新章 神様のカルテ の商品レビュー
医療物なのでやはり涙無くしては読めません。 栗原一止先生、いつも心ある診療を続けています。 大学病院としては困る事でも、患者の為なら色々手を尽くしてくれます。 こういうお医者さんが身近に入たら心強いだろうなと思います。 大学病院の先生は多忙ですね。 今回気が付いたのですが、銘酒...
医療物なのでやはり涙無くしては読めません。 栗原一止先生、いつも心ある診療を続けています。 大学病院としては困る事でも、患者の為なら色々手を尽くしてくれます。 こういうお医者さんが身近に入たら心強いだろうなと思います。 大学病院の先生は多忙ですね。 今回気が付いたのですが、銘酒が沢山出てきました。 今迄の作品にも出ていたのかもしれませんが、今回気になりました。 自分が日本酒を飲むようになったからかしら? いくつか試してみようかな?
Posted by
人間最後まで生き抜くことの大切さを問うた作品。きっと2巻3巻を読んでいればもっと理解も深まった作品だろうと思う。1巻を読んでこの作品を読んだので登場人物の関係性がどうやら薄くなってしまったんだと思う。 生きることは義務なのか?これには少し疑問も残る。世界には、長年の痛みによる苦痛...
人間最後まで生き抜くことの大切さを問うた作品。きっと2巻3巻を読んでいればもっと理解も深まった作品だろうと思う。1巻を読んでこの作品を読んだので登場人物の関係性がどうやら薄くなってしまったんだと思う。 生きることは義務なのか?これには少し疑問も残る。世界には、長年の痛みによる苦痛を背負ってきたものは安楽死を自らに施すというチョイスも格段に増えている。なぜなら、それが本人の意思であって彼らの家族の意志でもあるからだ。もちろん健康に生きているときに全力で生きるというのは大前提であるが、ただ、本人にとっての生死とは権利であるのではないかと思う。
Posted by
信州が主人公の正統派小説だ 奇跡もないし、どんでん返しもない。鯨等一郎氏のノリと伊坂幸太郎氏のテンポがマジックテープであわせ、そこからユーモア部分をほんの少し削った感じかなぁ。 シリーズ初体験なんだけど、全巻制覇が楽しみだ。とても面白かった。また、散りばめられたセンテンス...
信州が主人公の正統派小説だ 奇跡もないし、どんでん返しもない。鯨等一郎氏のノリと伊坂幸太郎氏のテンポがマジックテープであわせ、そこからユーモア部分をほんの少し削った感じかなぁ。 シリーズ初体験なんだけど、全巻制覇が楽しみだ。とても面白かった。また、散りばめられたセンテンスはどれも重みがあり、作者さんの文学知見が推定できる。限りなく医学部に近い文科系さんだね。
Posted by
大学病院に移った栗原一止のその後。大学病院ならではの権威にともすれば心をすり減らしながら、難しい症例に悩み、患者の要求に真摯に応えようとする一止たち。理不尽な医局の体制に憤りながら、それでもこの医局が地域医療を支える基盤であることを知っている一止。これからも、新シリーズは続くこと...
大学病院に移った栗原一止のその後。大学病院ならではの権威にともすれば心をすり減らしながら、難しい症例に悩み、患者の要求に真摯に応えようとする一止たち。理不尽な医局の体制に憤りながら、それでもこの医局が地域医療を支える基盤であることを知っている一止。これからも、新シリーズは続くことを期待したい。
Posted by
大きな組織になればなるほど、その中で自分の信念を貫くのは難しくなるのだなぁと思いました。 医療の目的も、本来は「患者を助ける」というシンプルなものであるはずなのに・・・責任問題になることを恐れたり、ガイドラインを守ろうとするあまり、複雑化したり、本末転倒になったり。医療はあくまで...
大きな組織になればなるほど、その中で自分の信念を貫くのは難しくなるのだなぁと思いました。 医療の目的も、本来は「患者を助ける」というシンプルなものであるはずなのに・・・責任問題になることを恐れたり、ガイドラインを守ろうとするあまり、複雑化したり、本末転倒になったり。医療はあくまで患者の心に寄り添うものであって欲しい。 ただ、医局にも良いところ、すごいところがあるし、医師の待遇や勤務状況を見ると簡単に「患者ファーストになれ」と言えない部分もありますよね。 良い面、悪い面の両方を理解した上で、理想を捨てず、野望を持つ北条先生。そして栗原先生のような人達が増えてくれたら・・・。少しずつでも変わっていけば・・・。 未来は明るいと信じたいです(小説の中の話だけでなく、現実の医療の世界でも)。
Posted by
読んでいるうちに、神様のカルテ独特の世界へ連れて行かれる。医師の何気ない日常だろうが医師では無い私には、非日常。信州に行き、常念岳や安曇野を眺めてみたい。作者の風景を見てみたい。
Posted by
好きなシリーズのひとつ。 一止が親ばかになっているのがまた良い。 大学病院勤務とはそんなにキツいものだったとは。 また、日本酒の名前がたくさん出てくるのですごく呑みたくなった。
Posted by
子持ちになったり、結婚したり。助けたくても助けられない命。仕事、育児、介護、看取り。人生色々。思うようにいかなくても、前に進むしかない。
Posted by
幼い子どもがいる、若いがん患者の治療をどのように進めるのか。 がん患者やその家族の想いを汲み取りながら、治療にあたる栗原先生たちの姿勢に、感動した。 実際、家族ががんになって、余命わずかだと宣告されたら、栗原先生の言葉にどれだけ助けられるだろう。 「大丈夫でないことも含めて、全部...
幼い子どもがいる、若いがん患者の治療をどのように進めるのか。 がん患者やその家族の想いを汲み取りながら、治療にあたる栗原先生たちの姿勢に、感動した。 実際、家族ががんになって、余命わずかだと宣告されたら、栗原先生の言葉にどれだけ助けられるだろう。 「大丈夫でないことも含めて、全部大丈夫」
Posted by
シリーズ最新作。 一止先生は、本庄病院から大学病院へ。そこでもまた一癖ある人々に囲まれながらも、医療と賢明に向き合う。 本庄病院のときにはなかった、大学ならではの課題とも向き合い、そして研究もしながら沢山の患者たちと奮闘する。 今までとの大きな違いは、小春という娘がいること。そし...
シリーズ最新作。 一止先生は、本庄病院から大学病院へ。そこでもまた一癖ある人々に囲まれながらも、医療と賢明に向き合う。 本庄病院のときにはなかった、大学ならではの課題とも向き合い、そして研究もしながら沢山の患者たちと奮闘する。 今までとの大きな違いは、小春という娘がいること。そして一止先生も後輩達を抱え、自ら指導する立場となったこと。 若い患者、二木さんとのふれ合いも心に染み入るし、カンファでの一止の立ち振る舞いも心揺さぶられる。 患者のことを一番に考える信念は本当にずっと変わらない。こんな先生がいたら私ももし病気になったら、診てもらっても良いかもな。 大好きなシリーズ。まだまだ続けて欲しい。小春ちゃんの体も気になるし。
Posted by