麦本三歩の好きなもの の商品レビュー
作者が男性だから、麦本三歩は可愛く思えるのかな? わたしは自分が女性ということもあり、主人公のキャラが最後まで好きにはなれませんでした。周りにいても、友達にもなりたくないタイプ。 それよりも職場の先輩がみんな魅力的でした。
Posted by
いわゆる天然ドジっ子。明るく前向きではなく、楽して過ごしたいタイプの子。職場にいたらイライラしそうなので、職場の先輩方のほうに興味ある。
Posted by
俺は好き。なんでもない日常と、一挙一動を丁寧に書いているところがいい。この作者はあまり難しい言葉を使わず、あまり本を読まない人にも読みやすい書き方をする。疲れた頭でもすっと入ってくる。それでいて、自分と重ね合わせて考えさせられる場面もある。本棚に入れて、たまに読みたくなる本でした...
俺は好き。なんでもない日常と、一挙一動を丁寧に書いているところがいい。この作者はあまり難しい言葉を使わず、あまり本を読まない人にも読みやすい書き方をする。疲れた頭でもすっと入ってくる。それでいて、自分と重ね合わせて考えさせられる場面もある。本棚に入れて、たまに読みたくなる本でした。モントレーが好きが1番好き。
Posted by
住野よる史上 いちばんキュートな主人公 まさにその通りすぎた。 こんな人がいたら嫌かもしれないけど こんな人がいる世の中も悪くない。 綺麗で素敵な人間になりたいと思った。 住野よるさん素敵すぎるわ。 司書資格を余計にとりたくなる1冊。
Posted by
表紙のイラストも写真もまさに三歩と思いました。うまい。 三歩と似たような人がいて最初はかわいいなーと思っていましたが、自分のバケツ(許容量)があふれた後はイライラしかしなくなってしまいました。あの子もこんな考え方をしていたのかななどと思いながら読みました。 時々ならいいけどずっと...
表紙のイラストも写真もまさに三歩と思いました。うまい。 三歩と似たような人がいて最初はかわいいなーと思っていましたが、自分のバケツ(許容量)があふれた後はイライラしかしなくなってしまいました。あの子もこんな考え方をしていたのかななどと思いながら読みました。 時々ならいいけどずっとだとイライラしそうで、無理でした。
Posted by
何気ない彼女の日常を。 天然という言葉で終わらせてしまえば、それまでだけども彼女しか持ち合わせていない価値観があると言うと凄く特別に感じるよな。 独特の世界観を持っている彼女の日常は、時折落ち込む事はあれど楽しい事が沢山ありそうだな。
Posted by
それなりに真面目に生きていれば、こっそりガッツポーズしたくなるようなプチうれしいことだったり、普通のふりしてしょんぼりしてしまうようなちょこっと悲しいことが、結構毎日のようにあったりする。 そんなことたちにしっかり気持ちが動く三歩ちゃんは、自分の気持ちにだけじゃなく、周りの人にも...
それなりに真面目に生きていれば、こっそりガッツポーズしたくなるようなプチうれしいことだったり、普通のふりしてしょんぼりしてしまうようなちょこっと悲しいことが、結構毎日のようにあったりする。 そんなことたちにしっかり気持ちが動く三歩ちゃんは、自分の気持ちにだけじゃなく、周りの人にも彼女の精一杯で(本人はそんな自覚はないのだろうけど)コミットする。 大学時代の友達との水族館デートのエピソードは秀逸。 読んでると、同じことの繰り返しな毎日も悪くないなぁと素直に思える一冊だった。 あと、関西在住の私、三歩ちゃんがラジコで聴いてるラジオ番組のDJの「だいごさん」はあの大吾さんなのかなぁとちょっとうれしくなった。
Posted by
謎も事件もファンタジーもない。人生とは毎日の繰り返しの中に希望を見出すことで明日に進む。そういう本。ある意味小説というものへの挑戦的な内容。何も起きないので、読むのに時間かかった。
Posted by
積読してた本を片っ端から読もうシリーズ16冊目。 マイペースでちょっと抜けたカンジの主人公の日常を描いたエッセイみたいな小説。 日常の中で「楽しい」や「美味しい」や「幸せ」を ちゃんと感じながら生きて行きたいなと思いました。 ほっこり小説。
Posted by
人によって本を評価する基準は違う。同じ人でも本のジャンルによって基準が変わることもあるだろう。エッセイにはエッセイの、ミステリにはミステリの良さがある。私がここで言いたいのは個性を尊重しようとかそんなことではない。私が良い本だと思うのは読み終わった後に世界の見え方を変えてくれるよ...
人によって本を評価する基準は違う。同じ人でも本のジャンルによって基準が変わることもあるだろう。エッセイにはエッセイの、ミステリにはミステリの良さがある。私がここで言いたいのは個性を尊重しようとかそんなことではない。私が良い本だと思うのは読み終わった後に世界の見え方を変えてくれるような本である、ということを言いたかったのだ。そういった意味でこの本は私にとって良い本であった。この本の主人公である麦本三歩は普通の人だ。少し名前が珍しくて、不器用だという特徴はあるけれど決して一般人の範疇を超えることはない。しかしそんな彼女のふつーーーーの日常を少しだけ詳細に描くだけで物語として成立してしまう。この事実は私の日常を少しだけ色付けてくれた。すっかりマンネリ化してしまった毎日も、言葉にしようと意識すればそこに新たな気づきが生まれるだろう。もしかしたらそうして出来上がった物語を面白がってくれる人がいるかもしれない。もしいなくてもそれはそれでいいのだ。私は今日も私として生きる。
Posted by