麦本三歩の好きなもの の商品レビュー
日常系で若者に流行っているという情報を得て、こりゃ一丁読んでみるしかないかと思い読んでみました。 そして結果としてはかなり厳しい内容で、おじさんの心にはフィット出来ませんでした。 三歩ちゃんの天然っぷりと口調が相当寒く感じてしまい、読み通すのが少々きつかったです。 そうか、今はこ...
日常系で若者に流行っているという情報を得て、こりゃ一丁読んでみるしかないかと思い読んでみました。 そして結果としてはかなり厳しい内容で、おじさんの心にはフィット出来ませんでした。 三歩ちゃんの天然っぷりと口調が相当寒く感じてしまい、読み通すのが少々きつかったです。 そうか、今はこういう本が流行っているのか、と確認出来て良かった。
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ついダラダラと長い時間をかけて読んでしまった。でも、そのくらいで読んでいたい一冊な気もする。 最後の一章が1番好きだった。私も今日を好きでいたいなぁと思った。 毎日三歩と一緒にいるのは難しそうだけど、こういう人って近くにいてくれると実は良さそうと思う。
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よ、読みにくい! 思っていた倍読みにくい、酒に酔って流し読みくらいで丁度いいかもしれない。 なんでそう感じたのだろう? ひとつ。情報量が多い。 人間脳内ひとりごとはあるあるだし、自分にセルフツッコミを入れることも多々ある。それの再現をしているのも分かるつもり。 でも、内容が多...
よ、読みにくい! 思っていた倍読みにくい、酒に酔って流し読みくらいで丁度いいかもしれない。 なんでそう感じたのだろう? ひとつ。情報量が多い。 人間脳内ひとりごとはあるあるだし、自分にセルフツッコミを入れることも多々ある。それの再現をしているのも分かるつもり。 でも、内容が多すぎてとっ散らかっている。「紅茶」でいいところを「午後の紅茶レモンティー」と言ってしまうような無駄が多い。 ひとつ。語り手がいる。 さっきのやつも、三歩の一人称ならまだ行けたかもしれない。でも三人称なのだ。余計な語り手。それも情報量の多さに繋がるのでは? ひとつ。共感できない、世界に入り込めない。 感情移入できるか、もしくは世界にどっぷり浸かれるかが面白さのポイントの一つだと思う。 しかし、まず三歩に感情移入はできない。かといって、こんな人いそうだなという気にはもっとならない。 他の先輩みたいに分かりやすいキャラ設定ならお話だと割り切れたのに、不思議ちゃんともちょっと違う感じ、イメージがしにくい。 住野よるを厨二病を描く作家という間違った印象を持っていることもあり、尚更消化不良。
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住野さん、『きみの膵臓‥』とは作風が違くて驚いた。三歩さん、ちょっと天然すぎるけど、自分にも思い当たることが山ほどあるから笑っちゃう。アルアル自分。普段のささいなことに幸せ感じることは一生懸命生きてる証かもしれない。 〜おいしかったガトーショコラをもう一度味わいたかったら新たに食...
住野さん、『きみの膵臓‥』とは作風が違くて驚いた。三歩さん、ちょっと天然すぎるけど、自分にも思い当たることが山ほどあるから笑っちゃう。アルアル自分。普段のささいなことに幸せ感じることは一生懸命生きてる証かもしれない。 〜おいしかったガトーショコラをもう一度味わいたかったら新たに食べるしかない。それが出来るのは今日からの自分だけだ。食べたいのは今の自分だから過去の自分に渡してたまるか〜なるほどね。
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さんぽー!!!となでぐりしたくなるかわいいじっくりじっくり噛み締めたい本。 でも男友達に対して「死んでもいいよ」と言った三歩の誠実さに泣いたし、おかしな先輩が三歩に対して言ったことが自分にも当てはまるような気がしてぎゅーっとなる。 私は私の中に三歩がいると感じたけど、私が持ってないからほしいものを三歩がもってるとも感じた。不思議な感じ。
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独特な文型に慣れるのに最初は苦労。 読みにくさ的には 森見さんの『夜は短し歩けよ乙女』に 似てるなぁと思った。 天然な三歩ワールド?に なかなかついていけず…。 誰かに似てるなぁと 思ったら、のだめみたいだなと。 フィクションだから読めるけど 実際に三歩のような人がいたら...
独特な文型に慣れるのに最初は苦労。 読みにくさ的には 森見さんの『夜は短し歩けよ乙女』に 似てるなぁと思った。 天然な三歩ワールド?に なかなかついていけず…。 誰かに似てるなぁと 思ったら、のだめみたいだなと。 フィクションだから読めるけど 実際に三歩のような人がいたら 私は友達になれないだろうなと思ってしまった
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さらっと読めた。 ドジっ子愛されキャラを無意識に自覚しつつ、それでも精一杯に生きてます感は、まねも共感もできないけど、一度経験してみたいなとは思った。 周りにこんな人がいたとしても、自分にだいぶ余裕がないと先輩たちの対応はできないだろうなぁ。
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何が起こるわけでもないんだけど、三歩ちゃん、なんか好きだな。共感するところけっこうある。 すき間時間にさらさら読める。
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『不器用な天然娘、今日も我が道を行く』 大学図書館勤務の三歩。しょっちゅうミスをして先輩に怒られてばかり… 心温かい先輩たちに見守られ、今日もミスを恐れず我が道を行く!そんな彼女も彼女なりに一生懸命頑張ってるんだよね。頑張れ、三歩!
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"どこかで誰かが言っていた。無意味に散歩できる人こそが価値ある人間なのだと。" "無意味な日々も、意味ある瞬間もどっちも大切で、それが一番いいということなんだとのんきに思う。" "長い時間をかけていたんできたものには、それを大切に...
"どこかで誰かが言っていた。無意味に散歩できる人こそが価値ある人間なのだと。" "無意味な日々も、意味ある瞬間もどっちも大切で、それが一番いいということなんだとのんきに思う。" "長い時間をかけていたんできたものには、それを大切に扱ってきたたくさんの人と、それを守ってきた人がいます。新品のものよりも、たくさんの人の愛情が、仕事がそこにかけられているんですよ。" "君の辛さは、私には分からない。だから、もし、本当に何もかも耐えられないと思ったら、死んでもいい。止められない。死んじゃ駄目なんて、君の辛さが分からない私には決められない。君の人生だから" "どう変わってもいいよ。君がどれだけボロボロになっても、なんにもなくなっても、君が死んだとしても、君を好きなままの私が、少なくともいるから、安心して、生きてほしい" "自分の外見は武器だと胸を張り、傷つきながら戦っている、三歩はそれを知っている。" "神様というのは大抵、思い切りの良いものの味方なのである。" "でもちゃんと自覚して、反省するんなら、ささいなずるをして生きてる大人を間違ってるなんて言えない。" "折り返し地点なんてきっとない。今日も前に進んでいなくちゃ、今日これから起こる楽しいことを味わえない。" 最初は主人公・麦本三歩の言動があまり好きには感じられなかったが、彼女の、自分のしたいことにはまっすぐで、些細なことに幸せを感じながら生きている姿は素敵だなと思った。 本当に、何でもない日々にうんざりすることもあるけれど、そういう時は楽しみなことを作って、ワクワクするような毎日を送りたいと思った。
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