ひとんち 澤村伊智短編集 の商品レビュー
澤村伊智さんの短編集。 続きが気になって一気に読めました。 でも怖さは全く感じなかったなあ。 一番面白かったのは、ありふれた映像。確かにこういう映像ってしっかり見ないかも。
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図書館。 あー、面白かった。ホラーでもありSFでもあり。最後の書き下ろしなんか、犬木加奈子の漫画になりそう。表題作はモニョったところもあるけれど、良かったなー。
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てっきりホラーばかりなのだと思っていたが澤村のバリエーションは一つのジャンルに留まることをよしとしないらしい。 不条理ホラーからダークファンタジー、果てはSFまでと様々である。 そのどれも一癖二癖ある作品に仕上がっていて普通の結末ではない。読んでいていい意味でひっくり返った。一筋...
てっきりホラーばかりなのだと思っていたが澤村のバリエーションは一つのジャンルに留まることをよしとしないらしい。 不条理ホラーからダークファンタジー、果てはSFまでと様々である。 そのどれも一癖二癖ある作品に仕上がっていて普通の結末ではない。読んでいていい意味でひっくり返った。一筋縄ではいかない短編集である。
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日常からずれた奇妙な世界観が, 不安と恐怖をかきたてる。 ひとんち:家庭常識のズレ 夢の行き先:席順に移動する悪夢 死神:押し付けられた災厄 じぶんち:家族が消えた家
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面白かった。 私は特に、「宮本くんの手」「ありふれた映像」「ひとんち」が面白いと感じた。 それぞれの恐怖感に共感ができた。
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意味が全然わからなかった。面白いって続けて読んでいた著者に打撃を与えられるというか、挑戦を投げつけられたような、理解の範疇を越え過ぎて惰性で読む。
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おどろおどろした怖さというものは無かったですが、何とも不安というか嫌〜な気持ちになる短編集でした。「宮本くんの手」が、とても印象深いです。
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初めから最後まで好き ありふれた映像はかなりゾクゾクした 表題作含めファンタジーやSFチックなホラー作品が並んでいて好みだった。1話30ページなのも読みやすい 比嘉姉妹シリーズばっかり書いてないで他のも書いて欲しいと思った
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著者初読み。 「ひとんち」「夢の行き先」「闇の花園」「ありふれた映像」「宮本くんの手」「シュマシラ」「死神」「じぶんち」8話収録の短編集。 不気味さ漂う装丁が内容とマッチしている。 ホラー作品集だが、それ程の恐怖は感じず、終始どんよりとした灰色の空間の中で佇んでいる様な雰囲...
著者初読み。 「ひとんち」「夢の行き先」「闇の花園」「ありふれた映像」「宮本くんの手」「シュマシラ」「死神」「じぶんち」8話収録の短編集。 不気味さ漂う装丁が内容とマッチしている。 ホラー作品集だが、それ程の恐怖は感じず、終始どんよりとした灰色の空間の中で佇んでいる様な雰囲気。 印象深いのは、3人の女性の噛み合わない会話が続いた後、最後に待ち受けていた物の気味悪さを感じた『ひとんち』 5年生のクラスメイトが順番に同じ夢を見続ける『夢の行き先』は結末が気になり一気読み。 ソフトホラーなので怖い話が苦手な人でも大丈夫。
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デビュー作『ぼぎわんが、来る』で話題を攫ったホラー小説界期待の俊英が、恐怖と異形、人間心理の暗部にこだわりぬいて紡いた八編。(アマゾン紹介文) ジャンルがバラバラなホラー短編集。 途中になんじゃこりゃというものはありつつ、全体的にはそつなく楽しめた。
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