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麦本三歩の好きなもの の商品レビュー

3.4

276件のお客様レビュー

  1. 5つ

    47

  2. 4つ

    67

  3. 3つ

    91

  4. 2つ

    36

  5. 1つ

    13

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2019/03/29

三歩は大学の図書館に勤務する20代女子。挙動不審な振る舞い、友達、職場の先輩について、お菓子について、彼女の日常を綴る。 柔らかい。彼女の心のうちが素直に出てる。親友と旅行に出た時の章は、メモしたい文とかいくつか。怖い先輩とかおかしな先輩とかいろんなタイプの先輩がいて三歩は良かっ...

三歩は大学の図書館に勤務する20代女子。挙動不審な振る舞い、友達、職場の先輩について、お菓子について、彼女の日常を綴る。 柔らかい。彼女の心のうちが素直に出てる。親友と旅行に出た時の章は、メモしたい文とかいくつか。怖い先輩とかおかしな先輩とかいろんなタイプの先輩がいて三歩は良かったですね。おかしな先輩とのやりとりも三歩にも私にも良かったな。想定全体も可愛らしく、女性向けかしらね。

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2019/04/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

図書館、予約1番目でラッキーでした。 うきうきしながら読みました。 麦本三歩は、ぼうっとしている。食べすぎ。おっちょこちょい。間抜け。 好きなものがたくさんあるのは幸せなことですね。 おいしそうなものが、たくさん出てきましたが、私はクリームパンが食べたくなりました。 面白かったです。 小説そのものが全部、麦本三歩みたいで、なんか新しいタイプの小説のように思いました。 すごくハッピーになれました。 「大したことは起こらない。謎も事件もファンタジーもなくても幸せ」。

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2019/03/25

三歩は傍目には、天然に見えても本人は一生懸命。 そして好きなものがはっきりしていて、自分のペースで日常を過ごしていて読んでいてうらやましくなる。 でも、自分の後輩だったら、私は、おかしな先輩のように、三歩に苦手意識があると思う。

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2019/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

麦本三歩という、どこにでもいそうな、世間では「天然」と評されるような、食べることが好きな女の子の日常を描く連作短編集。 面白い、というより、すんなり沁みてくる感じだった。最初は「どう受け止めたらいいのかな、これ」と思ってたけど、だんだん好きになってきた。好きな部分に付箋を貼っていったら、気付いたら7箇所にもなってた。 住野よるさんは若い子向けで青臭いイメージだったけど、これは割と好きだ。 なかでも好きだった箇所。 ===== 以前なら、(中略)会っていなくてもそんなことを考えていた。 それはそれで楽しかったけれど、でもきっと大変でもあったんだろう自分にとっては。幸せの中にある重労働。麻痺していて気がつかない重労働。しなくてよくなってら身軽になったのだ。 ===== 麦本三歩は夢を持っている。ありふれていて、それでいて大それた、決してくだらなくない夢。麦本三歩に生まれてよかったと、生きている間に出来る限り多く思いたい。 ===== でもそうだ、よくよく考えたら、三歩だから、って言葉の意味は。 他の人だったら、ダメってことだ。 つまり、自分だけが、ひいきしてもらってるってことだ。 それを受け入れてしまっていた。 それは、先輩の言う通り、おっきなずるってことになるのかもしれない。 =====

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2019/03/19

また新しい今日が始まる―】 きっと誰もが三歩で,でも少しずつ三歩出ないところがあって,感じることは違って毎日があって. ゆくりと一日が始まって. へこんで. 靴下を足の半分までだけ脱いでベッドに体を投げ出して哀しみのまま寝て起きたらお腹が減ってておいしいものを食べたら回復して. ...

また新しい今日が始まる―】 きっと誰もが三歩で,でも少しずつ三歩出ないところがあって,感じることは違って毎日があって. ゆくりと一日が始まって. へこんで. 靴下を足の半分までだけ脱いでベッドに体を投げ出して哀しみのまま寝て起きたらお腹が減ってておいしいものを食べたら回復して. ゆくりと一日が始まって. あなたの一日が始まって. その,どこか別の一日で,またこの本を読みにおいで.

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2019/03/24

朝寝坊、チーズ蒸しパン、そして本。好きなものが たくさんあるから、毎日はきっと楽しい…。 図書館勤務の20代女子、麦本三歩のなにげない 日常を描く。

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2019/06/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2019/03/19M予約 高評価が多かったので、どこで面白くなるのか引き込まれるのか、楽しみに読み進めたが、私には面白くもなんともなかった。 年齢的に合わないのかな…期待していただけに残念。

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2019/03/18

日常にある小さなたくさんの幸せを感じさせてくれる作品でした。 お気に入りの靴を履く。 お気に入りのパンを食べる。 たまには普段は食べない美味しいものを食べる。 たまには昔からの友達と飲みながら話をする。 これら1つ1つが彼女の生活を彩る宝物たち。 おっとりしていて、仕事のミスも...

日常にある小さなたくさんの幸せを感じさせてくれる作品でした。 お気に入りの靴を履く。 お気に入りのパンを食べる。 たまには普段は食べない美味しいものを食べる。 たまには昔からの友達と飲みながら話をする。 これら1つ1つが彼女の生活を彩る宝物たち。 おっとりしていて、仕事のミスも多いけれど、自分なりに一生懸命暮らしている彼女の生活にほっこりしました。

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2019/03/18

笑いあり、笑いあり、笑いありでとても面白かった笑 三歩の小さい幸せを見つける才能には脱帽。朝寝坊をして、好きなパンを食べて、買い物に行き、先輩と会いお茶をして…そんなありふれた日常を毎日幸せに感じることが出来る三歩の才能に読んでいる最中は常に垂涎の思いに駆られていた。自分ならきっ...

笑いあり、笑いあり、笑いありでとても面白かった笑 三歩の小さい幸せを見つける才能には脱帽。朝寝坊をして、好きなパンを食べて、買い物に行き、先輩と会いお茶をして…そんなありふれた日常を毎日幸せに感じることが出来る三歩の才能に読んでいる最中は常に垂涎の思いに駆られていた。自分ならきっと"退屈な毎日でつまらない、刺激が欲しい"と言ってしまいそうな気がする笑 こういう人を前にすると、自分が享受している幸せの意味をもう一度考え直してみなければという気持ちになる。 僕は三歩とこわい先輩とのやり取りが好きでした笑 住野よるさんの書く女の子はみんな純粋で可愛いな〜!

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2019/03/17

主人公の頭の中がおもしろくて何度も笑った! 怒られたりしてる日々も平和に描かれてて、 気が楽になる本でした!

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