新章 神様のカルテ の商品レビュー
久しぶりの神様のカルテ このシリーズを読むといつも清々しさを感じる。 心を洗われる。 真面目=真剣勝負 みな、悩みはするけれど潔いからだろうか。 今回は大学院生でありながら、大学病院で働き、 後輩指導、研究論文、アルバイト、引きの栗原は変わらず、大忙し。小春も生まれて、ハルと...
久しぶりの神様のカルテ このシリーズを読むといつも清々しさを感じる。 心を洗われる。 真面目=真剣勝負 みな、悩みはするけれど潔いからだろうか。 今回は大学院生でありながら、大学病院で働き、 後輩指導、研究論文、アルバイト、引きの栗原は変わらず、大忙し。小春も生まれて、ハルとは支え合う仲睦まじさ。 29才の膵臓癌の二木さんのお話を軸に 人間模様、成長が書かれている
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待望の新章シリーズ 読了 本庄病院の登場人物も味があって良かったが、新シリーズも一癖あって魅力的だ・・・利休、お嬢、鬼切に御家老。 栗原 一止は、所違えど患者への応対や人としての信条は、誰が相手でも場所も違えど不変だ。 「いくら相手がバカであっても面と向かっていう、良い言葉で...
待望の新章シリーズ 読了 本庄病院の登場人物も味があって良かったが、新シリーズも一癖あって魅力的だ・・・利休、お嬢、鬼切に御家老。 栗原 一止は、所違えど患者への応対や人としての信条は、誰が相手でも場所も違えど不変だ。 「いくら相手がバカであっても面と向かっていう、良い言葉ではない」 「ご主人の不安はなくならない。我々のなすべき事は、不安がなくなる迄待つ事ではなく、不安を抱えるご主人に向かって、゛それでも大丈夫なのだ゛と告げる事。どれほど不安でも、゛我々が全力で支えるから心配するな゛と。」 大丈夫といえばもう1つ、ハルが一止に語る場面も印象的。 心配はあっても「大丈夫でないことも、全部含めて大丈夫です。」 この一言 大丈夫は、普段からよく使うことが多い。 その場合、確かに大丈夫でないときも多い気がする。 よく口にするこの言葉は、魔法のことばなんだと。 読み終わって、心が晴れ渡るように心地良い。 まるで黒澤映画、『雨あがる』を見終わった後のように。
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やっぱり、大好きです! イチさんと、彼を取り巻く仕事と人間模様。 今回も、涙なしには見られない1冊でした。 イチさんには、ずっと、「患者の話を」してくれるお医者さんでいてほしいです。
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状況の変化が大きく、先が気になって一気読み! 舞台は大学病院。個性的な医師だらけで、衝突もあり、暴走もあり。 大きな組織ともなれば、全員が同じ哲学で同じ方向を向いていることは仕事がやりやすいし、安定する。一方で変化は少ない。 逆に色々なタイプの個性が集まる組織では、意見の相違やや...
状況の変化が大きく、先が気になって一気読み! 舞台は大学病院。個性的な医師だらけで、衝突もあり、暴走もあり。 大きな組織ともなれば、全員が同じ哲学で同じ方向を向いていることは仕事がやりやすいし、安定する。一方で変化は少ない。 逆に色々なタイプの個性が集まる組織では、意見の相違ややりにくさもあるけれど、新たな発見や大きな変化のチャンスが多くなる。結果的に後者の方が進歩するかもしれない…。 心配事が次々と起こるストーリーの中で、熱さ・優しさ・しなやかさがあちこちに感じられる。どんな境遇の人が読んでも、自分の感情と照らし合わせて物語の世界に入り込んで行けると思う。
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2020.6.21 読了 やっぱりやっぱり好きですー! てか、状況が めっちゃ変わってるー! イチさんとハルの!! いつの間に?! 他にもいろいろと状況が変わりつつあり。。。 後半は 数ページごとに 涙がジワるということになり、 これは 日曜の今日中に読んでしまわないと...
2020.6.21 読了 やっぱりやっぱり好きですー! てか、状況が めっちゃ変わってるー! イチさんとハルの!! いつの間に?! 他にもいろいろと状況が変わりつつあり。。。 後半は 数ページごとに 涙がジワるということになり、 これは 日曜の今日中に読んでしまわないと 会社で こんなにずっと涙ぐめない!と思い 必死で読み進めました。 続編に期待です!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大学病院に移っての初めての物語。 はるとの間に、一子ができて、 登場人物が一新した中での、新たな物語。 相変わらずのイチト節が楽しかったです。
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久々に読み応えのある充実した1冊だった。 白い巨塔が抱える煩雑性とそれでも、その地域を支える偉大性がよく描かれている。 今回も一止はもちろん3班の医師はみな曲者揃いの個性派で、命に真摯に向き合っている姿勢は共通している。 最後の一止の人事に、大学病院だって根本は人間の集まりからで...
久々に読み応えのある充実した1冊だった。 白い巨塔が抱える煩雑性とそれでも、その地域を支える偉大性がよく描かれている。 今回も一止はもちろん3班の医師はみな曲者揃いの個性派で、命に真摯に向き合っている姿勢は共通している。 最後の一止の人事に、大学病院だって根本は人間の集まりからできてるんだと嬉しくなった。 御岳荘はどうなるんだろう…。これは、まだ続くな
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今までとは打って変わった新しい話だったけど、1〜3および0でのエピソードがいたるところに散りばめられていてよかった。やっぱりこの小説は読了後なんとなく温かい気持ちになる。小春ちゃんの描写が可愛すぎる。
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また彼らに会えて、ほんとに良かった。時間を重ね、いい感じに成長してましたね。最後ほろっとさせてもらったし、相変わらず好きなシリーズです。
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さわやかな、少し寂しい風が吹いた。この物語は必ずしもハッピーエンドにならない(前の古狐先生のときもそうだった)。でも、それでもさわやかに感じるのはみんなが真剣に生に、自分の仕事に向き合っているからだろうか。
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