麦本三歩の好きなもの の商品レビュー
住野よるさん自体初めて読んだけどキャラも文体も苦手で無理でした。開始数頁で既に同僚にいたら苦笑いするレベルの言動の三歩ちゃんに不安を覚えながら読み進み、p24「どぅわおえあっという叫び声をあげそうになった」でもうやめました。ラノベ寄りだってわかってたらもう少し読めたかもしれません...
住野よるさん自体初めて読んだけどキャラも文体も苦手で無理でした。開始数頁で既に同僚にいたら苦笑いするレベルの言動の三歩ちゃんに不安を覚えながら読み進み、p24「どぅわおえあっという叫び声をあげそうになった」でもうやめました。ラノベ寄りだってわかってたらもう少し読めたかもしれません。期待値が高すぎました。
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ほのぼのとした日常、三歩ののほほ~んとした感じがよかった!社会人になってからのあぁーあるあるって共感出来る部分が多くて少しニマニマしながら読んでた。 何も考えず楽しく読める!
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のぼーっとしてて、かなりの大食な麦本さんの、何か起こりそうであまり何か起きることもない、でもそれがちょっと楽しい、散歩みたいな小説。 どこかにいそうだし、ところどころ「この人、僕かな…??」と思うこともあり、なんとも不思議な感覚。
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以前から気になっていた本。 三歩ワールド?よくわからなかった。「三歩だから」で許されること、確かにずるいと思う。それを本人に伝えた先輩は偉いと思う。ひとつ、三歩の行動で好きな場面があった。自殺を考えていた同級生にかけた言葉。
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◆ちょっと抜けてるけど愛おしい三歩の日常◆ 大学図書館で働く麦本三歩という女性の日常を描いた連続短編集。図書館は時々登場する程度ですが、大学図書館員の仕事が垣間見えます(※あなたの大学図書館に必ずしも当てはまるとは限りません)。職場の先輩たちとの軽妙な会話や、友人を心から大切に思...
◆ちょっと抜けてるけど愛おしい三歩の日常◆ 大学図書館で働く麦本三歩という女性の日常を描いた連続短編集。図書館は時々登場する程度ですが、大学図書館員の仕事が垣間見えます(※あなたの大学図書館に必ずしも当てはまるとは限りません)。職場の先輩たちとの軽妙な会話や、友人を心から大切に思う姿をみると、三歩が皆に愛される理由がわかる気がします。今日も怒られ、傷つきながらも、好きなものの話をしながら前向きに生きる。そんな姿に元気をもらえる一冊です。
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モモコグミカンパニーの表紙に一目惚れして読んだ。 文章の独特な書き方に若干疲れたけど、読み終わった後は、明るい気持ちになれた。 三歩のように好きなものに囲まれながら生きていけたらいいな。
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2021年9月30日読了。 『麦本三歩の好きなもの』住野よる(幻冬舎) 2019年にタイトルに惹かれて購入。 すぐに何ページか読んだがそのまま積ん読へ。 三歩ワールド全開な言葉が並び、初めて読んだとき挫折したのも無理はないと思いました。 正直に言うと住野よるは初めて読む作...
2021年9月30日読了。 『麦本三歩の好きなもの』住野よる(幻冬舎) 2019年にタイトルに惹かれて購入。 すぐに何ページか読んだがそのまま積ん読へ。 三歩ワールド全開な言葉が並び、初めて読んだとき挫折したのも無理はないと思いました。 正直に言うと住野よるは初めて読む作家さん。 あまり青春小説が好きではなく何となく避けていた作家さんでした。 「麦本三歩のなにげない日常」 と帯に書いてあり、日常系ならと手に取ったのだった。 文章はクセがある。 三歩のようにフワフワとしていてハッキリ言って読みづらい。 第二集が出ているらしいが購入しないかもと思いつつ半分まで読んでいたら三歩のリズムに慣れてきました。 男友達、女友達の話は良かった。 話に出てくるおかしな先輩のような気持ちに似たものがあり「なんだコイツ」感がありましたが読み進めてゆくと三歩の意外な一面を知り徐々に三歩ワールドにハマってゆきました。 第二集。読み終えた今の気持ちでは「買ってまた積ん読にするのも良いかもな」と思ったのでした。 他の住野よる作品が気になるところ。 「これなら読みやすいよ!」がありましたら教えてくださいね。
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「出来ればどうか自分も、嫌いなもののことじゃなく、好きなものの話をしていたいと三歩は願う。麦本三歩とは、そういう慎ましやかで贅沢な、どこにでもいる大人のことなのだ。」(287ページ) 大した事件が起きることも、驚くようなイベントがあるわけでもない。 ただ普通の日常を、ただ普通の...
「出来ればどうか自分も、嫌いなもののことじゃなく、好きなものの話をしていたいと三歩は願う。麦本三歩とは、そういう慎ましやかで贅沢な、どこにでもいる大人のことなのだ。」(287ページ) 大した事件が起きることも、驚くようなイベントがあるわけでもない。 ただ普通の日常を、ただ普通の大人が過ごすだけ。 それでも、嬉しいことや、好きなものにフォーカスするだけで明るくなる。
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腰を据えて読むのでは無く、空いている時間に読む本 日常の生活を何気なく過ごしていく中でも、前に進んで行かなくてはいけないので、好きなものを見つけて楽しく過ごして行こうとする三歩、同感です。
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麦本三歩のように生きたいと、読み終わってまず思った。 内容は短編集だが、共通しているのは日常が慎ましいながらに少しだけ幸せに彩られていること。私も、三歩のように少しの幸せを胸に仕舞いこんで、それを暖めて、そしてまた新しい幸せを宝箱に入れておきたい。 特に良かったのが、「麦本三歩...
麦本三歩のように生きたいと、読み終わってまず思った。 内容は短編集だが、共通しているのは日常が慎ましいながらに少しだけ幸せに彩られていること。私も、三歩のように少しの幸せを胸に仕舞いこんで、それを暖めて、そしてまた新しい幸せを宝箱に入れておきたい。 特に良かったのが、「麦本三歩は年上が好き」「麦本三歩は君が好き」「麦本三歩はファンサービスが好き」だった。 年上が好き、は、私もこんな風に休日を少し大雑把に、そして大切に過ごしたいと思えて、ファンサービスが好き、は私の友人を思い出してとても幸せな気持ちになれた。 どれもほんわかとした気持ちになれる反面、「麦本三歩は君が好き」は、この短編集の中でも唯一異質だった。 とてもほんわかとした気持ちにはならなかったが、代わりに彼が健やかに生きていけますように、という祈りが心に残った。 短編集だからどこからでも読めるということ、そして登場人物の名前が無いところ、それがいつでも読める手軽さとして良かった。
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