アフターデジタル の商品レビュー
リアルの世界もデジタル化しすべてのチャネルで顧客の行動を把握し改善することで、顧客に寄り添うサービスを提供していかないとこれからの企業は生き残っていけない。このことを先進的な中国企業を例としてとてもわかりやすく解説してくれる貴重な本。日本企業のすべての経営者・社員にとって必読とい...
リアルの世界もデジタル化しすべてのチャネルで顧客の行動を把握し改善することで、顧客に寄り添うサービスを提供していかないとこれからの企業は生き残っていけない。このことを先進的な中国企業を例としてとてもわかりやすく解説してくれる貴重な本。日本企業のすべての経営者・社員にとって必読といえます。
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感動感動感動。衝撃でした。 昨年評判になってたのは知ってましたが、本のタイトルが胡散臭いのであえて読んでませんでしたが後悔。。。 中国の事例が素晴らしい。再読必須。 ・平安保険グループ ・タクシー配車PF ディディ ・ネットスーパー フーマー ・シェアリング自転車 ・信用スコ...
感動感動感動。衝撃でした。 昨年評判になってたのは知ってましたが、本のタイトルが胡散臭いのであえて読んでませんでしたが後悔。。。 中国の事例が素晴らしい。再読必須。 ・平安保険グループ ・タクシー配車PF ディディ ・ネットスーパー フーマー ・シェアリング自転車 ・信用スコア 等々。
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勉強になりました! 中国から学ぶこと、すごく多いですね。 2020年時点で第15刷発行だそうです。 会社での年に一度のフォーラムでのパネルディスカッションにて藤井氏が登壇されるとのことで、事前勉強のために購入。 たしかに昨年ごろから新書のところにはずっと出ていて明るい表紙に気に...
勉強になりました! 中国から学ぶこと、すごく多いですね。 2020年時点で第15刷発行だそうです。 会社での年に一度のフォーラムでのパネルディスカッションにて藤井氏が登壇されるとのことで、事前勉強のために購入。 たしかに昨年ごろから新書のところにはずっと出ていて明るい表紙に気にはなっていた本。結果として買ってよかった。僕としてはまだまだ全く不勉強な領域の部分の理解の学習書となった。 「Online Merges with Offline」というオンラインとオフラインの壁がなくなり、オフラインはオンラインの中の特に一部の特異的な体験としてマージ(吸収)されるという概念は、なかなかナルホドと思った。(書籍内では『「オンラインとオフラインを融合し一体のものとした上で、これをオンラインにおける戦い方や競争原理と考えるデジタル成功企業の思考法』と表現しています) あとは事前に読んでおいたほうがよい本として「カスタマーサクセス――サブスクリプション時代に求められる「顧客の成功」10の原則」を読んでおくと、ハイタッチ、ロータッチ、テックタッチの概念がすっと理解できるからわかりやすいかもと思います。 さて、いつもの抜粋ですが、今回は気になった表現、というところなので、いつもとは若干ニュアンスが異なるかもしれません。 (もちろん本書の主要ポイントを抜粋しているわけでもありません、単なる個人的に気になったところの抜粋です) ではどうぞ。 ========== P24 よくある報道は、信用スコアが下がり過ぎて新幹線のチケットが買えなくなったとか、ディストピア的な管理社会につながるといった悲観的な内容です。私は実際中国に住んでいて、窮屈で肩身の狭い実感はありません。むしろ、信用スコアのサービスは「データを提供すると点数が上がってメリットがもらえるゲーム」といった印象です。 P38 3つ目の機能は、「ユーザーが歩くだけでたまるポイントシステム」です。いうならば単なる歩数計機能ですが、歩いてたまったポイントを、アプリ内の健康食品、美容品、医療品の購入時にお金として使うことができます。これだけ聞くと、なんとなくよくありそうな機能に聞こえるかもしれませんが、秀逸なのは、ユーザは1日が終わる前に1度アプリを開き、「歩いた分を換金する」というボタンを押さないと、歩数がリセットされてしまうという仕組みです。そのためユーザーは、必ず1日に1回はアプリを開く行動が習慣化しています。 P61 顧客は『オンラインとかオフラインとか』といちいち考えておらず、その時最も便利な方法で買いたいだけなので、我々は様々な選択肢を提供することが大事だと思っています。そのために無人コンビニも展開しているのです。 P75 フーマーが店舗を出す際、それらのデータを使って立地場所を選定するのです。消費金額が高い住民が住んでいて、できるだけオフィス街が含まれるエリアを選定しています。メインのターゲット層として特に注力しているのが「25歳から35歳の若くして結婚した女性で、価格よりも食材の鮮度や品質を優先する傾向のある消費者が集まるエリア」だそうです。 P131 例えば、高層マンションの上層階まで荷物を届けるとき、到着5分前に電話をして、「今から行きますので、もしよかったら帰りにゴミを捨ててきますのでゴミをまとめておいてください」と連絡するそうです。高層マンションの上層階に住む人は、下まで降りてゴミを捨てなければならないのが億劫なので、ジンドンの配達員は荷物を届けた後、その空いた手を使って自主的に代行しているそうです。 ==========
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中国の現状を甘く見てた。この変化を国内にもっと知らしめて欲しい。 一方でこの流れの中で普通の人達は対応出来るのだろうか?誰もがプラットフォーマーになれるわけでも無かろうに。
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日本が知らないデジタルトランスフォーメーション。 オフラインが存在しなくなるとは何か。 リアルな事象が全てデータ化される社会ということで理解した。 その膨大なデータを、どのようにユーザーエクスペリエンスにつなげるか、というのがデジタルトランスフォーメーションということか...
日本が知らないデジタルトランスフォーメーション。 オフラインが存在しなくなるとは何か。 リアルな事象が全てデータ化される社会ということで理解した。 その膨大なデータを、どのようにユーザーエクスペリエンスにつなげるか、というのがデジタルトランスフォーメーションということか。 アリババ、テンセントを例に取り、深圳でのケーススタディを挙げてアフターデジタルの未来を描く。 おじさんアナログ人間だからついていけないわぁ...。
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オフラインのない時代=オンラインで完結する時代というわけではないことが、本書を読むとわかる。OMO(Online-Merge-Offline )の時代では、オンラインやオフラインという境界線はなく、全ては融合されている。ビフォアデジタルである今は、オンラインとオフラインという二つ...
オフラインのない時代=オンラインで完結する時代というわけではないことが、本書を読むとわかる。OMO(Online-Merge-Offline )の時代では、オンラインやオフラインという境界線はなく、全ては融合されている。ビフォアデジタルである今は、オンラインとオフラインという二つの軸が同じ高さで立っているが、アフターデジタルの世界ではすべてがデジタル起点になるので、結果的にオフラインはオンラインに包含される図式になる。私たちは常にオンラインに接続しており、オンライン行動データもオフライン行動データも取れるようになる。 中国企業の例がとても分かりやすく、特に平安保険の革新的な取り組みには感服した。「状況」に応じて顧客との接点を作る。その接点からデータを得て、次の接点へとつなげる。きれいなカスタマージャーニーのサイクルが出来上がっていて、OMOの理想的な形をとっていることがよくわかる。 また、オフラインがオンラインに包含されるからと言って、店舗購入自体がなくなるわけではないという点が興味深かった。顧客はとにかく状況ごとに一番便利な方法を選びたいだけなので、オンライン一本に絞るということは必ずしも良い結果を招くわけではない。例えば、帰りがけに牛乳をスーパーで買うと思い立ったとき、その帰り道にスーパーがあることが顧客にとって最善の選択肢になる。企業は、このような行動データを収集・分析することでより顧客の行動に潜むニーズを知り、自社のサービスを高速で改善することができるようになる。今後はモノという資本ではなく、データ資本を持つ組織がヒエラルキーの頂点に立つ理由がよくわかる一冊だった。
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デジタルが完全に浸透した世界をアフターデジタルと呼んでいる。 そこでは、オンラインかオフラインか?ではなく、ベースがオンラインで、オフラインは数あるチャネルの1つ、という位置付けになる。 そこに発送の転換が求められ、そういう世界観をリアルに感じられるかが、今後ビジネスをしていく...
デジタルが完全に浸透した世界をアフターデジタルと呼んでいる。 そこでは、オンラインかオフラインか?ではなく、ベースがオンラインで、オフラインは数あるチャネルの1つ、という位置付けになる。 そこに発送の転換が求められ、そういう世界観をリアルに感じられるかが、今後ビジネスをしていくうえでカギとなる、と説く。 主に中国での事例が豊富に紹介されており、全く知らない、思いもよらないサービスなんかもあって驚いた。中国(正確には共産党の1党独裁体制。基本的に民間であっても情報や技術は抜かれるとみておいたほうがいい)に対しては警戒心を持っているが、学ぶべき点も多いのは事実で、取捨選択しながら引き続き中国の動向(特にテクノロジー系)には注目していきたい。
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表紙に書かれてある「オフラインのない時代に生き残る」の意味が最初全くわからなかったが、本書を通じて理解画深まった。身体性が失われるわけではなく、IoEの世の中になることで、オンラインとオフラインのない境界がなくなる世の中。指摘の通り、「デジタルをどう活用するか」レベルでしか考えて...
表紙に書かれてある「オフラインのない時代に生き残る」の意味が最初全くわからなかったが、本書を通じて理解画深まった。身体性が失われるわけではなく、IoEの世の中になることで、オンラインとオフラインのない境界がなくなる世の中。指摘の通り、「デジタルをどう活用するか」レベルでしか考えていなかったので目から鱗だった。事例として出ている中国企業は、名前や事業は聞いたことがあるものが多かったがその背景や本当の狙いを知ると衝撃的。特にフーマーの事例はアフターデジタルについての理解も深まるし、体験してみたいと思った。中国の学校へのAI導入やカーンアカデミーは知っていたが、教育✕AIのあり方は自分の仕事に大いに関わるのでさらに学んでいきたい。
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リアルにデジタルを反映するのではなく、デジタルの延長をリアルに再現すべきということは興味深い。 日本では一期一会を大切にするけれども、継続的な顧客満足ができていることは少ない、という内容はCRMなどで達成できていそうだったので、意外だった。 ウェブ関係ではないのでUXを囓ろうか迷...
リアルにデジタルを反映するのではなく、デジタルの延長をリアルに再現すべきということは興味深い。 日本では一期一会を大切にするけれども、継続的な顧客満足ができていることは少ない、という内容はCRMなどで達成できていそうだったので、意外だった。 ウェブ関係ではないのでUXを囓ろうか迷っていたけれども、本書で少し触れようと思えた。
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コロナ状況下でオフラインが機能しなくなった時に、オンラインをどうするべきかを検討している際に巡り合いました。 読む前はオフラインとオンラインを分けて考えていたため、「オフラインの代わりにオンラインってなれないよね」という結論に落ち入ってしまいました。この本と巡り合い「そもそもオ...
コロナ状況下でオフラインが機能しなくなった時に、オンラインをどうするべきかを検討している際に巡り合いました。 読む前はオフラインとオンラインを分けて考えていたため、「オフラインの代わりにオンラインってなれないよね」という結論に落ち入ってしまいました。この本と巡り合い「そもそもオフラインとオンラインは分けて考えるものではなく、統合され連続的な顧客とのタッチポイントになる」というOMOの視点が物事の見方をかえました。 オンライン・オフラインの在り方を考えている人は必読です。
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