一歩かもしれませんが 人間の心のひだをここまでかと描いていく。さすがな作品でした。
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