1,800円以上の注文で送料無料

ひとんち 澤村伊智短編集 の商品レビュー

3.4

49件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    22

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/03/21

得体の知れない恐怖、のようなものを集めた短編集のようなもの。 ひとんち よその家では当たり前のことが、とてつもなく異常なこともある…という人間の怖さ 夢の行き先 よくあるホラー話のようなもの。オチがわかりやすい 闇の花園 悪魔の話 ありふれた映像 事実か、心霊か分からない…とい...

得体の知れない恐怖、のようなものを集めた短編集のようなもの。 ひとんち よその家では当たり前のことが、とてつもなく異常なこともある…という人間の怖さ 夢の行き先 よくあるホラー話のようなもの。オチがわかりやすい 闇の花園 悪魔の話 ありふれた映像 事実か、心霊か分からない…という現代の心霊現象にもつながるかなと思う 宮本くんの手 ホラー、というよりこれも不思議な話 シュマシラ 怪談?というか恐怖体験の類 死神 これもまた不気味で、得体の知れない話 じぶんち SF感のある話。個人的には好きな設定というかこれも得体の知れない恐怖

Posted byブクログ

2021/02/13

「ぼぎわんがくる」 の澤村伊智による 短編集 ホラー小説は どれを手にしたらいいのか 分からず あまり読まないんだけど ぼぎわんがくる の作者なら 間違いないだろうと 読んでみた 短編集だから サクサク読めて じわりと怖い そして これ読ん...

「ぼぎわんがくる」 の澤村伊智による 短編集 ホラー小説は どれを手にしたらいいのか 分からず あまり読まないんだけど ぼぎわんがくる の作者なら 間違いないだろうと 読んでみた 短編集だから サクサク読めて じわりと怖い そして これ読んだ日 怖い夢を見て マジで 怖かった笑

Posted byブクログ

2020/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

澤村伊智の短編集。 ほんとこの人のホラーは読んでいる間中不協和音が鳴っているというか、黒板をひっかく音が遠くでずっとしているような気持ち悪さがある。そしてそこが良い。 個人的には「シュマシラ」が好き。

Posted byブクログ

2020/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

普通だと思っていても、それが普通じゃないことがたくさんある。例えば家のマイルール、風習。そういうのは、どこにだってある。でも、その言葉だけでは補いきれないぐらい気味の悪いものが、日常に忍び込んでいたら……?今まで澤村伊智さんの作品を何作か読んできたが、これが一番面白くて好み。一部を除いて絶対的な化け物が出てくるわけでも、幽霊が出てくるわけでもない。日常にすっと差し込まれる奇怪な影、そのさり気なさが余計に気持ち悪い。 もしかしたら、自分が認識してないだけであってこういうこともあるのかもしれない、と思わせる。特に「ありふれた映像」の不気味たるや。「ありふれた映像」の中にVHSの中身を描写したシーンがあるが、情景が想像しやすい文章(特にホラーのモニュメンタリー、ホラーPOVを好んでみる人はそうかも)のため、ビデオの中身を非常にリアルに想像できた。 他の作品も、比喩などが直接的で分かりやすく想像しては、背後が気になった。お化け屋敷のように突発的に驚かせてくるのではなく、ただひたすら背後を足音を立てず(それでいてわかりやすくヒタヒタと)ついてこられている気分。 読んでいてとても尻の据わりが悪い。暗がりが気になる。怖い。私もふとした瞬間にこんな悪夢に見舞われるかもしれないと、思わされる。

Posted byブクログ

2020/08/18

サクサク読めて、ちょっと背筋がゾクッとするホラー短編集でした。 人の怖さから、心霊、妖怪、異世界などいろんなジャンルのホラー詰め合わせ。 私としては、「シュマシラ」がいちばん好き。 妖怪を追って行方不明者が出て、その人を探して自分もいつの間にか異世界に迷い込んで、何とか無事に戻...

サクサク読めて、ちょっと背筋がゾクッとするホラー短編集でした。 人の怖さから、心霊、妖怪、異世界などいろんなジャンルのホラー詰め合わせ。 私としては、「シュマシラ」がいちばん好き。 妖怪を追って行方不明者が出て、その人を探して自分もいつの間にか異世界に迷い込んで、何とか無事に戻ってこれて。あの迷い込んだ異世界は人間ではない何かが妖怪をコレクションしているのではないか、、、という最後の終わり方もめっちゃ自分好みでした。 「死神」「じぶんち」も良かった。 すごく怖いわけではないけど、ソファに座って読んでいる途中少し背後が気になるような。 消したテレビの画面に映る自分の影が気になるような。 布団からはみ出した自分の足元が気になるような。 そんな1冊でした。

Posted byブクログ

2020/05/13

ホラー短編集。日常の隣から異世界があふれ出し、じわじわと忍び寄り、そして一気に襲い掛かってくる印象の作品ばかり。「常識」って何なのか、ちょっと揺らいでくる気分もします。 お気に入りは「ありふれた映像」。いちばんありそうな話で、その正体がはっきりしない怖さもあり、いちばん嫌な物語。...

ホラー短編集。日常の隣から異世界があふれ出し、じわじわと忍び寄り、そして一気に襲い掛かってくる印象の作品ばかり。「常識」って何なのか、ちょっと揺らいでくる気分もします。 お気に入りは「ありふれた映像」。いちばんありそうな話で、その正体がはっきりしない怖さもあり、いちばん嫌な物語。そこかしこで見かけるあれをじっくり見てみたくなるような、それが怖くなるような気も。 「夢の行き先」はどこかしらユーモラスな印象もあるのですが。それでもやっぱり怖いよねえ。いったい何が起こったのでしょう。 そして「シュマシラ」。なんだか気になる名前がいっぱい出てきます……そのうち別の作品に取り上げられたりもするのかな、とわくわくしてしまいましたが。あそこに迷い込んでしまうのはごめんだ。

Posted byブクログ

2020/04/23

日常にあるホラーなんだろうけどあまり納得は行ってない。もっとドキドキしたかったのになぁ。 澤村さんはホラー度が高い他の長編の作品が好き。

Posted byブクログ

2020/03/12

2020.3.11 途中までは怖くて何が起こるんだろうどうなるんだろうってすごく面白いのに、最後のオチが非常にイマイチ。残念。 2話目のオチにがっかりでそこで読むのをやめようと思ったけどなんだかんだ全部読んでしまった。 全8話の中で一番怖かったのは「ありふれた映像」。 途中ま...

2020.3.11 途中までは怖くて何が起こるんだろうどうなるんだろうってすごく面白いのに、最後のオチが非常にイマイチ。残念。 2話目のオチにがっかりでそこで読むのをやめようと思ったけどなんだかんだ全部読んでしまった。 全8話の中で一番怖かったのは「ありふれた映像」。 途中まで怖かったけどオチがイマイチだったのはゴスロリ親子の行く末「闇の花園」。 途中までドキドキするくらい怖かったのに友達からの電話で一気に興ざめしたのは「じぶんち」。

Posted byブクログ

2020/03/11

図書館にて。 幽霊ものを期待して読んだのだが、それだけではなくSFや人間の怖さのような物語もあった。 さらりと読めて楽しめた。 『闇の花園』は新しい感じ。

Posted byブクログ

2020/01/25

今までよりは怖くないけど、いろいろ考えていくとやっぱり怖い。日常に潜む怪異という感じ。怖いものは実は隣にいるって感じが背筋にゾワゾワしたものがはしる…。

Posted byブクログ