麦本三歩の好きなもの の商品レビュー
「むぎもとさんぽ」、大学図書館で働く二十代女子、名は体を表すように、ぼぅっとしていて、あせあせしている、ほっこりキャラの幸福な日常。 三歩として、三歩らしく、好きなものを選び続けながら、自分を甘やかしながら、でも少しのズルに心を痛めたりする主人公のおちゃらけな日々の想いを、苦笑し...
「むぎもとさんぽ」、大学図書館で働く二十代女子、名は体を表すように、ぼぅっとしていて、あせあせしている、ほっこりキャラの幸福な日常。 三歩として、三歩らしく、好きなものを選び続けながら、自分を甘やかしながら、でも少しのズルに心を痛めたりする主人公のおちゃらけな日々の想いを、苦笑しながら許してしまう。 19-48
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とても愛らしい主人公だった。人間味があり、飾らない感じに共感を持てる人も多いのでは?住野よるさんらしい描写もあり、ほのぼのした気持ちになりました。
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三歩さん自由でいいな~。 天然ではなく、自然体で生きている感じがいい。 図書館で諸先輩に囲まれながら成長する三歩さんは、慎ましやかな贅沢に満足し、人生を楽しんでいる。 周りをも素直にさせるそんな三歩さんでした。
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三歩は日々を丁寧に生きている。何でもない日常が綴られているけれど、何にも考えていないようでいろいろ考えて過ごしている。 「ファンサービスが好き」と「モントレーが好き」が特にお気に入り。麗しき友人の、自らの美しさにより、得する事も損する事もあるけど、それらを含めて全て受け入れ、戦い生きる覚悟が素敵だなと思った。みんないろいろあるもんだ。 「モントレーが好き」はヒヤヒヤする話で、三歩の心情がよく分かる。最終的にはおかしな先輩とくだらないやりとりをするくらいの関係になり、まさに雨降って地固まった感じ。なぜモントレーなのかは分からない。 話す度に噛む三歩のような人なんて実際にいないだろうと思うけれど、穏やかに続く毎日が心地良くて、三歩の日常をまだまだ覗いてみたいと思った。
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図書館勤務の20代女子、麦本三歩のなにげなく愛おしい日々を描いた傑作日常小説。 自分の好きなものに正直で、どんな時でもありのままな三歩の生き方に優しさと癒しをもらえた。 おだやかな日々に隠れている、あたたかで小さな幸せに気づかせてくれる1冊。
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住野よるさんの新刊ということで購入。 率直にいうと、こんなにふわふわしている主人公の本を始めて読んだ気がします 笑 ただ、たまにシリアス的な内容も含まれていて三歩だからこそぶち当たる問題もあって…。 でも、この本を読んで少しだけ心が安らいだ気がします。 現実に三歩みたいな子が近く...
住野よるさんの新刊ということで購入。 率直にいうと、こんなにふわふわしている主人公の本を始めて読んだ気がします 笑 ただ、たまにシリアス的な内容も含まれていて三歩だからこそぶち当たる問題もあって…。 でも、この本を読んで少しだけ心が安らいだ気がします。 現実に三歩みたいな子が近くにいたら、あまり好き好まないんでしょうけどね、笑笑
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ストーリーの中で大きな事件は何も起こらない。 しかし、そんな日常を思いっきり楽しめる三歩は素晴らしい女性だと感じました。 特に好きなシーンは「麦本三歩は君が好き」のラストです。 「次は二割ちょうだい」と発言した際に最初はこんな場所でもふざけられるのかと思いましたが、 その二割には、苦しみや悲しみ、痛みも含まれてるのではと考え、じんわりと感動しました。 この本を読み、何にも無い日々が最高に楽しくなりました。
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20190421 本屋でなんとなく惹かれて読む事に。この作者の初めての本。女性かと思って読み終わるまではプロフィールは確認しなかった。アニメオタクのような少女漫画のフレーズが少しズレてるような気がしてひょっとしたら男?と途中からわかった。主人公の周りの先輩達の描写も同じ。キミスイ...
20190421 本屋でなんとなく惹かれて読む事に。この作者の初めての本。女性かと思って読み終わるまではプロフィールは確認しなかった。アニメオタクのような少女漫画のフレーズが少しズレてるような気がしてひょっとしたら男?と途中からわかった。主人公の周りの先輩達の描写も同じ。キミスイから読み直そうと思う。
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ぼーっとしている、食べるのが好き、歩くのが好きな麦本三歩の何気ない日常を三歩目線で綴った小説。 不思議ちゃんの脳内を見せられているようで、ちょっと合わなかった… 何度注意されても同じミスするのに先輩のこと舐め腐っているとか現実にいると無理かも。 仕事に行くのがどうしても嫌な日が...
ぼーっとしている、食べるのが好き、歩くのが好きな麦本三歩の何気ない日常を三歩目線で綴った小説。 不思議ちゃんの脳内を見せられているようで、ちょっと合わなかった… 何度注意されても同じミスするのに先輩のこと舐め腐っているとか現実にいると無理かも。 仕事に行くのがどうしても嫌な日があるとか、小さなことを毎日頑張る糧にするとか、友達を尊敬してる所とか共感ポイントはあるけど。
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